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管理人の徒然
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昨日は、誕生日のお祝いメッセージをいただきありがとうございました。馬齢を重ねるばかりの管理人でございますが、気持ちを新たに、妄想に励んでまいりたいと思います。妄想すればするほど、原作の構成の素晴らしさ、作品に描かれた人間の心情の奥深さに感服するばかりです。100人の読者がいれば、100通りの読みとり方があって当然と思っています。管理人の妄想は、管理人なりに原作に描かれた世界を読みとって、原作者様が描くことのなかった隙間を勝手に妄想するというものでございます。原作の存在こそが妄想の源泉であり、原作者様の素晴らしい創作を心から敬愛するものであります。管理人の妄想を、「そういう読みとりもあるんだね。」と寛大な心で見守って下さるゲストの皆さまに、厚く御礼申し上げます。


さて、本日は渋谷のBunkamuraで開催中の後藤美術館コレクション展へ行ってまいりました。

山寺後藤美術館の存在をこの展覧会で初めてしりました。山形県河北町出身の実業家・後藤季次郎氏が長年にわたって収集したヨーロッパ絵画のコレクションを核として、平成6年4月に開館されたそうです。今回は美術館所蔵の17世紀から19世紀の絵画70点余りが出品されています。後藤季次郎氏は80才を越えていらっしゃるそうですが、お元気に自らの館長を務めていらっしゃるそうです。すごいなあ~。

正直、びっくり致しました。個人でこんなコレクションを持っていた方がいたんですねえ。個人コレクションは、収集する方の趣味が色濃く反映されるものですが、後藤季次郎さんの趣味は、私好みでございました。少し絵が好きな方なら名前を聞いたことあるという有名画家の作品もあるし、かなりマニアでないと聞いたことないという画家の作品もありますが、総じてなかなかのレベルの作品で、見ていて心地よい絵ばかりでございました。特に風景画が良かったです。ロイスダールやコロー、クールベと充実してます。

なんと、コローの作品に「アラス近郊のサン=ニコラの川辺」という絵があって、アラス!っとベルファンならではの萌を感じてしまいました。その他、まんまロザリーじゃないの?と思うような金髪の乙女の絵やら、ばあやってこんな感じかも・・・って思うような老婆の絵とかまでありまして、益々、おおおおお~!!と展覧会場で盛りあがってしまったのでありました。

会場は比較的空いていて、ゆっくり見る事ができましたし、仕事に疲れた気持ちを癒すにちょうどよい展覧会でございましたよ。

来週は映画「かぐや姫の物語」が封切られるので、ぜひ見に行きたいと思っています。


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