管理人の徒然
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お取引先様が毎年お年賀に桜の盆栽を下さいます。まだ外には雪が残っているというのに、一足早く事務所に春がやってきました。
今はちょうど受験シーズン。お子様の受験にやきもきなさっている親御さんも多い事でしょう。
確かに受験は子供にとって大きな人生の試練かもしれませんが、長い人生のほんのワンステップに過ぎないのだろうと思います。人生80年時代、15や18の受験の合否で人生のすべてが約束されるなんてことはありえません。時計の針は戻せない。だからこそ、前に進む以外ないんですよね。大人も子供も、みんな同じです。
これだけ世界が狭くなったのですから、日本が性に合わないなら、自分を受け入れてくれる世界のどこかに居場所を求めてもいいと思います。少なくとも現代の日本にはまだそうできる自由が保障されているのですから。
ただ、そう言う自由に子供が気付く為には、少し大人の手助けが必要かもしれません。地面を歩く子供の視点からは見えない地平線がある。大人が小さな体を持ち上げて、遠くの景色を見せてやることで世界の広さを知ることができるのかもしれません。
おりしも娘がちょうど就職活動中。第一志望の会社は超狭き門です。今日は初めてのグループ面接。なんと第一志望の会社が初回とは!娘はとても緊張したようです。うまくいっても、うまくいかなくても、娘はそれを受け入れていくしかありません。全てが学びの場になって行くでしょう。
親なんて、無力なものです。ただ、応援するだけしかできません。でも、多分大丈夫です。娘にふさわしい会社と出合う事が必ずできるはずです。就職はお見合いのようなもの。お互いがいいと思って始めて成立するものですからね。つり合いがとれた場所がきっとあるはずです。己を知り、相手を知り、お互いに求め、求められるからこそうまく行く。そう思えばおのずと納まりどころが見えてくるでしょう。
とは言うものの、やっぱり頑張った結果を掴みとって欲しいと思うのが親心。頑張っているお子さん方全てが、『桜咲く』の朗報を受け取って笑顔の春を迎えて欲しいと願わずにはいられません。
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