管理人の徒然
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暦の上では春というのに、相変わらず寒い日が続いていますね。大雪の余波はまだ続いています。
一日も早く、日常が戻る事を願わずにいられません。
今日は山種美術館の「KAWAII展」を見に行きました。「かわいい」という美意識は日本人が古くから大切に持ち続けたもの。ちいさく、無垢で、愛らしいものを慈しみ大切に思う気持ちが沢山の作品を生んできました。そうした作品を集めた「KAWAII展」は、とても心癒されるものでした。
優しい色づかい、余白が生み出すゆったりとした時間の流れを感じさせる日本画の素晴らしさをしみじみ感じる作品がたくさんあって、豊かな気持ちになりました。
世界は狭くなって、それこそ世界中のいろいろな物がすぐ身近に溢れている現代ですが、日本という風土、日本人の心が見つけ出してきた美しいもの・・・・、そういった物を改めて見つめてみたいと思わせる展示でした。
また、来週も一週間頑張ろう、そんな元気をもらえました。
来週は、サントリー美術館で開催中の伊万里展を見に行く予定です。
一日も早く、日常が戻る事を願わずにいられません。
今日は山種美術館の「KAWAII展」を見に行きました。「かわいい」という美意識は日本人が古くから大切に持ち続けたもの。ちいさく、無垢で、愛らしいものを慈しみ大切に思う気持ちが沢山の作品を生んできました。そうした作品を集めた「KAWAII展」は、とても心癒されるものでした。
優しい色づかい、余白が生み出すゆったりとした時間の流れを感じさせる日本画の素晴らしさをしみじみ感じる作品がたくさんあって、豊かな気持ちになりました。
世界は狭くなって、それこそ世界中のいろいろな物がすぐ身近に溢れている現代ですが、日本という風土、日本人の心が見つけ出してきた美しいもの・・・・、そういった物を改めて見つめてみたいと思わせる展示でした。
また、来週も一週間頑張ろう、そんな元気をもらえました。
来週は、サントリー美術館で開催中の伊万里展を見に行く予定です。
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先週土曜日の雪も「記録的」と言われましたが、昨日から今朝にかけての雪は更に「記録的」でした。暦の上ではもう「春」のはずなのに、なんて事でしょう!!
先週土曜日はオペラ、今日は宝塚、楽しみにしていた舞台を2週続けて雪に阻まれるなんて・・・。
「許さん!許さんぞ!!」とまるでアニばらの某将軍のように雄叫びをあげて、タイヤにチェーンを装着し、かぴぱら氏を動員し、最寄駅まで送ってもらって東京宝塚劇場を目指しました。
駅までの道のりはスリル満点でしたが、電車の方は運よくスムーズに乗り継ぎもでき、いつもより時間はかかりましたが、十分に間に合う事ができました。
宝塚100周年の年を記念する作品、『眠らない男』はナポレオンの波乱に満ちた人生を描いたもの。今回も男性の姿が目につきましたねえ。ナポレオンファンなのかな?
宝塚ですから演者は当然女性ばかりなんです。でも、そう見えない。100周年を迎え、もはや伝統芸能の域にはいった宝塚ですもの。男役さんは、実際の男より男らしく見えますわ。
主演の柚希礼音さん、見事な男前っぷりです。男前過ぎて、女の人だと信じられませんわ。ヒロインジョゼフィーヌ役の夢咲ねねさんは、ひたすらきれい~!きれい~!!きれい~!!!帝政時代のハイウエストドレスがすごく可愛くてお似合いだわ~!!妖怪外交官「タレイラン」役の北翔さんのしたたかっぷりがとっても素敵♪細かいウエーブの鬘が良くお似合いだわ~。勇敢な伊達男将軍ミュラ役の真風さん、モミアゲがチャーミング~!!!
