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管理人の徒然
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驟雨のあと、完結いたしました。
なんとか11月30日に間に合いました。思った以上にオスカル様視点は難しかったです。
書いてみてやはりオスカル様は女性なので、男性のように単純な割り切りができないんだな・・・と感じました。さばさばしているようでいて、本当のところは、すごく繊細で思いやり深く、困っている人をほっとけないタイプの人なのだろうなあ・・・。妄想しながら、アンドレの言った「オスカルの女らしさ」を感じた次第であります。告白シーンのオスカル様の表情をおいかけていくとあまりの可愛らしさ、いじらしさにめろめろになってしまいます・・・・。33歳ですけど、純粋な乙女なんですね・・・・。




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今日は某嬢と娘と一緒に本日封切りの「かぐや姫の物語」を見に行きました。
かぐや姫の物語=竹取物語は、日本最古の物語と言われるもので、幼稚園児でも知っているだろうお話。
この余りにも有名なお話をどんなアニメにするのだろうと期待わくわくで映画館へ。

導入部は、かつて古典で学んだ竹取物語の原文です。ああ・・・、日本語って美しい・・・。

田舎育ちの私にとって、その優しい色に本当に心癒されました。しっとりとした日本の空気、移りゆく季節、水面や木々の枝を揺らす風までもが、実感できるような美しい画面でした。登場人物達の動きの自然さ、特にあっという間に成長する赤ん坊姫君の動きのなんと愛くるしいこと!幼馴染捨丸一家の生地師としての動き、成長した姫やおうなの糸紡ぎや機織りの動きなどの緻密さに目を見張りました。
この作品を作る為に、きっとスタッフさん達は平安時代の糸紡ぎから機織りの方法、建築、装束、有職故実、絵巻、障壁画、調度等を細かく調べ上げ充実に再現なさろうとしたのでしょうねえ。本当に素晴らしいです。

全編私達の生きるこの日本という土地が持つ美しさ、つくり上げてきた文化の美しさが描かれていて、心から、日本人に生まれてよかったなあ・・・と思いました。一方で、現代にも通じる、人が生きる価値とは何ぞや?という問いかけがあり、深く考えさせられもしました。

映画を見終わって、お茶をしながら、3人で感想を述べ合って盛りあがりました。「出てくる男性ががみんな残念な人ばっかりだったね・・・。」という感想には、思わず深くうなづいてしまいました。
竹取の翁は姫を愛しているのだけれど、どこかピントがずれているところは現代の父もおんなじだなあ・・・と妙にしみじみしちゃいました。

今回会社の福利厚生プログラムの割引券を使ったので、800円で見られたのですが、このクオリティなら通常料金を払っても惜しくないです!アニメ映画なんてと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ぜひご覧になっていただきたい作品でした。



驟雨のあと(19)、約2週間ぶりにアップ致しました。あくまでも管理人の妄想でございます。
原作をどう読み解くか、それは読者一人一人にゆだねられたものと考えます。小説も行間をどう読むか、絵画も描かれた形に込められたものをどう感じるか、作品とそれと向き合った人間との共同作業というか、楽しみというか、とにかく、百人いれば百通りの楽しみ方があっていいのではないかと思います。優れた作品ほど、より幅広い人間の心をひきつけ、時間を経ても、新たな発見を与えてくれるものだと思います。本当に、原作はすごい作品だなあ・・・・。あと10年たったら、この場面も、また違った妄想が生まれそうな気がします。
昨日は、誕生日のお祝いメッセージをいただきありがとうございました。馬齢を重ねるばかりの管理人でございますが、気持ちを新たに、妄想に励んでまいりたいと思います。妄想すればするほど、原作の構成の素晴らしさ、作品に描かれた人間の心情の奥深さに感服するばかりです。100人の読者がいれば、100通りの読みとり方があって当然と思っています。管理人の妄想は、管理人なりに原作に描かれた世界を読みとって、原作者様が描くことのなかった隙間を勝手に妄想するというものでございます。原作の存在こそが妄想の源泉であり、原作者様の素晴らしい創作を心から敬愛するものであります。管理人の妄想を、「そういう読みとりもあるんだね。」と寛大な心で見守って下さるゲストの皆さまに、厚く御礼申し上げます。


