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管理人の徒然
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今日は娘と有楽町スバル座で「ルートヴィヒ」をみて参りました。

シンデレラ城のモデルとして名高いノイシュバンシュタイン城を作ったバイエルンの王様ルートヴィヒ2世のお話です。ルートヴィヒ2世というと、私の年代ですと、ルキノ・ヴィスコンティ監督の「神々の黄昏」がすぐ頭に浮かびます。ヘルムート・バーガー演じるルートヴィヒ2世は壮絶なまでに美しかったです。

今回の作品も、若き美貌の王様が芸術と美に入れ込んで、最後には狂気に囚われて死んでいくという話は同じなんですが(同じ人物の一生を描いてるから当たり前ですけど)この作品も2時間以上の大作で、正直、大変疲れました。映像は大変美しいし、ルートヴィヒ役の俳優さんは、まさに繊細で夢見がちな若い王子様にぴったり。ちょっと危うい関係になるリヒャルト役の俳優さんも綺麗で絵になりましたねえ・・・。BL好きの方にはたまらないでしょう。

ベルファンの斜め視線で見ると、18歳で王様になってしまっている点や、そもそもが権力志向がなく平和主義で自身の趣味に打ち込みたいオタク気質なところが、ルイ16世と似てるなあと思ってしまいます。適性がないのに権力の座につかなくちゃならない人間の不幸みたいなものを感じてしまいました。

有楽町スバル座は初めて行った映画館でしたが、あらゆる面でレトロでした。チケットは窓口で現金決済のみ。自由席、客席の傾斜は緩くちょっと前の人の座高が高いと見づらいかなあ・・・。当然フイルム上映。
舞台は赤いビロードの幕が垂らされているし、アナウンスもなんだかとっても昭和の匂い。これはこれで、なかなか趣があって良かったです。

ロビーに上映予定作品のチラシが置いてあったのですが、4月封切り『神聖ローマ、運命の日』というのがとても気になりました。1683年のオスマントルコによるウイーン包囲戦を題材にしてるんですけど、なぜかイタリアとポーランド合作映画。予告編を見ても、なかなかの迫力。ぜひ見てみたいものです。






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