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管理人の徒然
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今週末土曜日は某嬢に誘われて、デトックスエステに行ってきました。3時間のコースで、カウンセリングでチョイスしてもらったハーブティーを飲みながらデトックス効果の高い温浴と泥パックを塗っての発汗、ヘッドスパとマッサージ。正直、本当にこんなことで毒抜きができるのかしら?って思ったんですけど、経験してみないことにはわからないですから、とにかく体験してみることに。

さすがに年末からハードな残業続きで、神経がぴりぴりしていたんでしょうね。交感神経が常にスイッチオン状態だったようです。エステの方が相当です!っていうくらいの凝り状態。でも自分ではもう慣れちゃっていてきずかなかったんですよ。毒抜きされたら強制的に副交感神経にスイッチが入れられたみたいで腑抜け状態。
帰りの電車で危うく寝過ごしそうになり、帰ってからすぐに布団をのべて昼寝をして、夕飯の後また寝て、今朝目が覚めたのが9時!一体どんなけ寝れば気が済む?ってほど寝たのに頭が痛い。

でも、予告済みだったんです。「明日頭痛がするかもしれませんけど、それは薬飲んでも治りませんから、おとなしく休んでください。」って。

はあ~・・・。今晩も早くも眠気が・・・。
カウンセリングの時に出た体年齢は実年齢よりも随分と上でした。やっぱり体を酷使しすぎるのは駄目だなあ・・・。
少しケアしなきゃだめですね。そのサロンは固定客さんが一杯で、予約は4月以降でないとだめらしいです。

またひとつ新たな世界を知ったような気がします。


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プロジェクト第二弾に着手したら、またまた残業の日々。妄想の時間がとれずに寂しいです。

確定申告もしなくてはならないし、車を車検にださないとだし、換気扇も掃除しなきゃだし、こまったものです。気がつけば2月も半ば。
あっというまに夏がきてしまいそうで怖いかも。
仕事関連のつてで、的川泰宣氏の講演を聞きにいってきました。小惑星探査機「はやぶさ」の地球帰還はものすごい話題になりました。昨年から今年にかけて、4本の映画がつくられたというのですから、その話題性は相当なものなのでしょうね。

7年もの長い宇宙の旅をしてきた「はやぶさ」。その裏にあった、さまざまな苦労話を聞く事ができてとても面白かったです。宇宙に携わる人は、時に人智を超える何かを感じる事があるのでしょうか。できる限りのケースを想定して開発をしているのに、想定外の事が起こり、それを人々が必死に解決しようと悩み抜いたとき、奇跡のように道が開けていく。

ひとつの目標に向かって、携わる一人ひとりが本当にわが事として考え行動するから、道は開けていくのかもしれません。

誰かが、ではなく、私が。一人ひとりがさまざまな困難を解決しようと考え抜いて行動するとき、世界は変わっていくのかもしれないなって思いました。

講演会の後、新宿まで足を延ばして、新宿伊勢丹で開催中のメレリオ・ディ・メレーのイベントを見てきました。

もう、なんて繊細で美しい宝飾品でしょう!!きらきら光る髪飾りや時計、指輪などにも目を奪われましたが、ジャン=バティスト・メレーが実際に使っていたという行商用のマーモット(木製の箱にランドセルのようなクッション付き背当てと肩ひもがついたもの)と注文書の展示に見入ってしまいました。注文書にはおそらく材料などの事も書いてあるのだと思いますが、何が書いてあるのかさっぱりわかりません。誰かに聞いてみたかったけれど、さすがに、販売係の方に聞いてもわからないですよねえ。いろいろ根ほり葉ほり聞いてみたいけれど、お商売なさっているのを邪魔するわけにもいかないし・・・。
らるご様が創作なさった作品も、ジャン=バティストの手帳にこんな風に書かれていたのかしら・・・って想像してしまいました。

ルイ9世の結婚指輪にヒントを得てつくられた「アネル」来年は銀婚式だから、かぴぱら氏にねだろうかしら?本気でねだれば、渋々買ってくれそうな気がするのだけれど、刻まれた言葉が自分を縛りそうで怖い気もしますね。

イベント期間中だけの特別企画として、歴代王妃やナポレオンの言葉を選んでフランス語で刻んでもらえるそうです。

一般労働者にはとても手が届かない宝飾品ですけど、見せてもらって目を楽しませる事ができるのはうれしいな~。デパートってある意味宝箱かもしれません。欲望のコントロールさえできていれば!

