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管理人の徒然
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関東地方は大雪でございます。必要の無い外出は控えるようにとニュースで散々言われていましたが、すでに娘と二人分のチケットが購入済み、更に、レストランにランチも予約済みという事で、何が何でも行かねば!!と後には引けない決意を持って出かけることとなりました。

まずは車にチェーンを巻いて、最寄駅そばの駐車場まで行く事にしました。帰りにバスが動いているかとても心配でしたし、最寄駅そばにある立体駐車場なら、そこにたどり着けば、雪まみれになることもなく、車を置いておけます。

自宅マンションの前の道はすでに真っ白。長靴に分厚いコートでオペラ鑑賞とは思えぬ姿に身を固めいざ出発。

オペラ鑑賞は2回目。一昨年東邦音楽大学のグランツザールで「魔笛」の公演を見ました。今回は、めぐろパーシモンホールで「フィガロの結婚」です。海外の有名歌劇団のオペラ公演を見ようと思えば、1枚で2万や3万を覚悟しなければいけませんが、東邦音大の定期公演なら五千円です。娘と二人でランチを楽しみ公演を楽しんでも、一万五千円ほど。決して安くはありませんがでは、出せない金額でもないというもの。

めぐろパーシモンホールの最寄駅は都立大学駅で、近くに大学時代の友人が内装を手掛けた美味しいビストロがあります。そのお店はリーズナブルなお値段で、美味しいフレンチが食べられます。

横なぐりの雪のなかをなんのその。娘ときゃあきゃあいいながらお店までたどり着き、娘はステーキランチ、私はオニオングラタンスープと真鯛のポアレをいただきました。

お店からホールまで約10分、緩い坂を上って行くのですが、余りの寒さに笑うしかありません。雪まみれになって会場にたどり着き、やっと一息です。

めぐろパーシモンホールは初めてですが、落ち着いた雰囲気のなかなか良いホールです。
2階席でしたが、舞台中央でなかなか良いポジションです。

「フィガロの結婚」の序曲やいくつかの有名なアリアは勿論知っていましたが、どの場面で歌われるものなのかまでは良く知りませんでした。今回全幕通してみて、やっと分かりましたわ。

「魔笛」はファンタジーだな~と思いましたが、「フィガロの結婚」はまるっきりどたばた喜劇です。最初はまだホールも温まっていないし、歌手の方も固さがありましたが、幕が進むに従って、ホールの鳴りもよくなり、歌唱も熱を帯びていき、全4幕約3時間の公演はとても楽しかったです。それにしても、まるでド○フのコントのようなドタバタぶり、モーツアルトのオペラって面白い!!次の定期演奏会もぜひ見に行きたいと思います。今度は「ドン・ジョヴァンニ」がみてみたいのですけど、どうでしょうねえ。

公演が終わり、外に出たら、ここは雪国ですか?というような景色でした。鉄道は軒並み大幅な乱れが発生。それでも運よく最寄駅まではなんとか戻れましたが、駅から自宅までの道が大変な事になっていました。危うく立ち往生しそうになりながらも、5分の道のりを20分くらいかけて戻りました。自宅に帰りついた時には、もうぐったり。でも事故も起こさず戻れて良かった~。

来週はいよいよ宝塚星組さんのナポレオンでございます~。














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今日ネットニュースで2つの記事を読みました。

ローザンヌバレエコンクールで日本人が1位・2位・6位に入賞!
10代~20代女性に広がる貧困

先週の小保方晴子さんのニュースに続き、ローザンヌのニュースは日本の若い力が世界で認められていくという明るいものですが、一方のニュースは、とても哀しいものです。

格差社会と言われるようになって久しいですが、本当に私達の国はこのままの制度でいいのだろうか?と考えてしまいます。劣悪な生活環境に置かれる子供達、若者達をこのままにしていいのでしょうか。

私も振り返れば綱渡りの人生だったと思います。それでも、生きる知恵を親や周囲から与えてもらい、大人として社会に巣立たせてもらえたのは、本当にありがたい事でした。でも、そうした愛情やケアを十分に与えられず、世の中の荒波に投げ出された若者が、社会の底辺で必死で生きている事をこのまま無視し続けていいのでしょうか。

彼らも5年、10年とたてば年を取る。貧困にあえぐ若者がそのまま中年になり、老人になって行かなければならないとしたら?人間は機械じゃないんです。世代を繋いで行かなければ社会が成り立たない。子供を産み育てる世代を搾取してどうするんでしょう。若者が貧困に苦しんでいるとしたら、それは、その前の世代の責任だと思います。彼らは、今の社会をつくったわけじゃない。大人がいつだって社会を動かしているんです。子供達はそれを引き継ぐしかないのですから。我が子はいわゆる「ゆとり世代」でもその世代をそうしたのは、大人じゃありませんか。今さら「ゆとりだから」と彼らをせめてどうなるのでしょう。

