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管理人の徒然
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先週末までの締め切りの仕事をかたずける為、無理をしたせいか、今週はどうにも疲労感が抜けません。緊急な仕事以外はあまり手をつけず、早めに家に帰って気分転換を図ったりしていました。日本人女性の平均的な「卒業」は、50歳だとか。勿論、早い方、遅い方がいるそうですが、そろそろそういう年齢なので、いろいろな症状は仕方ないことなんだろうと思います。まあ、思春期と反対の事が身体の中で起こっている訳ですから、同様の揺れがあって当然と頭で理解しても、コントロールし難い気持ちのアップダウンや体調不良には正直、まいりますねえ・・・。リアルタイマー世代はちょうど、「P伯夫人病」に悩まされる時期なんでしょうかしらねえ・・・。この時期を上手に乗り切れれば、その後が楽らしいので、気をつけていきたいと思います。

今日は上野の西洋美術館に「ミケランジェロ展」を見に行きました。ランチ集合で、東京文化会館の上野精養軒のレストランで昼間っからビールを注文してランチを楽しみました。ほろ酔い気分で展覧会を見るっていいじゃないですか~。

「ミケランジェロ展」はルネサンスの3巨匠のトリを務める展覧会です。お天気も上々で、上野公園は大変な人出でございましたが、素描が中心の地味目な展覧会でしたので、ほどほどは混んではいましたが、芋の子洗いというほどでもなく、そこそこに楽しむ事ができました。15歳のミケランジェロの作品「階段の聖母」は、清純で繊細で美しかったです。僅か15歳の作品とは思えぬ完成度は、さすがだなあと思いましたけど、全盛期の彼の作品は、男・男・男・・・・!だし、女性も余りに逞しく、男性的な肉体で、もしかして、ミケランジェロは生身の女性と接する機会がなかったの?って思うくらいなんですよね。ラファエロは女たらしで有名で、実地で女性の全てを知りつくしていたから、あんな女性像が描けたのかしら?って思います。

ミケランジェロの手紙等も出品されていましたが、とても細やかで几帳面な人柄が透けて見えるような書体でした。ミケランジェロってなんとなく、複雑な内面を持っている人だったような気がします。ベートーベンみたいなタイプでしょうかしら?最晩年の木彫が出品されていましたけど、なんだか、痛々しくも感じました。なんででしょうねえ・・・・。 

現在、常設展示の方でル・コルビジェの企画展も行われているので、いつもの場所にいつもの作品がなくてちょっと戸惑いました。コンパクトですが、西洋美術館の常設展は西洋美術史の流れが追いかけられるので好きなんですが、お疲れ気味の時には、初期ルネサンスあたりとか、18世紀あたりが心地いいです。18世紀の絵は甘さがあっていいですねえ・・・。頭使わなくていいっていう感じ。決して悪い意味じゃなくて、洗練されていて目に心地良いんですよね。やっぱり「あの時代」なんでしょうかねえ。

「P伯夫人病」に負けない為にも、上手にストレス解消をしていかないといけません。来週は三菱一号館当たりに行こうかなあと思います。

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