絢爛たる絵巻物のような舞台に、始終きゃあきゃあ言っておりました。ルーブルにあるダヴィッドが描いたナポレオンの戴冠式の絵そっくりの舞台づくりは本当に豪華で見ごたえありました。あのお衣装、かなり制作費かかってますよね。画家ダヴィッドが出てくるシーンはちょっと興味深かったです。ナポレオンの主席画家になる前のダヴィッドは、画家であると同時にバリバリの革命政治家でもあった訳で、革命の理想を実現しようとするナポレオンの姿をかっこよく描いてイメージ操作に大きな役割を果たすってところがねえ・・・・。
グラン・マルモン役の英真さんやバラス・フランツ1世二役の一樹さんやナポレオンの母役美穂さんの堂々たる存在感、威風堂々とした貫禄にため息出ます・・・。渋いわあ~。
ナポレオンの生涯を駆け抜けるようなお話なので、今日は流れを追いかけるのが精一杯。ある程度予習してましたけど、やっぱりエピソードが多くて演者さんも大変だったろうなあ・・・と思いました。見ている方が登場人物の心情を追いかけるのが大変なんですから、演技する方はもっと大変でしょうねえ。
幸いもう一回チケット確保してあります。今日は東京公演の2日目で更に大雪といういまいちなコンディション。(ちらり、ほらりと空席もあり、大雪でせっかくのチケットを棒に振った方もいたんでしょうねえ。)音響調整もまだ十分じゃない感じでしたし、舞台セットの転換の音とか少し大きかったような気がしたし・・・。次は3月に入ってからですから、ちゃんと調整されて素晴らしくなっている事が期待されます。今度はもっと丁寧に舞台を味わえるでしょう。
今日は30年以上のファン歴を誇る友人が一緒でしたが、大雪の影響で帰りの足が心配でしたので、舞台が終わってすぐに解散してしまいました。残念!いろいろ聞きたい事があったんですけどねえ・・・。彼女は明日は名古屋に遠征なのだそうです。いいなあ~。
来週は、山種美術館の「かわいい展」の予定です。
先週土曜日はオペラ、今日は宝塚、楽しみにしていた舞台を2週続けて雪に阻まれるなんて・・・。
「許さん!許さんぞ!!」とまるでアニばらの某将軍のように雄叫びをあげて、タイヤにチェーンを装着し、かぴぱら氏を動員し、最寄駅まで送ってもらって東京宝塚劇場を目指しました。
駅までの道のりはスリル満点でしたが、電車の方は運よくスムーズに乗り継ぎもでき、いつもより時間はかかりましたが、十分に間に合う事ができました。
宝塚100周年の年を記念する作品、『眠らない男』はナポレオンの波乱に満ちた人生を描いたもの。今回も男性の姿が目につきましたねえ。ナポレオンファンなのかな?
宝塚ですから演者は当然女性ばかりなんです。でも、そう見えない。100周年を迎え、もはや伝統芸能の域にはいった宝塚ですもの。男役さんは、実際の男より男らしく見えますわ。
主演の柚希礼音さん、見事な男前っぷりです。男前過ぎて、女の人だと信じられませんわ。ヒロインジョゼフィーヌ役の夢咲ねねさんは、ひたすらきれい~!きれい~!!きれい~!!!帝政時代のハイウエストドレスがすごく可愛くてお似合いだわ~!!妖怪外交官「タレイラン」役の北翔さんのしたたかっぷりがとっても素敵♪細かいウエーブの鬘が良くお似合いだわ~。勇敢な伊達男将軍ミュラ役の真風さん、モミアゲがチャーミング~!!!
絢爛たる絵巻物のような舞台に、始終きゃあきゃあ言っておりました。ルーブルにあるダヴィッドが描いたナポレオンの戴冠式の絵そっくりの舞台づくりは本当に豪華で見ごたえありました。あのお衣装、かなり制作費かかってますよね。画家ダヴィッドが出てくるシーンはちょっと興味深かったです。ナポレオンの主席画家になる前のダヴィッドは、画家であると同時にバリバリの革命政治家でもあった訳で、革命の理想を実現しようとするナポレオンの姿をかっこよく描いてイメージ操作に大きな役割を果たすってところがねえ・・・・。
グラン・マルモン役の英真さんやバラス・フランツ1世二役の一樹さんやナポレオンの母役美穂さんの堂々たる存在感、威風堂々とした貫禄にため息出ます・・・。渋いわあ~。
ナポレオンの生涯を駆け抜けるようなお話なので、今日は流れを追いかけるのが精一杯。ある程度予習してましたけど、やっぱりエピソードが多くて演者さんも大変だったろうなあ・・・と思いました。見ている方が登場人物の心情を追いかけるのが大変なんですから、演技する方はもっと大変でしょうねえ。
幸いもう一回チケット確保してあります。今日は東京公演の2日目で更に大雪といういまいちなコンディション。(ちらり、ほらりと空席もあり、大雪でせっかくのチケットを棒に振った方もいたんでしょうねえ。)音響調整もまだ十分じゃない感じでしたし、舞台セットの転換の音とか少し大きかったような気がしたし・・・。次は3月に入ってからですから、ちゃんと調整されて素晴らしくなっている事が期待されます。今度はもっと丁寧に舞台を味わえるでしょう。
今日は30年以上のファン歴を誇る友人が一緒でしたが、大雪の影響で帰りの足が心配でしたので、舞台が終わってすぐに解散してしまいました。残念!いろいろ聞きたい事があったんですけどねえ・・・。彼女は明日は名古屋に遠征なのだそうです。いいなあ~。
