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管理人の徒然
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日本・スイス国交樹立150周年なんだそうです。1864年にスイスと日本の間に最初の通商条約が結ばれたのだそうです。明治元年が1868年ですから、日本とスイスの国交は江戸時代からなんですね。今年は記念イベントがいろいろあるようです。

在日スイス大使館後援を受け、創業175周年の時計メーカー「パテックフィリップ展~歴史の中のタイムピース~」が開催されました。1月17日~19日までたった3日間のイベントです。某夫人からの情報で、かなりの混雑であると聞き及びましたので、今日は開館とほぼ同時に会場につくように出かけて行きました。

聖徳記念絵画館は明治神宮外苑にある幕末から明治時代までの明治天皇の生涯の事績を描いた絵画を展示してある美術館です。はじめて行きましたが、石造りの重厚な建物でびっくりです。

大きな壁画の前に80点もの時計が勢ぞろい。どれも歴史上の人物の持ちものだったり、最高級の複雑機構を組み込んだものだったり、大変貴重な物ばかり。ヴィクトリア女王のペンダントウオッチを始め、ワーグナーやトルストイ、チャイコフスキー、キュリー夫人等著名人が所有していた時計がずらり。ケースの細工も素晴らしいかったですけれど、時計の中の精巧な機構などを見ると本当にドキドキするほど素敵でした。こんな優美な時計を懐中に忍ばせていた時代がほんの150年くらい前にはあったんだなあ・・・・と感慨深かったですね。

朝早くにも関らず、会場は混んでいました。時計マニアって結構な数でいるらしいですね。展覧会というと、女性のお客の方が多いのに、今回の展覧会はかなり男性率高かったです。お連れの方に嬉しそうに解説する男性が多い事。複雑機構をこれでもか!と盛り込んだ時計は、やっぱりメカ好きの男性にはたまらないでしょうねえ。私も、機械式時計の歯車とかバネとか生き物みたいで好きですもん。きれいな時計を沢山見る事ができて良かったです。

ただ、疑問がひとつ。そういう歴史上の人物の所有した時計がどうしてこんなに集められたんでしょう?パテックフィリップがオークションなどに出た時競り落としている?それとも、持ち主さんの遺族が買い取ってもらうように交渉して戻ってきた?他のメーカーとかも自社製品のコレクションをもっていたりしますけど、いったん顧客に売却された物をコレクションするルートってどうなっているのでしょう?どなたかご存知でしたら、ぜひお教え下さいませ。



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