副作用

緑内障が発覚して、毎晩左右の目に薬を点眼してからお風呂に入る。なぜお風呂の前に点眼するかというと、処方されている目薬は１日１回でいいのだが、皮膚についたままにしておくと色素沈着を起こすのだそうだ。
だから、目の周りがパンダのように黒くならないためには、皮膚についてしまった薬を洗い流さなければいけないから、夜必ずお風呂にはいるなら、入浴前に、そうでなければ朝、洗顔の前に点眼する習慣をつけるといいと言われたのだ。さすがに、パンダにはなりたくないので、きちんと点眼の後は洗い流している。おかげでとりあえずのところ、目の周りが黒くなってはいない。

しかし、どうも最近おかしなことが起こっている。何やら睫毛が濃くなっているような気がする。はっきり言って、私の睫毛はまばらにしか生えていなかった。重たい一重にまばらな睫毛。眼鏡をかけているからまあ、気にもしていませんでしたけどね。

ところが、気がついたら、最近はっきりとした二重になり、睫毛がまるでマスカラ塗ったように太く濃くなっている。二重がはっきりしたのは睫毛が濃くなったせいのようにも思える。以前より目がぱっちりしてきている。今更、目がぱっちりしたところで、おばちゃんなんだから、どうってことないのはわかっていますよ！！

でも、不思議だ！不思議すぎる！！と、調べてみたら、緑内障の薬の副作用で睫毛が異常増殖するらしい。知らなかった！！


緑内障は不可逆的な視野欠損を生じる怖い病気だけれど、きちんと眼圧管理をしていれば、進行を食い止める事ができる。おまけに、治療薬が睫毛育毛剤になるのだとしたら、眼科定期検診を受けて、緑内障の早期発見に努めた方がいいのではないだろうか？

副作用というと、嫌な事ばかりなのかと思ったら、大歓迎な副作用もあるのかと、おどろいたのでありました。

地の塩とならん 第二部 その１０ ＵＰしました

ちょっと寄り道してしまっています。二人の登場はもう少し先になってしまいました。

小学校でじゃがいもの栽培ってやりましたよねえ・・・。いったい何年生だったでしょうか？田舎の学校ではわざわざ学校でやらなくても、そのへんにいくらでもじゃがいも畑がありましたけどねえ・・・。畑にはいろいろな花が咲きます。じゃがいもの花や茄子の花は紫色、胡瓜や南瓜、トマトは黄色い花。蕎麦の花は白。

スーパーに出荷される野菜は規格があるけれど、農家が自家用に作っているものは、とてつもなく巨大化したりしていてなかなかおもしろいのです。へちまみたいな大きさの胡瓜とか、バットのような茄子とか・・・。

ああ～、巨大化して熟れて黄色くなった胡瓜が食べたいなあ・・・。
縦に割って種を全部スプーンでこそげとって、スライサーで薄くスライスして塩でもんで、すりごまを大量投入して和えて、キンキンに冷やしたもの。

最近、子供のころに食べたものがやたら食べたくなります。普段はめったに食べない魚肉ソーセージを買ってしまいました。オレンジ色のビニールをめくる楽しさを久しぶりに堪能してしまいました・・・・。年だなあ・・・。

今日の夕食

今日も１時間半の残業ののち、帰宅いたしました。家に電話をしたら、息子が「飯炊いておいた～」とのこと。無洗米ですから、ちょちょっとすすいで炊飯器のスイッチ入れるだけなんですけどね。やってくれるのは有難い。おかずを作るのもかったるいので、駅でフライドチキンを買いました。これと味噌汁とサラダでもすればいいやと算段して帰宅。そうしたら、娘が帰っていて何やら台所で制作中。

「なに作っているの？」と聞いたら、「春雨と肉の炒め物」とのこと。なんだかまだ不慣れな手つきですけど、とりあえずは口を出さず、一緒に並んで味噌汁をつくりました。仕事の憂さ晴らしに赤ワインを晩酌に１００ＣＣほど飲むのですが、コップ片手に味噌汁を作っていたら、「キッチンドリンカーだねえ。」と失礼な発言が！！適量のアルコールは健康に良いのだぞ～！！

