[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
某嬢からお勧めいただき、おまけに入手までしていただきました。ありがとうございます。
一時スイスに興味がものすごく湧いて、スイス関連の本をいろいろ読んでいました。中でもとても興味深かったのは、スイスが一つの国として成立するまでの紆余曲折。スイス人傭兵のこと。壮絶すぎます。スイスと言えば、「アルプスの少女ハイジ」がすぐに頭に浮かびますが、ハイジのおじいさんは傭兵だったんですよね。その経験がおじいさんを人嫌いの偏屈ものにしてしまったという事は、日本では重視されていないようですけど、傭兵関連の本を読んで、おじいさんがそうなった理由がわかったような気がしました。
スイスが永世中立国として認められたのは1815年のウィーン会議での事です。中立とはいかなる事かと言えば、他国間で戦争が起きても、どっちの肩入れもしない代わりに、自国の防衛は自国でやりますっていう事です。スイスはその歴史から、自国を守るためには、国民全てが、国を守るという自覚を持たないとだめなんだと思い知ったのでしょう。スイスから戦争をしかけなくても、外国が仕掛けてくるかもしれない。実際スイスは何度も外国からの侵略を受けてきました。だからこそ、いつそんな事態が起きても、国を、ひいては、自分たちの生活を守るためにどう備えればいいのか、国民一人一人に徹底しておかなければいけないと切実に考え、こうした具体的かつ詳細な内容を持つハンドブックが作られて活用されているのでしょう。
国土を脅かすものは、外国の軍隊だけではないことを、東日本大震災を経験した今、私たちは切実に感じています。でも、生活を脅かす脅威から、どうやって自分自身や自分を取り巻く人々を守ればいいのか、誰も教えてくれません。この本は実にたくさんのヒントを与えてくれます。計画的な備蓄、起こりうる被害の想定、それに対応できる技術の獲得、そして、何より自らの生活は自らで守るのだという覚悟。
明日も明後日も今日と同じとは限らない。天災は正に忘れたころにやってきました。極限まで無駄と緩みを取り去ったシステムは、一つの条件が失われた時、あっという間に機能停止におちいりました。
同じことを繰り返してはいけません。物心ともに、脅威に備える事を考えなければいけないのではないかと思います。地震・津波・噴火・台風・・・・。海に囲まれて外国からの侵略の脅威はさほどなかったにしても、日本人はずっと自然の脅威と隣り合って生きてきたのですから。
ジャルジェ家の主領地がなぜ「アラス」なのか?おそらくはロベス先生の故郷だからなのでしょうね。でも、複雑な土地柄を考えると、確かにふさわしい場所のような気がします。じゃがいも普及プロジェクトはいったいどうなるのか?パルマンティエおじさんたち一行の奮闘は続きます。
「モツレク」練習で苦労している事が海の向こうにまで伝わったのでしょうか?E様から音楽の守護聖者聖セシリアのカードをいただきました。今度の日曜日が練習日です。まだどうしてもよろけているフレーズがあるので、練習日までにマスターしたいと思います。聖女様!よろしくお願いします!!
今日は人間ドックに行ってきました。待ち時間がたっぷりあるので一冊本が読めました。結果が出るのは3週間後です。何かあれば連絡があるでしょうから、のんびり待っていても問題ないでしょう。ショックだったのは背が縮んでいたこと。1今まで162を切ることはなかったのに、ついに161.8ですって。一番大きかったときから比べると1センチ縮んだことになります。一方ちょっと嬉しかったのは、肺活量が私と同じくらいの体格の人の標準の128%だって言うこと。これって歌の練習の効用でしょうか?
