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管理人の徒然
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あっと言う間に6月もあとわずかとなってしまいました。ベルファンにとってこの時期はどうしても心騒いでしまいますね。あれやこれや忙しく、なかなか進みませんが少しずつでも書いています。
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雨の多い一週間でございましたね。西日本地域では大雨が降り、被害がでた地域も多数あったそうです。
被害地域の一日も早い復旧を祈るばかりです。

今週も週間残業時間は7時間。恒常的に残業があるという事は、やっぱり少し業務の割り振りを検討しなきゃいけないという事なんでしょうねえ。仕事に人が割り振られているのではなく、人に仕事が割り振られているのが現状で、雑務から高次の仕事まで持っていると、全体の効率としては非常に悪くなるんですけどね・・・・。中間管理職の悲哀を感じるこの頃でございます。

管理人の心の赴くままというか、管理人の嗜好性しか考慮していないサイトにも関わらず、励ましのお言葉をお寄せいただきありがとうございます。再燃組の方々にとって、SSの存在は驚きだと思います。私も2009年の宝塚公演を見てベル熱を再燃させた者ですから、非常に良くわかります。大人になって原作を読み返した時の新鮮な驚きと感動は、それこそ、少女の頃の初恋の相手が、年月を経て、更に魅力的な大人になって、目の前に現れたかのようなときめきと似ているのではないかと思います。

ファンの皆様ひとりひとりが心の中に「MYオスカル様」「MYアンドレ」をお持ちだと思います。お訪ね下さった方のお好みに、私が描いた二人があう事もあるでしょうし、あわない事もあるでしょう。もしあわなくても、どうかゆるして下さい。あくまで私が描く事ができるのは、私自身の思い描く二人でしかありません。器用な方なら、自在に様々な二人を描き分けることも可能かと思いますが、不器用で頑固者なので、今までもこれからも、「MY OA」にこだわり続けていくしかありません・・・。

オスカル様とアンドレの恋は、管理人の恋愛観、人生観に大きな影響を与えたと思っています。かぴぱら氏との運命的な出合いと結婚は、困難と苦労の連続でありましたが、銀婚式を迎えるまで続いたのは、やはり、1人の人を愛し続ける事とはいかなることかを、オスカル様とアンドレの人生を通して学んでいたからかもしれません。

オスカル様の人生にあこがれていましたけれど、多分管理人の人生は、アンドレのそれに近いのではないかと思います。かぴぱら氏はオスカル様とは月とすっぽんではありますが、自分の確固たる信念の為には、寝食を忘れ打ちこみ、困難にも敢然と立ち向かっていく勇気があります。家庭人としては、非常に困ったちゃんなかぴぱら氏ですが、社会人としてはとても有能で素晴らしい人だと思っています。
その尊敬があるから、離婚してやる~!!と何度も叫びながらも、続いているんだろうなあと思うのですよ。・・・。

いつもかぴぱら氏をペット扱いしちゃってますけど、愛があるんですよ~。なにしろ実利的なものを何も求めないくらい可愛いんです。

53歳なのに、きれいな巻毛には白髪がほとんどありません。鬢のところに数本白髪があるだけ。それなのに、それをすごく気にしてました。今朝ふと気がついたらなんと白髪がない。どうやら、昨晩私が遊びに行って留守だったのをいい事に、こそこそとメンズビ○ンを買ってきて染めたらしい。それを指摘したら、すごく照れくさそうな顔をしたんですよ。その照れ笑いが可愛い。

昨日自分で買ってきたサクランボが思いのほか美味しかったらしく、「とても美味しかったので、残しておきました。」とか言って、わざわざ冷蔵庫からパックを取り出してみせて、「褒めて褒めて~」という顔をする。パックごと持ってくるんじゃなくて、洗ってもって来てくれたら100点なんですけどね。全部食べないで、食べさせたいから残しておいたっていう気持ちを表してくれたんだから、やっぱり、可愛いなあ~って思う。

正直、53のおっさんがする事でもないと思うんですよ。でも、そこが超ラブリー。かぴぱら氏の仕事ぶりを見ていると、絶対に一緒に仕事をしたくないと思うくらい厳しいのに、家では、超お間抜けで子供っぽい。完全に家族を信用し安心しきっている。男だから家族を守らなきゃいけないなんて気負いは微塵もなく、やりたい仕事にほとんど全力投入しちゃっているかぴぱら氏は、夫に守ってもらいたい妻だったら、やってられないでしょうね。お互い既成概念からかけ離れた夫と妻かもしれないけれど、これでうまくいくならいいんでしょう。

