Le premier pas 完結しました

アンドレの初任給のお話、なんとか完結致しました。マイペースの更新にも関わらず、応援いただきありがとうございました。約5カ月かかりました。いつも軽い気持ちで書き始めてド壺にハマるというパターンを懲りもせず続けています。じゃがいも話も全然進んでいないというのに・・・・。でも、とにかく完結出来たのでよかったです。これ以上放置連載を増やしてはいけません。

「アンドレの購入したインク壺にはモデルがあるのですか？」というご質問をいただきました。

実は私にしては珍しくありません。今までいろいろ小道具を登場させてきましたが、実物そのものがあったり、絵に描かれていたりした物を参考にする事が多かったのですが、今回は空想の産物です。インク壺の画像を検索すれどもすれどもイメージにぴったりするものがみつかりませんでした。見つからないなら、たまには勝手にでっち上げもいいだろうという事で、レリーフは、迦楼羅天と迦陵頻迦がごっちゃになったイメージで、陶器は常滑焼（要するに朱泥急須ですねえ）という事にしました。東洋の翼がある聖性のあるモチーフにしたいというのと、石や金属より優しく暖かい感じを出したかったので。

Ａ君のイメージはやっぱり「ペン」の人です。手帳に自作の詩やイラストをかきためていそうなんですよね・・・・。勿論、テーマは彼女に決まっていますよね～。


なんとか、アンドレの話しにキリがついたので、７月企画を書き始めようと思います。
ちょっと以前から書きたいと思っていた場面なのですが、ちょっと書きだす前にいろいろ
考えないといけないので、間に合わせるのが難しいかもしれません。
７月一杯ぐらいまでは許容範囲と思って下さるといいのですが・・・。

着付け教室 第２回

今日は着付け教室の２回目です。今日は一人で着る浴衣という事で、半幅帯を使って文庫と貝の口を前で結んで回すというのをお稽古しました。

３０年も前に祖母が作ってくれた派手～な浴衣を持ってＡさん宅へ。浴衣なのであまり大層な準備は必要ありませんが、先日教えてもらったように、補正用のタオルを縫って持参しました。とにかく寸胴にしないと納まりが悪いのが着物なんですね。たいしたくびれがない私でも補正しないとやっぱりきれいに着られない。

先生と一緒に前で帯を結ぶ練習をしましたが、帯の締める方向や力を掛ける具合など、よくよく観察すると非常に合理的な事に驚かされます。

きゃあきゃあいいながらおばさん３人がなんとかそれぞれの帯を締めて、あっという間の２時間でした。楽しい時間でした～。

着付けの先生がお帰りになったあと、Ａさんが１１万円もする美顔器でマッサージしてくれました。

これがすごいのなんの！２０分ほどの間で５歳は若返りました。たるんでいた肌が、ピンと張ってぷるぷる～ん。お肌も手を掛けてやると元気になるのね～！！

次回の着付け教室の時にも、やってくれると言うので、楽しみですわ～。子育て中、放置しまくりだったお肌も、近頃しっかりお手入れしているので、５年前よりも調子いいです。
あと１０年は働くつもりなので、その間はしっかりお手入れして、美しい５０代を謳歌したいと思っています。

Le premier pas その６アップしました

約２週間ぶりのＳＳ更新です。Ａ君の買い物にＯ様はどんな反応を示すのでしょうか？
次回はそのあたりを書きたいと思うのですが、さて、どうなることか。

ベルばら三が日まであと一カ月となってしまいました。書きたい題材はあるのですが、仕事との兼ね合いがなんとも悩ましい。

今日は眼科の検査で早退を余儀なくさせられましたが、そのおかげでなんとか「その６」をアップ出来ました。

パラボラアンテナのなかに頭を突っ込むような検査を３０分もかけてやりましたが、結果は果たしてどうなんでしょうか・・・・。目薬が２種類になり面倒くさい事、極まりなし。もう半世紀も酷使している目ん玉ですから、多少の不具合は仕方ないとは思うものの、緑内障の原因は本当ははっきりしていないって言うし、進行を遅らせる目薬を差すしかないってのは、ちょっと凹みます。

