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管理人の徒然
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今日は現在都美術館で開催中の「ターナー展」を見に行ってきました。最近は朝早く起きて動きだす元気がないので、ランチ集合が定番です。天気が今一つという予報でしたが、上野駅は結構な人出でした。ちょうど銀杏が黄葉し始め、あたりには独特の臭気が漂っていました。銀杏の実は美味しいのですけど、この臭気は勘弁してほしいなあ・・・と毎年思います。ふと思ったのですが、銀杏ってヨーロッパとかでも食べられているものなんでしょうか?どうも中華や和食しか想像出来ないのですけれど・・・。

都美術館の展示を見るときはいつも2階のレストランでランチを食べます。今日はポークピカタを注文、グラスワインの赤を頼んで、昼間からほろ酔い気分です。ランチにいただくお酒は、気持ちがほぐれて最高です。
アルコールは好きなんですが、決して強い訳ではないので、1杯で十分良い気分になれるのが安上がりでいいですね~。

ゆっくりおしゃべりをしながら食事を楽しみ、おもむろに会場へ。激混みというほどでもなく、ゆっくり見る事ができました。

ターナーは近代西洋絵画における風景画を確立した巨匠です。生まれは1775年!O様が近衛連隊長になった年の生まれなんですね~。という事は、フランス革命が起きたとき、ターナーは14歳。この年にターナーはロイヤルアカデミー付属美術学校に入学しています。理髪師の息子だったターナーは幼い頃から類まれな画才を発揮していたそうです。今回の展示は100点以上の作品で彼の画風の変遷を見て行く事ができるものでしたが、最初っから上手いんです!栴檀は双葉より芳し、といいますが、やっぱり並はずれた才能って、子供の頃からあるもんなんですねえ・・・・。最初に彼の自画像を版画に起こしたという作品がありましたが、どうもこれはかなり美化が入っているらしいです。最後の方に、他の画家が彼をスケッチしたものがありましたが、小柄でコロっとした偏屈そうなおじさん・・・でした。

ターナーの絵は、見ていて気持ち良かったです。彼は黄色が好きだったそうですが、私も黄色が好きなので、彼の色調は素直に見られるのだと思います。今回気に入ったのは《月光 ミルバンクより眺めた秀作》《バターミア湖、クロマックウォーターの一部、カンバーランド、にわか雨》《レグルス》サミュエル・ロジャースの詩集の為に描かれた挿絵などです。

晩年になると、ほとんど前衛画と見間違えるような茫洋とした色の世界になるのですが、それがまたなんとも良い感じなんですよ。水墨画に馴染んだ日本人にとっては、色つき水墨画っていう感覚で見られるかもしれません。

毎度のことながら会期が終わりに近づくと混みあいますから、お出かけになるならお早めにどうぞ。
今回、売店もいろんな商品があって良かったですよ。一筆箋や付箋セットなど実用的な物をついつい買ってしまいました。
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驟雨のあと(18)2週間ぶりのアップです。

この場面、O様視点で書いてみたら、とてつもなく難しかったです。あとでまた少し直すかもしれません。
なんだかんだ言って、O様は父親の事を尊敬していたし、恐れもしていたように思います。でも、末っ子だから可愛がられもしていたし、父親がまさか剣を持ちだしてくるとまでは思っていなかったようにも思います。

いよいよ、告白のシーン。益々難しい!!
脊椎狭窄症でひと月近く具合が悪かった父がやっとなんとか痛みもおさまり少しずつリハビリを始めました。まだ少し頼りない足取りですが、「温泉に行きたい!」と言い出したので、健保の保養所を予約して父夫婦とかぴぱら氏を連れて一泊二日で温泉旅行に行ってきました。

朝早くから出かける元気がなかったので、普段の出勤と同じ時間に出発、実家を出発したのは10時過ぎでした。天気に恵まれて、いい調子でドライブ。那須塩原もみじ谷大吊橋⇒日塩有料道路(もみじライン)⇒鬼怒川温泉へ



  もみじ谷大吊橋のたもとに小さな祠がありました。爺様ご推奨の小川三夫氏の作品。小さいながら美しい造作に見とれました。もみじラインはちょっと時期が遅かったのか、だいぶ紅葉は散ってしまっていましたが、それでも日本の山の美しさを堪能できました。

健保の保養所は鬼怒川沿いのとても静かな場所で全12室ほどの小さなお宿。アットホームな雰囲気です。温泉はさらさらの透明な湯で、ほぼ貸し切り状態の大浴場に大満足でした。
久しぶりの遠出で疲れたのか、爺様は9時ごろには横になり眠り初めてしまったので、一緒に寝てしまいました。普段から寝付きが悪い私は、今回は忘れずにマイ枕を持参。慣れた枕のおかげで比較的良く眠れました。朝早く起きて、もう一度温泉を堪能。朝の温泉はやっぱり気持ちいいですね~。


二日目は、爺様の母親が生まれた場所を訪ねました。爺様の母つまりは私の祖母の実家は、大谷石の採掘業を営んでいたそうです。祖父は町でも有名なハンサムで、頭も良い人でしたが、何しろ貧乏だったとか。お金持ちのお嬢様だった祖母とは当時珍しい恋愛結婚で結ばれたのでした。今回の旅行で父の思い出話から、自分のルーツの一端を知ることになりました。