彼らの問題は決して人ごとではなくて、いつでも自分自身の隣にある問題なのだと思います。
まずは一番身近な若者である自分の子供、そして、私が接することができる自分より年の若い人に対して、少しでも手助けがしたいと思います。自分を助けてくれた人にお返しする事ができなくても、次の世代にその分を返していく。そうやって繋げて行きたいと思うこの頃です。

今週は毎日2時間超の残業が続き、かなり疲れました。毎年今の時期は忙しいので仕方ないのですけれど・・・。こういう疲れた時には、肩肘の張らないものを楽しむに限ります。

と言う事で、今日は三菱一号館美術館で開催中の「ザ・ビューティフル展」を見に行きました。予定時間よりすこし早目に着いて、中庭をふらふら。エシレの前に行列ができていなかったので、これ幸いとマドレーヌとフィナンシェを娘のお土産として購入しました。前回来た時には行列が長くできていましたが、さすがに寒い時期なので、外にまで並ぶ人はいないのでしょうね。クロワッサンと迷ったのですが、娘はとにかく甘いもの好きなので、焼き菓子の方にしました。その後「カフェ1894」でグラスワインをつけてランチを食べ、ほろ酔い気分で展示を鑑賞致しました。

きれいなおねえさんは好きですか?

昔の某電機メーカーのCMじゃありませんが、きれいな女性が描かれた絵がたくさん見られて眼福でございます。難しい宗教的な主題も、教養が試されるような古典文学的主題もございません。ただ、目に麗しく美しい~絵がたくさんございました。仕事に疲れた目に優しい展覧会です。

でも・・・・、ちょっと物足りない。ひねた性格なので、さらっときれいすぎるものより、引っかかりがあるような作品が好きなのかもしれません。一番良かったのは、ビアズリーでしたね~。こういうのは本当に好みの問題なんでしょう。何がどう物足りないのか一言で言うのは難しいです。先週見たシャヴァンヌ展では、物足らないどころか、思いがけない充足感を感じたのですが、なんででしょうねえ・・・?ミュージアムショップのアイテムもあまり充実していなかったし、ちょっと中途半端な感じでした。まあ、気楽に楽しめてそれはそれで良かったですが。

展覧会を見た後は、新宿の某百貨店の「バレンタイン・チョコレート特設コーナー」を見学に行きました。こういう季節ものの商品を見るのってとっても面白いです。リーズナブルなものから、これがチョコの値段ですか?と目を疑うようなものまで、実に多彩な商品があって、とても興味深かったです。たかがチョコ、されど、チョコでございますねえ・・・。

その後、地階からフロアを上がっていって、あれこれ売り場を見て回りました。増税前と言う事で、冬物のセール品と駆け込み需要を見越して前倒しで投入された春物が混在する売り場となっていました。残業代を当て込んで、カタログで目星をつけていた某ブランドのスカーフを見に行きましたが、残念ながらお目当ての商品はありませんでした。いくつか他の柄も見ましたが、ピンと来なかったので断念。気に入るものがあれば即断即決な方なのですが、ご縁がなかったのでしょう。来シーズン用にセール品も物色しましたが、なかなかこれというものが見つからず、いい加減ふらついたところで撤収致しました。自宅最寄ターミナル駅の百貨店にも寄り込んで、ふらふらしていたら、なんと、以前使っていたバッグと同じものを見つけたんです!!

肩からも掛けられるし、手に持ってもいいし、絶妙な持ち手の具合といい、A4サイズの書類も入り、折りたたみ傘などを収納できる外ポケットもあるという使い勝手の良さが気に入って、ずっと使っていたのですが、余りの酷使に持ち手が切れ、それを2回も直して、ついにこれ以上の修理は無理となって、泣く泣く処分したというものでした。

以前と同じ黒とほんのわずかブルーがかったグレーとブロンズがあって、今回はグレーを購入。
いやあ~、こういう事ってあるんですね。うっかり新宿で買い物していたらバッグは買えませんでした。運が良かったです。

来週も多分残業は続きます。妄想はさすがに難しいです。2時間以上の残業となると、家に帰って来てご飯を作って食べるだけで結構いっぱいいっぱいです。体力は数年前に比べ、明らかに落ちてますからねえ・・・。微妙な年頃だし。

