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管理人の徒然
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今週末のお遊びプログラムは、新宿でございます。
新宿駅南口から徒歩10分ほどのところにある文化学園服飾博物館へ、「宮廷服」展を見に行きました。
ベルファンとしては、「宮廷」という言葉だけでも、萌ちゃったりするのであります。先週「かぐや姫の物語」を見にいきましたから、十二単の実物を見るというのも一興かと思った次第であります。

期待以上に面白い展示でした。まずは2階の第一展示室は、明治から昭和戦前期の皇室宮廷で着用された礼服やドレスの展示。明治天皇がお召しになったフロックコートから展示がはじまります。フロックコート!!これだけでも萌ますよ~。アンドレの私服にもあっただろうと想像して最初っから萌~。明治天皇のお后様が着用の素晴らしいトレーンドレスは、ナポレオンの戴冠の絵に描かれたジョセフィーヌの衣装にも負けないくらいの素晴らしさ。全面に施された刺繍の素晴らしい事!!そして、武官・文官の礼装、勲章等は、彼の方の軍服の構造等を想像する材料として、ほんとに参考になりました!!
勲章をつける為に見ごろと同色のテープが縫い付けてあったり、飾り緒を止めつける金具があったりする場所をまじまじと見る事ができたのは収穫ですね~。日本の宮廷服って基本フランスのものを参考にしたそうで、礼装の帽子がオスカル様やナポレオンがかぶっていたものと同じ形をしているんですよ。
展示品は実際に着用されていたもので、着用者にあわせて仕立てられていますから、すごくリアルに体型がわかるんです。渋沢栄一氏の服が非常に袖が短くて、不思議でしたねえ。腕が短かったのかな?そうかと思うと、非常に長身でスレンダーだったんだろうと思われる海軍将官の方のものもあり・・・。
オスカル様の軍服をロザリーがくんくんしてましたけど、彼女の軍服もまた彼女の体型をリアルに映しているとおもうと・・・・萌~!!!!
男性の礼装は、位階によっていろいろと細かい規定があったようですが、女性は基本的にみんな同じ。
位階ではなくTPOによってドレスの種類が決まっていたようですね。皇族の女性が着用したドレスは皆華奢で繊細な感じでした。やっぱり日本人女性って小さいんですね。刺繍や織りが素晴らしくていい目の保養になりました。
1階展示室には、衣冠束帯、十二単等の展示がありました。最初の直衣が巨大でびっくりしました。布をたっぷり使った装束はやはり富と権力の象徴なんでしょうねえ。国立博物館などの収蔵品よりも新しいものなので色も鮮やかだし、ボディに着せてあるので、十二単のボリューム感や裳の広がりなどがはっきり分かって面白かったです。
一番興味深かったのは、大正天皇が着用した神事用の生成りの衣装です。天皇家が神事を司っている一族なんだなあ・・・としみじみ感じました。檜扇にまかれた白絹の組紐の艶々した光沢は本当に目を奪われました。

展示は12月21日までです。映画「かぐや姫の物語」とあわせてご覧になるとよろしいかもしれません。

展示を見た後、デパートに繰り出し、スカーフリングとセーターを買いました。ボーナスを当て込んで、自分への御褒美~。今年は和からし色のセーターが欲しくていろいろ探していたのですが、気に入ったものがなくて諦めかけていたのです。今日やっと色、形、値段、全て希望通りのものを手に入れられました。仕事は大変だけれど、気に入ったものを手に入れられる喜びもありますね。




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