3月になりました

今日は朝から雨が降っています。これから一雨ごとに春めいて行くのでしょうか。
２月後半はいろいろあって、落ち着かない日々でした。仕事関係も、地域活動関係も、自分自身の体もあれもこれも考えて行動していかなければならなくて・・・。

すごくハマっていた宝塚スター緒月さんが卒業してしまい、過去映像で面影を追いかけるばかり・・・。幸い筋金入りの宝塚ファンの友人がたっぷりＤＶＤを回してくれたので、毎日少しずつ見ています。緒月さんがロベルト・シューマン役をなさった「翼ある人々」がどうしても見たくてＤＶＤを買ってしまいましたが、余りに素晴らしくて滂沱の涙でございました。全ての演者さんがぴったりと役にハマっていて、特に緒月さんは決して出番が多い訳ではないのに、繊細で味わい深い表現でこの作品にしっかりとしたリアリティを与えていたと思います。

宮崎でのディナーショー開催のニュースや、緒月さんと一緒に行く海外旅行ツアー募集のニュースなど、お教えいただきました。どちらも今の状況ではとても参加できませんけれど、芸能活動を続けて下さるのだなっと嬉しく思いました。情報を下さった皆様、ありがとうございます。

また緒月さんの姿を見るチャンスがあるのだと嬉しい一方、こんなに休む間もなくお仕事って、大変じゃないかしら？と心配になってしまったりします。高校を卒業後ずっと特殊な環境下にいらっしゃったわけですから、新しい環境に飛び込む前に、少しゆっくり体や心を休める時間を取っても良かったのでは？と思ってしまいます。人間は機械ではないから、ゆとりも必要だと思うのですよ。

22日は雪組公演「ルパン３世」を見に行きました。前評判通り、原作ファンも納得の出来栄えだと思います。新トップコンビの持ち味を生かした軽妙洒脱な舞台はとても楽しかったです。ただ、高身長者が多い宙組に目が慣れてしまっていたせいか、同じ舞台のはずなのに妙に広く感じたのがおかしかったです。広い舞台を縦横無尽に駆け回る早霧さんの溌剌とした姿は、すごく印象的でしたね。私と娘の身長差は４センチなのですが、並んで鏡に映してみると娘は私に比べて一回り小さく見えます。たかだか４センチでもこうなんだな・・・って思うと妙な納得感がありました。

昨日は国立新美術館のルーブル展を見に行きました。風俗画がテーマなのでとても楽しみにしていたのですが、期待通り大好きな作品が何点もあってとても楽しかったです。特に嬉しかったのはジョゼフ・マリー・ヴィアンの『アモール売り』が見られた事です。ダヴィッドのお師匠さんにして新古典派の先駆けとなった画家のエポックメーキングな作品なんですよ！学生の頃授業でスライドを見て、すごく印象に残っていたのです。ヴァトー、シャルダン、ブーシェ、フラゴナール、グルーズといった18世紀の大御所がぞろぞろとくれば、１８世紀フリークにはたまりません。今回の目玉は、フェルメールの『天文学者』なんですが、他の作品も小品ながら良い作品が多いです。6月まで会期がありますが、開幕1週間ですがかなり混んでいましたから、じっくり見たければ早めに空いている時間を狙って行かれることをお勧めします。

今日は自治会の総会でした。無事次期役員さんに引き継ぐことができました。やれやれです。いろいろ大変でしたけど、終わってしまえばそれなりの達成感がありますね。

来週は再検査の予約に病院へ行ってくるつもりでいます。気になるところはちゃんと調べておかないとですからね。黒である事を調べに行くと思うと嫌ですけど、白である事を確かめに行くってくらいの気持ちでいようと思います。