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管理人の徒然
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ついに、ついに、観劇回数二桁達成!いったいどれだけ見れば気が済むのか!!って突っ込んでいただいて結構でございます。緒月遠麻さんが好き過ぎてやばい事になっております。舞台写真やら、ポストカードやら買い集めて悦にいっております。かつてこんな行動を取った事がないので、自分でもちょっとおかしくなってるなって思います。2月突入で、緒月さんの卒業まであと2週間となってしまいました。確実に緒月さんロスに陥ることでしょう。

あと確保できているチケットは2回。なんとか、前楽あたりを確保したところなんですけど、なかなか難しいのですよね。大劇場での評判は今一つ(脚本がとにかくねえ・・・・)でしたけど、東京に来てから、日々進化して人間のドラマを感じさせる良い作品になりました。その分チケット確保が難しくなってきてしまって・・・・、嬉しいような、困ったような。幼馴染の主君を殺すに至ったアンカーストレムという人物の心の動きを緒月さんは本当に繊細に描きだしてくれました。緒月さんって本当に大切に演技される方なんですよね・・・・。そういうところがとても好きです。

まさに今、「力こそ正義」となってしまいそうな世界情勢にあります。
平和国家を夢見たグスタフ3世と、国を守る為には、他を圧倒する軍備が必要と主張するアンカーストレム。
共に国を思う気持ちは同じ・・・、そう主張することもできるけれど、暴力と破壊の果てには、いったい何が残るのでしょうか。

人間の歴史を見れば、愚かな争いが繰り返され続けています。誰かの問題ではなく、自分のなかにもある人間の狂気に向き合っていかなくてはならない気がします。

まさか宝塚の舞台を見ながら、現在進行形の世界の問題を考える事になるとは思いませんでした。平和を望み、未来への希望を失わず死んでいったグスタフと、自らの手で大切に守って来た愛する者を壊してしまったアンカーストレムの絶望と虚無のどちらを選ぶか・・・。戦後70年という、生きた人間の記憶が失われていくタイムリミットとなるだろう年の始まりに、この作品を重ねてみる意味を考えずにはいられません。


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