電波割り当ての関係で今使っている携帯電話が来年使えなくなると電話会社から連絡がきました。4年間使って、別段不具合もないのでもうしばらく使うつもりだったのですが、今なら補助が出ますという甘言に乗って機種変しました。私は一貫して携帯は京セラの物を使っています。とにかく薄くてシンプル。貯まっていたポイントと補助のおかげで持ち出しは7000円弱。TVも見られるし、画面も大きくなったので見やすいです。しかし、帰ってきて問題発覚!充電器が使えない。古いものと新しいもののジャックの形が違ったんです。とりあえず娘の物を借りて充電しましたけど、調達しないといけません。とほほ・・・・。
仕事は相変わらず先は見えないけれど、とにかく一日一日を過ごしていくしかないのでしょうね。GWが明ければ夏休みまで会社も学校も忙しくなるでしょう。この週末はどんなお遊びを企画しようかと思いつつ、娘と帰途についたのでした。
美術館内のレストランでの楽しみは、展覧会のテーマとタイアップした企画メニューです。今回はオランダビールのメニューが出ていたので、ついつい昼間だというのに、オーダーしてしまいました。そして、そのビールと言うのがまあ、面白い事に、東郷平八郎の肖像画がついているのですよ。もうひとつ種類があって、それは明治維新ビールと銘打ち吉田松陰の肖像画がついています。どっちにしようかと悩んだ末、吉田松陰だと、「そこもとは、女子の身で昼間から酒をたしなむとは何事ぞ!」と説教されそうな気がしたので、東郷平八郎の方にしてみました。中身はオランダビールだそうです。なかなかしっかりと味わいのあるビールでした。容量は普通の缶ビールくらいでしょうか。欅の若葉が美しい中庭を眺めつつランチを楽しんだのでした。
かぴぱら氏が家にいる日が多かったので、今週はとても楽でした。かぴぱら氏が夕飯の支度をしてくれたからです。かぴぱら氏はとても料理が上手なのです。8時になっても私が帰宅する気配がないと、どうやら作りだすようです。お腹はすくし、帰ってきて何もしてなかったら、妻が不機嫌になる事は火をみるより明らかですからね。ですので、8時まで仕事をして帰宅すると、ちょうど出来上がったところという具合なのです。
上げ膳据え膳の至福~。後片付けはさすがに私がしますけど、料理ができる旦那はやっぱりポイント高いです!この際なので、ものすごーく褒めちぎってあげたら、なんだかすごくうれしそう。子供にはそのように見えないらしいですが、私にはわかるのです。ほら、ちょっとだけ目じり下がって口角上がってるでしょう~?
かぴぱら氏は家ではとても口下手です。無口なのではなくて、口下手。話したいことがあるのに、今一つうまく話せない感がありありと見えます。言いたい事をひきだしながら聞いてやらないとうまく話が見えてきません。
仕事の事ならすごく雄弁なのに、どうして家族の中だと別人みたいになってしまうのでしょうね。外では表情もちょっとめにはとても怖い感じなんです。渋いできるおっさんモード全開。仕事モードの旦那とは絶対一緒にいたくないですね。要求厳しいし、怖いし。でも、家ではぽよーんとしたかぴぱらなんですよ。かぴぱらだから一緒にいてもいいんです。
同じ人間でも、仕事の場と家庭では全然違う顔を見せているものなのだろうと思います。かぴぱら氏は全寮制の学校で育ち、我が家の子供たちは生まれてすぐから保育園・学童と一日の大半を家庭外で過ごしてきて、家庭は本当に素の自分に戻ってリラックスする場のようです。家族がみんな家の中ではだらだらと過ごす。部屋は散らかり放題だし、それぞれが好き勝手にふるまっています。もはや、家庭というより、合宿所状態。
それでも、まあ、それぞれに家でくつろいで外に向かってうって出ていけるならそれでよしとしましょう。家族のあり方も人のあり方もいろいろです。いろんな意味で整っていない家庭でも、それぞれが楽しく生きていけるなら、それでいいんです。ヘンテコ家族でも、幸せを感じられるって有難いことです・・・・。
今晩はみんなが出払ってしまっていて、一人です。ああ~、静かです。こういう静かさも本当に好きです。