息子は再生医療の研究を目指したいと言っているけれど、そのうち死んじゃった視神経を復活させる薬とか網膜そのものを再生させる技術とかが開発されるのかしら？

心の片隅で、そうなったらいいなあと思いもするし、一方で、死ぬ事が出来なくなった人間は幸せか？とも思ってしまう。

自分の身に起こる不都合だけでも、いろんな思いが浮かんでは消えていく・・・。人間の煩悩って、本当は数えきれないほどあるのかもしれない。

かぴぱら氏のこと

共働きの家庭では当然の事だと思うのだが、金曜日ともなれば、家のなかはかなり乱雑になってくる。勿論、家にいる時間を家事に専念すれば、もう少しまともな状態にしておく事はできる。かつて、子供が幼い頃は、（すなわちもう少し自分も若かったという事なのだが）家に帰った後の時間はほとんどすべて家事・育児に当てていたから、今よりずっとましだった。体力も気力もあるから出来たのだと思う。子供が成長すると、状態が良くなると思っていたのだが、実際は逆だった。

子供には我が身の行動で教育しなけりゃいかん！！と思っていたからこそ、意地でも頑張っていたのだ。子供がいい加減大きくなって、それぞれ、一人前の意見なんぞを言うようになったら、意地を張るのがばかばかしくなった。かくして、帰宅後に最低限の家事のみこなし、自分のお遊びを優先する事になって、金曜日の夜の家はカオスとなっているはずだった・・・・。

ところが、今日、家に帰って玄関を開けたら・・・・。きれいになっている？届いた宅配便がそのままになっていたはずの玄関も、本が山積みになっていたテーブルも、すっきり～。

そして、リビングのソファには「どや顔」のかぴぱら氏がでーんと座っていました。一体どうしたというんだ？まさか、私のご機嫌をとらなければいけないほどの、重大な失敗をやらかしたとか？にわかには、何が起こったのか理解できず・・・・。口をぱくぱく・・・。

「あんまり散らかっていたので、片づけました。」とかぴぱら氏。

へえ・・・、散らかっているという認識があったんだ・・・。率先して散らかしていたのにねえ・・・。床に物が落ちていないと、うちのリビングって広いんだなあ・・・、と妙に感心してしまった。

リビングだけじゃなく、息子の部屋も掃除をしてやったらしい。一体何がかぴぱら氏のスイッチを入れたのか？まあ、これで明日掃除する手間が省けて良かったけど。


ここで、また、かぴぱら氏が驚きの発言が。

「明日から、また出張です。」

ええ～？聞いてないよう。帰って来る時も予告なしだけど、出かける時も予告なしか？

「次はいつ帰ってくんのよう。」

「たぶん、２週間後です。」

たぶんってなんですか？たぶんって！！ああ、なんてお気楽で自由なかぴぱら氏。

こんなかぴぱら氏ですが、自分ほど良い旦那さんはいないと思っている。

曰く、「ゴミも捨てるし、ごはんも炊きますよ。こんないい旦那さんはいないでしょう？」

共稼ぎなんだから、当然でしょう！！だいいち、子育て時期に全く役に立たなかった過去はどこに置いて来たんだ！！

ゴキブリの出現に怯え、幾多のびっくり事件を起こし、至近距離で握手したにも関わらず妻の顔を見分けられなかったという信じられない認知能力を見せつけたというのに、かぴぱら氏は、とにかく、いつでも自信満々である。

どこから、その自信が出てくるのかは、いまだ謎である・・・・。

夫から愛人、更にペットにまで、家庭内の地位は下がっているにも関わらず、かぴぱら氏はいつでも、変わらない。へらへら～っとリビングに納まっている。ここまでマイペースだと、もう、何もいう事はありません・・・・。

元気に出かけて、元気に帰っておいで～。

後日談・・・・

出かける直前になって、掃除の真相を告白したかぴぱら氏。
友達を家に呼ぼうと思ったらしいです。ちょっと片付けてから誘いの電話をしたら、振られちゃったんですって。お気の毒に・・・。やりかけたので、ついでだからといろいろ掃除しちゃったと言うのがオチでした。

週末学習

今週末は、某所で開かれた心理学関係の講習会に参加しました。初日は午後から「コラージュ療法」のワークショップ、二日目の午前中は「子供の心身の問題」についての講義、午後は「子供の認知行動療法」のワークショップ。全くの門外漢の私にとっては、新鮮な経験でした。特に認知行動療法は、自分自身の心理的なストレス回避に利用できそうです。

今週末はがっつり学習モードだったので、来週末はのんびりお遊びモードで映画でも見ようと思います。