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管理人の徒然
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今日は眼科の検査があったので有給をとりました。会社に半休という制度がないので、検査等で半日つぶれると、遅刻にするか、有給にするかという事になるんです。遅刻にはペナルティがついちゃうので有給処理した方が面倒がなくていいです。まあ、その分皺寄せられた仕事は残業になるんですけどね。

子育て期には子供の病気や学校行事で有給を使いきる年もありましたが、ここ数年、有給消化はできて数日。体調不良とか冠婚葬祭とか・・・・。有給がちゃんと消化できる為には、もう少し人員に余裕がなくちゃなんですけど、なかなか難しいですよね。日本全体が人員の余裕を失って、生活のいろいろに支障が出ている気がします。子供は休日を狙って病気してくれる訳じゃないし、生活するって言う事は、嫌でもいろいろな雑務が生じるわけで・・・。そういう事を核家族の中で全部やりくりしろってホントに無理。労働者の権利である有給がほとんど絵に描いた餅って、やっぱりどこかおかしい気がします。有給消化が法令で義務づけられたら、もっと楽に生活できるんじゃないだろうか。普通の休みさえ十分に取れないのが今の日本社会だからなあ・・・・。やっぱりおかしいと思う。

眼科検診のあと、ちょっとしたセミナーに出席して、事務所に寄ってメールチェックだけして早目に帰宅。せっかく時間が余っているならば・・・と言う事で、娘を捕まえてカラオケにいきました。
娘は財布が痛まず好きなカラオケができるなら!!と二つ返事で承諾、駅でおちあいカラオケルームへ。

娘は声が低いので、男性歌手ものを結構歌います。ハスキーな声ですが、音程はちゃんと取れてるので聞いていてもなかなか面白いです。私は勿論、アニばらのオープニングとエンディング、宝塚の『愛あればこそ』は欠かせません!娘の「ちゃんとセリフも言わなくちゃダメよ」という突っ込みに悪ふざけをして「オスカール!!」とか叫んで笑い転げちゃったりしました。そのほかは山口百恵さんとか松田聖子さんとか、同世代のアイドルの歌とかアニメソングとか唱歌とか歌ったりしました。採点結果が一番良かったのは唱歌でしたね・・・。アップテンポな歌は出だしや息つぎであたふたしちゃうんですよ。きっかり1時間二人で交互に歌ってストレス発散。

「誘ってくれればまた付き合うよ~。」と言ってくれる娘はありがたいです。さすがに1人でカラオケはどきどきしちゃいますもの。

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今年はルネッサンスの3大巨匠の展覧会が次々に上野で開かれています。
昨日は都美術館で開催中の『レオナルド・ダ・ヴィンチ展~天才の肖像~』へいってきました。
ラファエロ展には、『大公の聖母』という超人気作品がやってきましたが、ダ・ヴィンチ展の方は、目玉作品が少々マイナーな『音楽家の肖像』ですからね。一般受けは今一つのようです。今回はミラノのアンブロジーナ図書館所蔵の手稿と同時代の素描がメインと言っても良く、かなり地味~な展示です。一般受けはしないか知れないけれど、ルネッサンス時代に深く興味を持っている人や画家以外としてのレオナルドに興味がある人には面白い展示かもしれません。なにしろ、レオナルドの肉筆が見られるんですもの。結構素描を見るの好きです。完成された作品とは違って、もっと生の作者のオーラを感じられますからね。

展示を見終わって、びっくりしたのは、惣領冬実さんの『チェーザレ』関連グッズがショップに並んでいた事。レオナルド展とこれから秋に開かれるミケランジェロ展とタイアップして描かれた『二人の巨匠』という作品があって、思わず買ってしまいました。

惣領冬実さんの『チェーザレ』は、今とても楽しみに読んでいる作品なので、嬉しかったです。40Pで約1000円。紙質や印刷もいいので仕方ないと思いますが、ちょっとお高め。
惣領さんの作品は、イタリアやフランスでも高く評価されているそうですが、そりゃ分ります。漫画といっても専門家の監修を受け、更に惣領さんご自身もとても熱心にお勉強された上で描かれているんですもの。
日本の漫画の底力を世界に見せてやってくださいませ!!

あと、1つ驚いたのは、上野駅構内の本屋さんに、あの、週刊マーガレット創刊50周年記念号が「大好評に付き再入荷!」というPOPがついておかれていた事。3冊ぐらいまだありましたよ。品切れで手に入れられなかったと嘆いていらっしゃった方が数多くいたはずなのに、何故、こんなところに?と不思議に思ってしまいました。まあ、日本全国の書店の中には、売りきれずに出版社に戻したところもあったって事なんでしょうかしら?