今日6月23日は、オスカル様の人生にとって、一大転機となった一日でありました。アンドレに愛を告げ、晴れて恋人同士となった二人ですが、蜜月は僅かに3週間。困難があるほど恋は燃え上がるものですが、歴史の大事件のまっただ中で、大きな決断を迫られるO様の恋の炎は正に劫火のごときものだったんじゃないでしょうか・・・。三が日まで、あと3週間・・・・。7月4日から10日ほど仕事がめいっぱい詰まっているので、妄想時間の確保がどうなることか・・・・。できるだけ頑張りたいと思います。




今週の残業合計は8時間。一日分余分に仕事したってわけですね。仕事の平日が終われば楽しいお遊びの日。今週末は、駒込の東洋文庫ミュージアムで開催中の「マリー・アントワネットと東洋の貴婦人展」を見に行きました。

今週は特にこれが見たいという企画もなかったので、かねてから1度は行ってみたいと思っていた『六義園』に行こうと思い立ち、その近辺でなにか見られるものはないかと探してみました。そうしたら『六義園』の目と鼻の先にある東洋文庫ミュージアムで、とってもそそられる企画があったではありませんか!!これはもう行くしかありません。

お遊び企画の楽しみの一つはランチです。東洋文庫ミュージアムのHPを見たら、小岩井農場さん運営のカフェレストラン「オリエント・カフェ」があるではありませんか!『文庫ランチ・マリーアントワネット』1800円10食限定というメニューに目が釘付け!!なになになに~????これはもう、行って食べるしかない!こうして、駒込駅11時過ぎに某嬢と待ち合わせ、意気揚々と東洋文庫ミュージアムへと乗り込んだのであります。

しかし・・・・、入口には無情にも、『オリエント・カフェは本日ランチタイムは貸切予約の為ご利用いただけません』という張り紙が。なんという事でしょう・・・。がっかりです。すっかりランチは『文庫ランチ・マリーアントワネット』と思って、お腹を空かせたまま来たというのに・・・。

仕方がないので、駒込駅まで戻ろうとした道すがら、小さなフレンチレストランを発見。お腹も空いているし、駅まで戻るのも面倒くさいのでここでいいよね~とばかりに入りました。期待は全然していなかったのですが、これが結構良かったんです。地元では人気のお店らしく、私達が入るとすぐに満席になってしまいました。お料理も美味しかったのですが、デザートが充実していて、人気もうなづけました。すっかりお腹を満たし、東洋文庫ミュージアムに戻りました。

東洋文庫ミュージアムHP⇒

今まで知らなくてなんて残念な事をして来たんだろう!本フェチにはたまらない空間です。東洋文庫の中核コレクションの1つ『モリソン・コレクション』をおさめた部屋は天井までびっちり本が詰まっていて、その空間を眺めているだけでうっとりしてしまいます。ああ~!こんな風に本に囲まれて、好きな本に耽溺したい!!おかれた肘掛椅子に腰をおろし、10分ぐらい妄想に浸ってしまいました。

常設展はいくつかのコーナーに分かれ、珍しい書籍が展示され、デジタルプログラムで貴重な書籍の挿絵を自在に拡大してみたりする事ができます。

企画展「マリー・アントワネットと東洋の貴婦人展」では、マリー・アントワネットの所蔵品だった『イエズス界宣教師らによる外国宣教に関する教化的で興味深い書簡集』26巻が展示されています。赤く染められた革張りの小ぶりの本にマリーアントワネットの所蔵品であった事を示す金の紋章が押されています。専修大学図書館の『ベルンシュタイン・コレクション』といい、東洋文庫のこのコレクションといい、なんでこんな貴重なものが日本に在るのかと不思議でなりません。

マリー・アントワネットは母后マリア・テレジアから譲られた漆器コレクションを持っていたそうですが、今回の展示で驚いたのは、ウイーンの宮廷で、細川ガラシャをヒロインとした音楽劇『気丈な貴婦人』という作品が上演され、ハプスブルグ家の人々のお気に入りであったという事です。(日本人研究者が最近になって記録を発見したのだそうです。)

それにしても、革命に散った悲劇の王妃マリー・アントワネットが、日本の戦国時代にキリスト教の信仰に殉じて命を散らした細川ガラシャの物語に親しんでいたとは!

細川ガラシャの辞世の歌、「散りぬべき 時しりてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ」が
マリー・アントワネットの最期の心境と重なり、余りの因縁の深さに驚きを禁じ得ませんでした。そして、更に鳥肌が立ったのは、二人の享年が同じ37であったこと。

東洋文庫ミュージアムではいろいろな講演会や講習・シンポジウムなどが開催されているようです。これからちょっと気をつけてチェックしていきたいと思います。

さて、2時間近く展示を堪能した後、『六義園』へ。今日は雨もすっかり止んでよい天気。園内はアジサイが丁度見ごろでした。鮮やかな青いアジサイ、可憐なガクアジサイなど、いろいろな種類を楽しみながら園内を1時間ほどかけて一周。途中茶屋で冷やし甘酒をいただきました。氷を浮かべた甘酒は、喉越しもよく、池を渡る風を受けながら、本当に気持ち良くリラックスできました。東京には江戸時代からの由緒ある庭園がいくつか公園として残っています。こうした公園をめぐるのも楽しいですね。