さて、本日は渋谷のBunkamuraで開催中の後藤美術館コレクション展へ行ってまいりました。

山寺後藤美術館の存在をこの展覧会で初めてしりました。山形県河北町出身の実業家・後藤季次郎氏が長年にわたって収集したヨーロッパ絵画のコレクションを核として、平成6年4月に開館されたそうです。今回は美術館所蔵の17世紀から19世紀の絵画70点余りが出品されています。後藤季次郎氏は80才を越えていらっしゃるそうですが、お元気に自らの館長を務めていらっしゃるそうです。すごいなあ~。

正直、びっくり致しました。個人でこんなコレクションを持っていた方がいたんですねえ。個人コレクションは、収集する方の趣味が色濃く反映されるものですが、後藤季次郎さんの趣味は、私好みでございました。少し絵が好きな方なら名前を聞いたことあるという有名画家の作品もあるし、かなりマニアでないと聞いたことないという画家の作品もありますが、総じてなかなかのレベルの作品で、見ていて心地よい絵ばかりでございました。特に風景画が良かったです。ロイスダールやコロー、クールベと充実してます。

なんと、コローの作品に「アラス近郊のサン=ニコラの川辺」という絵があって、アラス!っとベルファンならではの萌を感じてしまいました。その他、まんまロザリーじゃないの?と思うような金髪の乙女の絵やら、ばあやってこんな感じかも・・・って思うような老婆の絵とかまでありまして、益々、おおおおお~!!と展覧会場で盛りあがってしまったのでありました。

会場は比較的空いていて、ゆっくり見る事ができましたし、仕事に疲れた気持ちを癒すにちょうどよい展覧会でございましたよ。

来週は映画「かぐや姫の物語」が封切られるので、ぜひ見に行きたいと思っています。


今日は七五三です。そして、管理人の誕生日であります。半世紀+1となりました~。
かぴぱら氏は中部地方に3日間の出張に出かけてちょうど今日帰宅予定でしたので、出張に出かける前に、ちゃんとアピールしておいたんですよ。

しかし・・・・、毎年そうなんですけど、すっかり忘れてました。結婚して25年、出会いから30年になりなんとしておりますが、妻の誕生日を自発的に思い出した事は、多分片手で数えられるくらいだと思います。ええ、もういい加減慣れました。かぴぱらの小さな脳みそでは、覚えていられないんでしょうねえ。

娘:「さて、お母はいったい何歳になったでしょうか?」

かぴぱら氏:「・・・・・・52?・・・51かな?」

かぴぱら氏と2歳違いですから、自分の年を思い出せば間違えようがないはずなんですけどね・・・。

かぴぱら氏がそんな調子なので、自分でケーキを買って、プレートに名前入れてもらって(すごく恥ずかしかったです)、好きなお惣菜を買って、サラダやら汁ものを作って、誕生日の宴となりました。

娘はリクエストしておいた靴下をプレゼントしてくれました。なかなか私の好みを押さえた選択で嬉しかったです。かぴぱら氏は・・・・、何もなし。毎年の事ですけどね。ペットちゃんは飼い主にプレゼントなんてしないものですものね。

娘が、はやし立てかぴぱら氏に「ハッピーバースデイ」を歌わせようとしましたが、超絶音痴のかぴぱら氏、1人で歌うなんてとても無理。娘が一緒に歌ってくれて、無事蝋燭を吹き消して大笑いしました。

この年になると、誕生日は嬉しいような、嬉しくないような複雑な一日です。でも、今年一年なんとか無事に過ごせて、年齢を重ねられたと思えば、やっぱり祝うべき一日なんでしょう。

ちなみに、息子からは何も連絡なし。時差があるといってもねえ・・・。さすがかぴぱら氏のコピーですわ。

追加

息子から、23:22にメールが来ました。いちおう間に合ってますけど・・・

「おめー!」

一言かい!!
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