いよいよ明後日には、本誌再掲載号が発売です。早起きして、駅の本屋で買ってから会社に行こうと画策しております。カラ―化はまあ、想像がつきますが、1P追加されるところはどんな展開なのか、ちょっとわくわくです。

18世紀関連の「何か」を探して検索していたら、オランプ・ド・グージェの伝記本を見つけました。最期はギロチンの露と消えた彼女の人生がどんなものであったのか、少しずつ読み進めて行きたいと思います。

先日読んだ「リディキュール」もなかなか面白かったです。いろいろな本を読んでいくうちに、だんだんぼんやりしていたその時代の空気感のようなものがはっきりと感じられてくるように思います。
我が連れ合いのかぴぱら氏、今日が53回目のお誕生日です。知り合った時、かぴぱら氏は23歳でしたから、あれから30年かあ・・・・。月日が経つのは早いものです。息子が現在23歳。ふむ、よく似た親子なので、かぴぱら氏と息子が並ぶと、30年の経年変化が歴然という感じです。まあ、息子は若干母親である私の系統も引いているので、かぴぱら氏より少し華奢で背が高い。でも、油断すれば、30年後はかぴぱら氏のように縦横同サイズになりかねないな~。よく脅かしておこう。

毎年かぴぱら氏の誕生日にはプレゼントを贈っています。過去に贈った物を覚えているか聞いたところ、かなり怪しい。かぴぱら氏の記憶能力は主に仕事方面に使われている為、家庭生活についての記憶はほとんどぶっ飛んでいるらしい。子供の誕生日すら覚えているか怪しい。忘れた事を怒ったところで全然悪びれるところがないので怒るだけ無駄、無駄~。

去年は娘と選んだリバティプリントのシャツをあげました。派手な柄にも絶対負けない濃い顔ですからねえ・・・・。今年はネクタイでもあげようかと思ったのですが、近所のショッピングモールでは今一つ気に入った柄が無かったので、いろいろ考えたあげく、クロスのボールペンを贈る事にしました。ショーケースの中に、きれいなブルーの軸のもので赤・黒・シャーペンが1本になっているものがあって、いいな~って思ったんです。かぴぱら氏はブルーが大好きだし、ボールペンなら仕事の時も使えるし。ただ問題は、すぐ紛失してしまう心配があるってこと。いつも国内外をふらふらしているので。まあ、命をなくさないようにしてくれさえすればいいかなって思ってはいるんですけどね。

私からは毎年プレゼントを贈っているけれど、考えてみたら、結婚してからかぴぱら氏に誕生日に限らずプレゼントってもらった事あまりないなあ・・・。誕生日にケーキを買ってきてくれたりするし、ご飯を作ってくれたりするけれど、プレゼントとして物をもらうって事がない。

娘に何気にぼやいたら、「お母さん、お父さんの趣味で選んだ物を、欲しいと思うの?」と痛いところを突かれてしまった。確かに、かぴぱら氏は趣味が悪いわけではないが、いかんせん私とは趣味がまるで違う。かと言って、かぴぱら氏を引き連れて買い物に行き、「これを買って!」っとねだるのも面倒くさい。そんな事をするくらいなら、自前で好きな品物を好きなように買うほうがいい。

かぴぱら氏は私の『可愛いペット』なのです。ペットに誕生日プレゼントを期待するでしょうか?ペットはそこに存在するだけでいいんです。そう思えるようになってから、とっても気が楽になり、かぴぱら氏を愛でる事に専念できるようになりました。怒ったりすねたりしても、ペットなんですから、ご機嫌をとってもよし、放置するもよし・・・。

ペット側からみた飼い主ってどうみえてるんでしょうねえ・・・・。まあ、日本に戻ればちゃんと家に帰って来るところを見ると、私が飼い主だって事は分かっているんでしょう・・・・。よしよし。



月曜日に三週間ぶりにかぴぱら氏が帰宅。相変わらず、縦横おんなじじゃない?ってくらいコロコロしています。今朝出かけて帰って来たかのような様子でリビングに鎮座するのも相変わらず~。かぴぱら氏が出かけて2週間くらいは、せいせいしているのですが、3週間目に入るとだんだんさみしくなってきます。それで、また滞在が2週間くらいになると、そろそろ出かけてくれないかな~なんて思いだすわけです。3週間サイクルくらいの出張がいい感じかもしれません。夏は3カ月くらい行きっぱなしなので、ちょっとさびしいです。

私がとても神経質(部分的に)なのに対し、かぴぱら氏は実におおらか。そのおおらかさは、すでに「不感症」の域にはいるのではないか?と家族は思っています。若い時は、このおおらかさが癪にさわったりもしたのだけれど、最近は、このおおらかさがあったればこそ、銀婚式を迎えるまで長続きした秘訣ではないかと思っています。