今日は本当に有意義な一日を過ごせたと思います。明日は午前中家のリセット作業。午後は着付け教室です。夜はかぴぱら氏の為に父の日メニューを頑張らないと。

こういう週末の気分転換があるから、平日の仕事が乗りきれるのでしょうね。ポリニャック伯爵夫人病の事なんか忘れちゃうくらい夢中で過ごしちゃえばいいんですよね。
6月に入って俄かに忙しくなってきてしまい、今週は月曜日から残業。今日は水曜日なので本来はノー残業デーなんですが、取引先の営業さんが終業時間間際にかけ込みでやってきて、対応していたらやっぱり1時間残業・・・。宮仕えの身ですから、仕方無いですね。いろいろいつも頑張って下さる営業さんですから、むげにできないし。

日曜から北海道に出張していたかぴぱら氏が昨晩遅くに帰宅して、今日は在宅勤務。夕飯を作っておいてくれるかな?と淡い期待をもって帰宅したところ、玄関を開けると何やら美味しそうな匂いが!
台所に行くと、かぴぱら氏ならぬ娘が丁度晩御飯の支度を終えたところでした。

今日のメニューは、玉ねぎと若布のお味噌汁、スモークサーモンサラダ、豚肉と野菜と白滝のピリ辛味噌炒め、かぴぱら氏の北海道土産のイクラの醤油漬け、デザートはリンゴ。

娘曰く、「お父が、『ご飯を炊いておきましたから、○○がおかずを作ってください!』って私の部屋に来て言うんだもん。仕方ないから作った~」のだそうです。

レパートリーは少ないけれど、まずまず食べられる物を作れるようになった娘を、父であるかぴぱら氏は、最近上手に使っています。先にご飯を炊いて、何もしていないわけではないという主張するところが、やはり亀の甲より年の功と言えますね。帰宅後すぐに夕食となり、とてもうれしかったのですが、かぴぱら氏も娘も、本日の営業は終了とばかりに夕食後は勝手に思い思いの事を始めるから、片づけは私がする事になりました。まあ、食器洗い機に残菜を払ってセットするだけなんですけどね・・・。

我が家は昔から合宿所みたいな家でしたけど、子供が大きくなるほどにその傾向が強まっているように思います。かの磯野家の対極にあるような家だなあと思います。どんなに散らかっていても、質素な食事でも、家族がのんびりくつろげればそこが家庭で、生活の本拠地なんですよね。

秋には息子がいよいよ独り立ちへの第一歩を踏み出します。自分もそうでしたけど、大人になったら親の手の内から子供が巣立つのは当たり前。巣立つ子供を笑って送りだせる親でいたいものです。
あれこれ忙しい平日を5日間すごし、今日は土曜日、週末です!!
今日は渋谷アップリンクで封切られた「世界が食べられなくなる日」という映画を見に行きました。
http://www.uplink.co.jp/sekatabe/

遺伝子組換作物を長期間にわたり摂取した場合、動物にどんな影響が出るのか?実際に様々な困難を乗り越えながら行われた実験についてのドキュメンタリー映画です。

遺伝子組換作物はすでに私達の食生活の隅々にまで行きわたっているという事実とその安全性確認が、僅か3カ月の実験によってしかなされていないという事に驚愕しました。

今回の実験結果に対し、検証実験とかがされていかないと、すぐにどうだこうだとも言えないのじゃないの?と思うのです。人口増加に伴う食糧増産は今後ますます必要になっていくし、気候変動などで、食糧生産が減れば、まず量の確保が必要だとなるかもしれません。選択は選択肢がある時にしか可能ではないのも事実です。現代社会は複雑で、この方法が一番いいですってなかなか言い切れない。

放射能や遺伝子組換え植物の拡散は、どちらも目に見えないし、体内に入っていつどのように、どんな影響が出てくるかわからないという怖さがあります。子供や孫の世代が負の遺産を背負わされるのもむごいと思います。

放射能の問題も、遺伝子組換作物の問題も、まずは知って、考えてみる事だと思います。知らない事には始まりません。問題点はどこなのか?自分はどうその問題を解決したいのか?自分ができる行動は何か?

多分、みんなそれぞれの考えや行動があると思うんです。どれが正しいとか間違っているとか、言い切るのは難しい。言い切ったところで、状況はどんどん変化しちゃうし。それでも、それぞれの人が一生懸命考えて、行動していくことでしか社会は変わらないのだと思うのですよ。一見ばらばらでまとまりがなく、対立しているように見えても、方向性が見えてくる日がくると思うんです。一番良くないのは、知ろうともせず、考えもせず、行動もせずって事ではないかと思います。

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