来週は、山種美術館の「かわいい展」の予定です。
お取引先様が毎年お年賀に桜の盆栽を下さいます。まだ外には雪が残っているというのに、一足早く事務所に春がやってきました。
今はちょうど受験シーズン。お子様の受験にやきもきなさっている親御さんも多い事でしょう。
確かに受験は子供にとって大きな人生の試練かもしれませんが、長い人生のほんのワンステップに過ぎないのだろうと思います。人生80年時代、15や18の受験の合否で人生のすべてが約束されるなんてことはありえません。時計の針は戻せない。だからこそ、前に進む以外ないんですよね。大人も子供も、みんな同じです。
これだけ世界が狭くなったのですから、日本が性に合わないなら、自分を受け入れてくれる世界のどこかに居場所を求めてもいいと思います。少なくとも現代の日本にはまだそうできる自由が保障されているのですから。
ただ、そう言う自由に子供が気付く為には、少し大人の手助けが必要かもしれません。地面を歩く子供の視点からは見えない地平線がある。大人が小さな体を持ち上げて、遠くの景色を見せてやることで世界の広さを知ることができるのかもしれません。
おりしも娘がちょうど就職活動中。第一志望の会社は超狭き門です。今日は初めてのグループ面接。なんと第一志望の会社が初回とは!娘はとても緊張したようです。うまくいっても、うまくいかなくても、娘はそれを受け入れていくしかありません。全てが学びの場になって行くでしょう。
親なんて、無力なものです。ただ、応援するだけしかできません。でも、多分大丈夫です。娘にふさわしい会社と出合う事が必ずできるはずです。就職はお見合いのようなもの。お互いがいいと思って始めて成立するものですからね。つり合いがとれた場所がきっとあるはずです。己を知り、相手を知り、お互いに求め、求められるからこそうまく行く。そう思えばおのずと納まりどころが見えてくるでしょう。
とは言うものの、やっぱり頑張った結果を掴みとって欲しいと思うのが親心。頑張っているお子さん方全てが、『桜咲く』の朗報を受け取って笑顔の春を迎えて欲しいと願わずにはいられません。
2週間ぶりの更新です。18世紀には面白い人物が沢山いますけれど、プロイセンのフリードリヒ2世は、なかでも面白い人物です。フリードリヒ2世は一時マリア・テレジアのお婿さん候補だったりもしたとか。後でこの二人、宿敵関係になってます。不思議なのは、宿敵者の息子がなぜかフリードリヒ2世の信奉者になっちゃっている事。ヨーゼフ2世もピヨートル3世もと言うのが面白いですねえ。強すぎるお母さんを持つと、強いお父さんのロールモデルが欲しくなるのかしら?
フリードリヒ2世は音楽やお勉強が大好き青年で、軍備増強マニアの父王に「軟弱は許さん!!」とそういうお楽しみを禁止されていたとか。強圧的な父王が勧めたイギリス王女との結婚に反発して親友兼家臣の近衛少尉と家出(駆け落ちか?!)を企てたとか。結果はすぐにつかまって、近衛少尉は処刑され、フリードリヒ2世は幽閉されてしまいます。結局猛反省して許され、父王が亡くなって王位を継いだ後は、父王以上に軍事力増強して戦争しまくっているのですよ。美人で教養高い王女様と結婚したものの、実質的結婚生活はなく、弟と、王妃様の妹が結婚して生まれた甥っ子を相続人にしたとか。うーん、BLっぽい匂いがぷんぷんしていますね。ナポレオンも認める軍事戦略家だった一方、ヴォルテールと親交を結び、フルートと犬(グレイハウント)を愛し、食糧確保の為にじゃがいもの普及に努めた啓蒙君主なのです。
パルマンティエ氏がじゃがいも普及に取り組んだきっかけはプロイセン軍の捕虜となり毎日散々じゃがいもを食べさせられたことから始まった訳ですねえ~。いろいろ興味が出て来たものについつい目が向いてしまって寄り道ばかりです。いかんですなあ。
フリードリヒ2世は音楽やお勉強が大好き青年で、軍備増強マニアの父王に「軟弱は許さん!!」とそういうお楽しみを禁止されていたとか。強圧的な父王が勧めたイギリス王女との結婚に反発して親友兼家臣の近衛少尉と家出(駆け落ちか?!)を企てたとか。結果はすぐにつかまって、近衛少尉は処刑され、フリードリヒ2世は幽閉されてしまいます。結局猛反省して許され、父王が亡くなって王位を継いだ後は、父王以上に軍事力増強して戦争しまくっているのですよ。美人で教養高い王女様と結婚したものの、実質的結婚生活はなく、弟と、王妃様の妹が結婚して生まれた甥っ子を相続人にしたとか。うーん、BLっぽい匂いがぷんぷんしていますね。ナポレオンも認める軍事戦略家だった一方、ヴォルテールと親交を結び、フルートと犬(グレイハウント)を愛し、食糧確保の為にじゃがいもの普及に努めた啓蒙君主なのです。
パルマンティエ氏がじゃがいも普及に取り組んだきっかけはプロイセン軍の捕虜となり毎日散々じゃがいもを食べさせられたことから始まった訳ですねえ~。いろいろ興味が出て来たものについつい目が向いてしまって寄り道ばかりです。いかんですなあ。