かぴぱら氏の帰宅と入れ違いに息子は学会発表があるとかで、関西方面(どこなのか詳しく言っていかないのでよくわからない・・・)に出かけてしまいました。先週は大学に6連泊。準備が大変だったみたいですが、もはや何をやっているか文系の親には理解できないので、完全放置です。メールで「うまくいった~ひゃほ~!!」みたいなのがきてましたから、元気にやっているんでしょう。今日、やっと「○○大学院の正式な合格通知が来た~!」とメールがきて、ほっとしました。奨学金がもらえることになったのに、大学院に受からなかったら、とんだお笑い草ですからねえ・・・。いろいろご心配いただいた方に、やっと顔向けできますよ・・・。これから渡航申請やら、ちゃんとできるのか?と心配ですが、息子本人の問題なので、放置するつもりです。

男の子は親元なんかにずっといちゃいけないって昔から思ってました。(単純に男がきらいなだけなのかもしれませんが)動物の世界だって、雄は成体になったら群れから離れるっていうのが多いんですから、人間だって、親元から離れて広い世界を見に行ってこい~!!てなもんです。それこそ12歳になるまで、本当に舐めるように可愛がったという自負があるのでもう十分。一日も早く世界に羽ばたいてもらって結構。

目の前に息子を置いておいたら、絶対私の気持ちが持たないとおもうんです。家族の前で見せている姿は余りにも幼く頼りなくて、心配でたまらない。でも、多分、外で見せている姿は、全く違うのだとも思います。だとしたら、お互い距離を持つ方が、精神的によいのだと思います。

故郷は遠きにありて思うもの・・・といいますが、息子も離れてそこはかとなく心配しているくらいのほうが、よいのかもしれません。


モンテ・クリスト伯、言わずと知れた大デュマの小説ですね。子供の頃、「岩窟王」という題名のダイジェスト版を読んだ事があります。友人に裏切られたエドモン・ダンテスが脱獄不能と言われた絶海の孤島の監獄から脱獄し、モンテ・クリスト伯と名を変えて復讐するという話。
岩波の分厚い文庫で全7巻の超大な話を1時間ほどの劇にまとめるのは大変です。有名な話とは言え、観客全部があらすじを知っているわけじゃないですからね。

今回の@宝塚「モンテ・クリスト伯」は、ダンテスとメルセデスを演じる男役・女役のトップさんの魅力を十分に発揮できるようにとてもコンパクトに、テンポよくスピーディーにまとめられていて楽しめました。モンテクリスト伯を上演する予定の学生達を狂言回しに使った演出はなかなかうまい!!って思いました。

当時の時代背景を分かりやすくするために、学生達が現代の出来事や言葉をうまく例えに使っていて、初めてこの物語を知った人でもすんなり理解しやすかったでしょう。ドレス姿にサングラスなんていうシーンもあって、19世紀の話になんで?と思う方もいたでしょうけど、19世紀を舞台にした小説を題材にしながらも、要するに「宝塚歌劇の魅力ってなに?」というところに見事に焦点を合わせた作劇・演出なんだと思うとすごく納得がいきました。

とにかく宙組さんのジェンヌさん達はスタイル抜群で綺麗なんですよ!!原作はドロドロの愛憎渦巻く人間ドラマなんですけど、@宝塚では、ダンテスとメルセデスの美しい愛の物語として原作ラストとは全く違う大団円にしています。綺麗~!!かっこいい~!!素敵~!!と心おきなく思える華やかな舞台は、とっても素晴らしいエンターテイメントでございましたわ。

後半のレビューも華やかで迫力満点。宝塚の歴史を存分に生かした煌びやかで楽しいものでした。何より男役トップさんのレオタード姿って滅多に見られないでしょう。男役と言ってももともと女性なんですから、女性としても美しい方なんでしょうけど、足が信じられないくらい長くて細くてまっすぐでびっくり。普段男役をやってらっしゃるせいか、美しいおみ足を恥ずかしげに隠そうとする感じで、それがまたたまらなく色っぽくて素敵!!

一番最初に宝塚の舞台を見た頃に比べると、楽しみどころが分かってきたし、自分好みの作品も分かってきたので(やっぱり西洋時代物が好き!!)そこを狙えばお値段以上のお楽しみが約束されているように思います。

次回はいよいよ「ベルサイユのばら~フェルゼン編~」です。その次は「ルパン」かしら。シャーロック・ホームズより、断然ルパン派ですもの。その次は「アンドレア・シェニエ」♪公式HPに画像アップされていて、ますます楽しみ~。


はっ!!気がつけば本公演のほとんどに手を出し始めてる?
うううう・・・、熱烈ヅカファンの某嬢の思うつぼかも・・・・。
でも、綺麗で楽しいなら、まっ、いいか。人生は楽しんだもの勝ちなのです。


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