鬼怒川温泉を出発⇒大谷観音⇒坂東札所19番大谷観音⇒大谷石資料館へ
 

写真の大谷観音は戦後作られたもので新しいのですが、坂東19番札所の大谷観音は平安時代からの由緒あるお寺です。大谷石の崖に掘られた千手観音が御本尊です。今回の圧巻は大谷石資料館。大谷石採掘の跡地の巨大な地下空間を見学する事ができます。足が悪い父は、階段で下りて行く事ができないので地上で一休み。巨大な地下空間は日本ではないような不思議なものでした。映画ロケやミュージックビデオの撮影などにも使われているらしいのですが、電源設備がないので、発電装置を自前で持ってこないと電気が使えないのだそうです。地上で待っている間に爺様が資料館の職員さんに根掘り葉掘り聞いたことを、いろいろ教えてくれました。ほんとに話し好きな爺様です。

大谷で2時間近く遊んだあとは東北道にのって、佐野へと向かいます。
父の足が早く良くなるようにと、佐野の厄除け大師様でお参りする事にしました。途中サービスエリアで佐野ラーメンを食べました。父の奥さんはラーメンが大好き。旅行に行くとご当地ラーメンを食べるのが恒例です。
佐野のお大師様は大層立派なお寺でびっくりしました。境内で菊花展が開催中。菊の盆栽というのをはじめてみました。厚物やら小菊やらいろいろな菊が沢山出品されていて、菊の香りが漂い思わぬ目の保養をさせてもらいました。

     

爺様をあまり疲れさせてもまずいので、3時半には実家に到着。庭の柿やら、野菜をもらって家に戻りました。全旅程1人で運転したので、結構疲れましたが、目薬がなくなってしまったので、家に帰ってから眼科に行きました。眼科はなんと2時間待ち・・・・。仕方なく待合室でぼーっと待ちました。

家に帰って夕飯作るのか・・・とたそがれていたのですが、帰ったら夕飯の準備をかぴぱら氏がちゃんとしてくれてました。

助手席でずーと寝てたから、少しは悪いと思ったのかしら。かぴぱら氏はこういう時、ご飯作ってくれるから助かりますわ。

明日はまた仕事ですが、平日2日休んだツケをしっかり払わなくたいけないでしょうねえ・・・。


混乱の一週間が終わりました。ままならぬのが人生とは言え、とてもしんどい一週間でございました。
仕事の場というのは、思いを重ねていける人ばかりじゃないんですよね。それでも、仕事は仕事、こなしていかなければなりません。良い事もあれば、辛いこともある。諦めたら、そこでおしまい。私は一体、自分の仕事を通じて何がしたいと思っているのだろう・・・?自問した一週間でもありました。

凹んだ気持ちを癒したくて、今日は府中市立美術館で開催中のウイリアム・モリス展へ行ってきました。
来週は実家の父を温泉に連れて行く予定なので、明日は休日出勤。でかける前に洗濯物を干し、トイレと洗面所とお風呂の掃除を済ませ、かぴぱら氏に掃除機かけだけを頼みました。かぴぱら氏は家にいる時には何でもやってはくれますが、水回り掃除はあまり好きじゃないんですよね。自分が家にいるのに、ふらふら妻が出かけて行くとのは、なんとなく面白くないようです。もちろん、いつも好きなように出たり入ったりしているかぴぱら氏が面と向かって、私に「面白くない!」なんていえないんですけどね。まあ、それでも、好きじゃない家事はやっていってやらないとちょっと可哀想かな?って思うので。


木々に囲まれた府中美術館はお気に入りの場所でもあります。もう少し天気が良ければ歩いても良かったのですが、今日はバスに乗っていきました。ちょうど2時からのスライドレクチャーに間に合って、見どころの解説を受けた後、ゆっくりと会場を回りました。最初のステンドグラスをフイルムで紹介しているコーナーは、美しくて良かったです。展示は壁紙やファブリックが中心ですから、気楽なものです。もし自分だったら、どんな部屋にこの壁紙を貼るかしら?なんて思いながらみて回りました。美しいものを見ると、気持ちが癒されるんですね。帰りに大国魂神社のすぐそばにある可愛いカフェで自家焙煎のコーヒーとソフトクリームを楽しみました。なかなかのお味で、また寄ってみたいです。


連載中の妄想話に、拍手をいただきありがとうございます。励ましのコメントをいくつもいただき、本当にありがたく思っています。やはりこのシーン、ファンにとっては印象深いところなんですね・・・。

今までにもこの場面、ジャルパパ目線やアンドレ目線で書いては見ましたが、オスカル様目線が一番難しいです。原作を何度も読み返しております。なぜ、この表情なのか、このセリフなのか・・・。原作者様はこの場面で何を描きたかったのか・・・・。なかなか整理がつきません。この難所を自分なりに掘り下げて行きたいと思っています。












今日は娘の誕生日です。帰りが遅くなると言うので、また日を改めてお祝いしましょう!ということになってました。娘が返ってきたのは10時過ぎ。娘に遅れる事30分、しばらく国内をふらふらしていたかぴぱら氏がひょっこり戻ってきました。

娘「おとうさ~ん、今日なんの日だか知ってる?」

しばし間があいて・・・

かぴぱら氏「お誕生日おめでとうございます・・・。」

娘「忘れてたんだ~!!」

かぴぱら氏「いいえ、ケーキを買おうとおもったんですけど、みんな閉まっていたんです~。」

見え透いた言い訳は毎年の事でございますから、娘も腹を立てたりしません。だいたい、家族の誕生日をまともに覚えていたためしがありません。かぴぱらの脳みそはそういう事に対応不能なのです。

「これ美味しいよ~。」とお友達が焼いてくれたケーキを娘はかぴぱら氏に分けて上げてました。

かぴぱら氏は、家族のなかの癒しペットちゃんなのです。ペットですから、人間なみの期待されていません。

ただそこにいればなんとな~く癒される。ペットとはそういう存在。かぴぱら氏は今日ものほほんと生きております。





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