来週末はモーツアルトのオペラ「フィガロの結婚」を鑑賞予定です。昨年に引き続き、モーツアルトのオペラを通しで見られます。楽しみです~。
フル稼働の週末でございました。土曜日は午前中にお家リセット作業を行い、午後から着付け教室、その後実家に爺様には栄養ドリンク、奥さんには化粧品を届けに行きました。

今年84才になる爺様は、70歳から地元の古文書研究会で江戸中期の古文書を読むという趣味を始め、今ではだいぶすらすらミミズがのたくったような筆文字を読めるようになったんだそうです。実家に行くと必ずその成果が披露されるので、興味深く聞いて上げなくてはなりません。

爺様はかなり「オタク」です。昔からその気はあると思っていましたが、研究会で配られたプリントを丁寧に糊ではって、ちゃんと冊子に仕立て、丁寧に注釈なども書きこんであったりします。図書館のお取り寄せを活用し、いろんな本を借りまくって研究に余念がないのを見ると、飽くなき情熱を燃やしてるなあ~と感心してしまいます。本当は研究者とかになりたかったんでしょうねえ。時代と生家の経済状況でそんな道を選べなかったから、年を取って自由になって、昔の夢を追いかけてるんでしょう。

後添えの奥さんはとても鷹揚な人で、そんな爺様を適度に放置しつつ、暖かく見守ってくれているので、娘としては非常~にありがたい。爺様も実年齢より10才は若く見えるたちだけれど、奥さんは15歳も年下。彼女も実年齢よりかなり若く見える。まだまだきれいにしていて欲しいので、ちょっと奮発してそこそこのグレードの基礎化粧品を贈ることにしました。

とにかく親が元気でいてくれるのが一番ありがたいですからね。実家に行くと、美味しい手料理をふるまってくれて、お土産も沢山もらって帰ってきます。いつまでも親はありがたいものです。

今年はマンションの管理組合の役員でした。そして、今日は総会。大規模修繕の時期をむかえ、いろいろ盛り込んだ総会議案が審議されたのですが、もめることもめること・・・・。お昼過ぎに終わると思ったのに、新しい役員さんに引き継ぎをして解放されたのは2時半でした。朝10時から昼抜きで2時半って・・・・。激萎えでした。ともあれ、無事任期満了。やれやれです。

今日は某嬢と渋谷で美術展を見る約束だったので、その後慌てて出かけ、約束の時間より1時間遅刻して合流しました。今日のプログラムは、渋谷の文化村ザ・ミュージアムで開催中の「シャヴァンヌ展」です。

19世紀フランス絵画というと、日本ではどうしても「印象派」となってしまいます。でも、魅力的な作品を生み出した画家が他にもたくさんいるんですね。今回日本での初個展となる「シャバンヌ展」大きな期待をもって見に行ったわけではありませんでしたが、良い意味で大変驚かされました。

日本の近代洋画の巨匠達にも大きな影響を与えたというシャバンヌの絵は、暖かく清らかな静けさに満ちていました。19世紀、激動の時代にあって、人間の本質は美しく平和なものなのだと語りかけてくるようなシャバンヌの絵にとても心ひかれました。

フランスでは非常に有名な画家なのに、日本ではあまり知られていないせいか、会場はとても空いていて、ゆっくり見る事ができました。残業やら何やらでささくれだっていた心を、宥め癒してくれる豊かな絵に出会えて、本当に行って良かったと思いました。

パリのパンテオンに、彼が描いた大壁画があるとの事ですので、パリに行ったらぜひ見に行こうと思いました。ザ・ミュージアムの展示スペースの作りはあんまり好きではないですけれど、展覧会の企画はなかなか面白いといつも思います。

初期イタリアルネサンス絵画が好きという方でしたら、絶対に気に入ると思います。ジョットやピエロ・デラ・フランチェスカ、フラ・アンジェリコといった画家と通じる清らかさ、真摯さ、静謐さを持っています。会場で30分ほどのビデオも流されています。これはぜひ見ていただきたいですね。シャヴァンヌの業績と同時に、フランスという国がいかに「芸術」を大切にしているかがわかります。

来週は、三菱一号館か森アーツセンターに、ラファエロ前派の美人さん達に会いに行く予定です。美人さんが待っている~と思いつつ、仕事に励みます。





約2週間ぶりにアップです。誠にのんびりとした進み具合です。ソムリエナイフを調べているうちに欲しくなって、娘に買ってきてもらいました。使い方に慣れたらフランス製のものをぜひ買おうと思っています。某メーカーさんには、ベルサイユ宮殿の由緒ある木を使ったものがあるそうで、その名も「マリー・アントワネット」だそうです。
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