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管理人の徒然
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脊椎狭窄症でひと月近く具合が悪かった父がやっとなんとか痛みもおさまり少しずつリハビリを始めました。まだ少し頼りない足取りですが、「温泉に行きたい!」と言い出したので、健保の保養所を予約して父夫婦とかぴぱら氏を連れて一泊二日で温泉旅行に行ってきました。

朝早くから出かける元気がなかったので、普段の出勤と同じ時間に出発、実家を出発したのは10時過ぎでした。天気に恵まれて、いい調子でドライブ。那須塩原もみじ谷大吊橋⇒日塩有料道路(もみじライン)⇒鬼怒川温泉へ



  もみじ谷大吊橋のたもとに小さな祠がありました。爺様ご推奨の小川三夫氏の作品。小さいながら美しい造作に見とれました。もみじラインはちょっと時期が遅かったのか、だいぶ紅葉は散ってしまっていましたが、それでも日本の山の美しさを堪能できました。

健保の保養所は鬼怒川沿いのとても静かな場所で全12室ほどの小さなお宿。アットホームな雰囲気です。温泉はさらさらの透明な湯で、ほぼ貸し切り状態の大浴場に大満足でした。
久しぶりの遠出で疲れたのか、爺様は9時ごろには横になり眠り初めてしまったので、一緒に寝てしまいました。普段から寝付きが悪い私は、今回は忘れずにマイ枕を持参。慣れた枕のおかげで比較的良く眠れました。朝早く起きて、もう一度温泉を堪能。朝の温泉はやっぱり気持ちいいですね~。


二日目は、爺様の母親が生まれた場所を訪ねました。爺様の母つまりは私の祖母の実家は、大谷石の採掘業を営んでいたそうです。祖父は町でも有名なハンサムで、頭も良い人でしたが、何しろ貧乏だったとか。お金持ちのお嬢様だった祖母とは当時珍しい恋愛結婚で結ばれたのでした。今回の旅行で父の思い出話から、自分のルーツの一端を知ることになりました。

鬼怒川温泉を出発⇒大谷観音⇒坂東札所19番大谷観音⇒大谷石資料館へ
 

写真の大谷観音は戦後作られたもので新しいのですが、坂東19番札所の大谷観音は平安時代からの由緒あるお寺です。大谷石の崖に掘られた千手観音が御本尊です。今回の圧巻は大谷石資料館。大谷石採掘の跡地の巨大な地下空間を見学する事ができます。足が悪い父は、階段で下りて行く事ができないので地上で一休み。巨大な地下空間は日本ではないような不思議なものでした。映画ロケやミュージックビデオの撮影などにも使われているらしいのですが、電源設備がないので、発電装置を自前で持ってこないと電気が使えないのだそうです。地上で待っている間に爺様が資料館の職員さんに根掘り葉掘り聞いたことを、いろいろ教えてくれました。ほんとに話し好きな爺様です。

大谷で2時間近く遊んだあとは東北道にのって、佐野へと向かいます。
父の足が早く良くなるようにと、佐野の厄除け大師様でお参りする事にしました。途中サービスエリアで佐野ラーメンを食べました。父の奥さんはラーメンが大好き。旅行に行くとご当地ラーメンを食べるのが恒例です。
佐野のお大師様は大層立派なお寺でびっくりしました。境内で菊花展が開催中。菊の盆栽というのをはじめてみました。厚物やら小菊やらいろいろな菊が沢山出品されていて、菊の香りが漂い思わぬ目の保養をさせてもらいました。

     

爺様をあまり疲れさせてもまずいので、3時半には実家に到着。庭の柿やら、野菜をもらって家に戻りました。全旅程1人で運転したので、結構疲れましたが、目薬がなくなってしまったので、家に帰ってから眼科に行きました。眼科はなんと2時間待ち・・・・。仕方なく待合室でぼーっと待ちました。

家に帰って夕飯作るのか・・・とたそがれていたのですが、帰ったら夕飯の準備をかぴぱら氏がちゃんとしてくれてました。

助手席でずーと寝てたから、少しは悪いと思ったのかしら。かぴぱら氏はこういう時、ご飯作ってくれるから助かりますわ。

明日はまた仕事ですが、平日2日休んだツケをしっかり払わなくたいけないでしょうねえ・・・。


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