管理人の徒然
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今日は午後から大手町のサンケイプラザで開かれたがん検診企業アクションのシンポジウムに参加してきました。いまやがんは日本人の『国民病』。日本人の死因の不動のTOPで一生涯の内でがんに罹患する確率は50%という現実があります。日本のがん検診率は欧米各国に比べて著しく低く、30%にもなりません。日本政府はがん検診率を50%に引き上げる為に、企業の力をなんとか活用しようという事で立ち上げられたのが、「がん検診企業アクション」です。約1000の団体・企業が参加しています。
私も母親をがんで亡くしているので、この事業を知ったとき、上司に掛け合って推進パートナー企業の登録をしてもらいました。当然のことながら、言いだしっぺに仕事は振られてくるわけで、がん検診企業アクションから無償配布を受けた小冊子を配ったり、20歳から60歳の5歳刻みで自治体から配られるがん検診無料クーポンの利用促進チラシを配布したりするのは当然のように私の仕事になりました。シンポジウムやイベントへの参加も私の仕事となるわけですが、本当に勉強になります。
がん検診といっても様々な問題があります。日本ではついこの間まできちんとしたがんについての統計が取られていませんでした。戦うべき相手の姿が全然見えていない状態といっても良かったのです。今やっと国ががん対策に本腰を入れ始めていますが、その成果がでるのはまだまだ先になるでしょう。
そんな中、ローソンさんの取り組みが報告されたのですが、本当にびっくりでした。新聞報道等では健康診断を受けない従業員とその上司のボーナスカットという事がセンセーショナルに取り上げられていましたが、その裏でどんな取り組みが行われていたのかを聞いて見れば、そこまでしているのか!ローソンってすごい!って心から思えました。取り組みの一部分だけを切り取って報道するマスコミの姿勢ってどうなんだろう?と憤りも感じました。
意識の高い企業は、これから先にやってくるだろう時代をちゃんと見据えて手を打ち出しています。少子化・高齢化が進めば、限られた人的資源を生かしきれるかは、企業の存亡にかかわる問題です。そのなかで、あたら貴重な人材をがんや成人病で失いたくないという本音が、実際の取り組みを推し進めているのだと思います。
目先の事を考えると、検診や生活習慣改善にお金を投入するのはばからしく見えるのかもしれません。しかし、今後医療費負担が増えれば、国の財政基盤をも揺るがしかねません。あらゆるチャンネルでがんに対する知識を深め、早期発見・早期治療を行えば、全てのがんが怖いものではなくなり、がんで苦しむ人を減らし、社会損失も減らせるんです。そう思うと、無知こそが、最大の敵なのかもしれません。きちんと知る事によって、自分と家族の命が救えるなら、しっかり知らないといけません。今日学んだ事を、会社に持ち帰って、どう広めていくかが、私の今後の課題です。
私も母親をがんで亡くしているので、この事業を知ったとき、上司に掛け合って推進パートナー企業の登録をしてもらいました。当然のことながら、言いだしっぺに仕事は振られてくるわけで、がん検診企業アクションから無償配布を受けた小冊子を配ったり、20歳から60歳の5歳刻みで自治体から配られるがん検診無料クーポンの利用促進チラシを配布したりするのは当然のように私の仕事になりました。シンポジウムやイベントへの参加も私の仕事となるわけですが、本当に勉強になります。
がん検診といっても様々な問題があります。日本ではついこの間まできちんとしたがんについての統計が取られていませんでした。戦うべき相手の姿が全然見えていない状態といっても良かったのです。今やっと国ががん対策に本腰を入れ始めていますが、その成果がでるのはまだまだ先になるでしょう。
そんな中、ローソンさんの取り組みが報告されたのですが、本当にびっくりでした。新聞報道等では健康診断を受けない従業員とその上司のボーナスカットという事がセンセーショナルに取り上げられていましたが、その裏でどんな取り組みが行われていたのかを聞いて見れば、そこまでしているのか!ローソンってすごい!って心から思えました。取り組みの一部分だけを切り取って報道するマスコミの姿勢ってどうなんだろう?と憤りも感じました。
意識の高い企業は、これから先にやってくるだろう時代をちゃんと見据えて手を打ち出しています。少子化・高齢化が進めば、限られた人的資源を生かしきれるかは、企業の存亡にかかわる問題です。そのなかで、あたら貴重な人材をがんや成人病で失いたくないという本音が、実際の取り組みを推し進めているのだと思います。
目先の事を考えると、検診や生活習慣改善にお金を投入するのはばからしく見えるのかもしれません。しかし、今後医療費負担が増えれば、国の財政基盤をも揺るがしかねません。あらゆるチャンネルでがんに対する知識を深め、早期発見・早期治療を行えば、全てのがんが怖いものではなくなり、がんで苦しむ人を減らし、社会損失も減らせるんです。そう思うと、無知こそが、最大の敵なのかもしれません。きちんと知る事によって、自分と家族の命が救えるなら、しっかり知らないといけません。今日学んだ事を、会社に持ち帰って、どう広めていくかが、私の今後の課題です。
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