風と共に去りぬ＠宝塚宙組

今日は宝塚宙組公演「風と共に去りぬ」を観劇しました。
言わずと知れた、マーガレット・ミッチェル原作のお話ですね。映画史上もっとも有名な映画のひとつ「風と共に去りぬ」は子供のころから何度も見ているので、どうしても映画のイメージが脳みそのしみついてしまっています。そのイメージをできるだけ排して、舞台を楽しもうとがんばりました。

バトラー役の凰稀かなめさん、とにかく、顔が小さい！！細い！！足が長い！！スカーレット役の方だって、普通の人からしたら小顔なのに、その方より更に小さいってどういうこと？？映画バトラーは中年おっさんでふてぶてしいところが魅力でしたけど、かなめさんは青年バトラーで、繊細なことこの上なし。マミーとの絡みのシーンとか、いじらしくて泣けましたよ・・・・。映画バトラーのイメージではぜんぜんないですけど、
男の切なさを醸していて、がんばってるなあ・・・と思いました。でも、やっぱり青年の域から脱却は無理かな？もう少し体格を逞しくしないと。

そもそも、「風と共に去りぬ」の主役はスカーレットですもんね。スカーレットの奔放さにアシュレイもバトラーも結局振り回されるっていう話ですよね・・・。その点では、スカーレット役の方、綺麗でしたし役にあってました。娘役トップの方が演じたメラニーとの対比も良かったし。

ただ、デュエット・ダンスではやっぱり所作が男役さんなんですよ。本当は女性なのだからドレスで踊ってもおかしくないはずなのに、どこか倒錯的に見えてしまうのはなぜなんでしょう？？？

２年前に米倉涼子さん主演の舞台を見ましたが、それより面白かったです。宝塚の舞台によく出てくる『お上品ぶっているけれど、下世話な奥様方』モブシーンとか鉄板でいいですね～。

マミー役の方、ミード博士役の方の演技が渋くて良かったです。

宙組さんはほんとにみなさんスタイルがいいですよね！眼福、眼福～。


次の宝塚観劇は、２月３月にナポレオンでございます。
星組のトップの柚希さんがどんなナポレオンを見せて下さるのか、とても楽しみでございます。

来週は、映画「ファイヤBYルブタン」の予定。それで今年は遊び納めとなりそうです。