娘の振袖を買ったお店で招待状をいただいたので、藍染の展示会へ行ってみました。もともと染色や織物に興味があったのです。徳島の藍染工房から藍甕を運んでくるというのです。なかなかそんなチャンスはないですよね。

1年草のたで藍の葉を発酵させた藍玉を、クヌギの木灰から作る灰汁汁に浸して作る染料は独特の匂いがします。とてもデリケートな液で、御守をしないとすぐに駄目になってしまうのだそうです。ふすま(麦を製粉するときに出来るぬかのようなもの)や日本酒を入れて調整するってとても面白いです。昔は徳島に500軒もあったという藍染屋さんが今はほんの数件しかないそうです。深い藍色に染める為には500回もの染色とすすぎを繰り返すのだとか。藍が染み込んだ布は堅牢になり、防虫効果・殺菌効果に優れているそうです。江戸時代の火消し半纏の展示もありましたが、いまだにしっかりとした藍色を残していました。

藍染の辻が花の着物の展示がありましたが、なんと美しく深い色なのでしょう。藍色って本当に心に染み込むような色ですね。柿渋と藍を使った染めの着物もありましたが、こちらも本当に素敵。特に、伊勢型紙を使ったものがすごくおしゃれで可愛くてすごく気にいったのですが、値札見て、びっくり・・・・。いいと思う物はやはり高いのですね。何気なく置いてあったから、そんな値段と思わず手を出したのがまずかったです。伊勢型紙は学生の頃、本で見てすごく気になっていたんですよね。究極のプリント柄。こんなにすごい技術の継承が風前のともしびなんて・・・。一度すたれてしまった技術を復活させるのは至難の業なのに。

店員さんが勧めてくれるままに、地模様のある深い藍色の訪問着を当ててみました。遠目には無地に見えるものですが近くで見ると地模様が浮き上がって、なかなか趣があります。流水の帯をあわせてみましたが、思いのほか締まって見えて本格的にこれは着物にはまりそう・・・って思ってしまいました。しかし!お値段が先日の娘の振袖と同じくらいするんです。それも、着物だけで!!とってもじゃないですけど、手がでません。絹のしっとりとした手触りや、深い藍の色合いは、ぐらぐらと心を揺さぶります。しかし、現実を見なきゃいけませんね。

日本の伝統の技術は本当に素晴らしいと思います。色も模様も洗練されて美しい着物が、もっと日常に楽しまれるようになって欲しいし、こうした技術をしっかり継承出来るような制度を国として作ってほしいと思います。世界に通用する美しさなんですから、どんどん海外にも製品を売り出してほしいなあ・・・。小紋の布とか、洋服地としても素敵だと思うんだけど・・・。

守りつつ、攻めるってできないのかなあ?工業製品だけが日本の製品じゃないはずなのに。フランスみたいに、手仕事の美しい物を正当な価格で売れないものだろうか?
大量生産の安い物で急場しのぎみたいな生活をしてきてしまったけれど、だんだん年を取ってくると、ちゃんと作られたものがやっぱり欲しくなってきてしまうんですよね。

子供達には高級品でなくても、自分の資力に合った範囲で、出来るだけ良い物を選んでいって欲しいと思います。たくさん持つことも若いうちは魅力的なんでしょうけれど、数少なくても、良い物を丁寧に使っていくことも大切だと思います。

多分定年までは、ゆっくり生活を楽しむなんて難しいでしょうけれど、ゆっくりと時間と手間をかける生活がいつかできたらいいなあと思います。

その日の為に、まずは稼いでおきませんとね。


年末の頑張りが評価されたかは定かではありませんが、「主任」昇格の内示がありました。仕事自体に変化があるとはとても思えないし、ほんの少し手当がつくくらいでしょうけれど、とりあえず、この職場の主任に女性がついたという前例にはなりますね。前例が無いからという言い訳は労使双方に使えなくなるということです。五十で主任って、笑っちゃうようなスローペースだけど、これが現実なんですよね。今日も残業。

家に帰りついたのは10時過ぎ。娘が夕飯を作っておいてくれました。一品料理ですけど、帰ってすぐ食べられるって助かります。今日は春雨と野菜と豚肉の炒め物とわかめと豆腐の味噌汁。だいぶ手慣れてきたようで、なかなか美味しかったです。帰りに買ってきたベルギーピールでほろ酔い気分~。

プロジェクトの第2弾の仕込み作業が終わり、再び戦いの日々となりそうな予感・・・。頑張って、秋の昇級試験を目指します。頑張るからには、ちゃんとした評価をしてもらいたいし、チャレンジすることで、後進に道を開けてあげたいと思います。

仕事に頑張ると、お遊び時間が減ってしまうというジレンマに陥るけれど、年度末に向けて、ここは頑張りどころでしょうか。

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