材料を切り終わり、材料を炒め出した娘。口を出したい事はやまのようにありますが、とりあえず、我慢して見守ることに。きゃあきゃあ言いながらフライパンをかきまわし、牛肉と人参、ピーマン、モヤシ、春雨の炒め物は無事完成。満点とはいかないものの、ちゃんと食べられるものでありました。

かたずけは相変わらずお任せです。買い出しから調理、片付け、ゴミだしまで全部やって一人前なんですよ～！！まあ、一足飛びに一人前は無理でしょうから、おいおい頑張ってもらいましょう。

息子は妹が作ったおかずの他に、納豆生卵キムチというこの世のものとは思われない混合物をご飯にかけて食べていました。臭い×２です。
まったくよくわからない趣味です。美味しいとは思えないのですけどね。

明日はノー残業デー。でも、娘の買い物に付き合う約束をさせられました。若者は元気だが、仕事帰りに買い物は結構しんどいわあ～。

車の点検

一応自家用車を持っている。結婚してから３代目。一代目は親が買ってくれたシルバーの軽四輪貨物車。なんとなくカバに似ていたので、「ピポポタマス号」と名前をつけて乗っていた。二代目はいきなりワゴン車。深いグリーンで７人乗り。４人家族プラス実家の両親で旅行に行ったりすることを想定して買って、結構重宝したものです。今のマンションの立体駐車場には入らない大きさだったので、引っ越しとともに現在の小型乗用車に買い替え。薄いグリーンの車体。「ヒポポタマス２世号」と命名して早６年。この春娘が大学に入学してから、使用頻度が激減。今の家は駅から２キロと歩くにはちょっと遠い。しかし、徒歩５分のところにバス停があって、朝６時から深夜バスまで結構な本数がある。という事で、平日はほとんど自家用車の出番はない。

ちょっと自家用車を所有することによって発生するコストを考えてみた。

まずは購入費。ヒポポタマス２世号は総額２５０万。これを１１年間乗ったとして、年間約２３万円。車検が１１年間で４回各回１５万円くらいはかかるとして、年間５．５万円。自動車税が毎年４万円。自動車保険料が毎年６万円。半年、１年点検で年間３万円程度。駐車場代が年間１２万円。
所有しているだけで、年間６０万円くらいかかる計算になる。月額にすると五万円！週末にちょこっと出かけたり、買い物に行くくらいしか使っていないのに、毎月５万円の維持費がかかっていると思うとなんだかもったいない。自家用車って本当に贅沢品だなあと思う。年間６０万円と言うことは１日１６００円以上だなあ・・・。一週間なら１万円以上になる。
タクシー代で１週間１万円使うとなると、結構な使いでがある。

自家用車の良さは、何より待ち時間が無いという事。結局のところ、この利便性に年間６０万円を払っていることになるのか・・・・。
ヒポポタマス２世号には愛着があるので、１１年間はきっちり乗ろうと思っている。しかし、自家用車を持たなければ年間６０万円の家計が浮くと思うと、５年後、新たな自家用車を買うべきか、悩ましいところであるなあ。

５年後には子供達も独立して行くようになるだろうし、そうなれば、ますます自家用車の必要性は無くなってくる。思案しどころだなあ。

なぜいきなりこんな事を考えたのか？半年点検に行ったら、バッテリー交換をすすめられ、点検と交換で１万５千円也。使用頻度も走行距離も短いので、バッテリーの劣化も早いのだとか。でも、いざという時にバッテリー上がりで動かないっていうのは困るから、仕方ない。

ああ～、自動車が登場するまで、馬車はステイタスシンボルだったって言うのがわかる気がする。馬車の維持費ってすごかったんだろうな～。

時代が変わっても、楽をしようとするとやっぱり経費がかかるののは変わらないわけですね。

アルバイト

娘が９月から駅前の古本屋さんでアルバイトを始めました。分厚いマニュアルを渡されて、覚えて来るようにと言われ、一応は目を通して行ったようです。しかし、初日は無我夢中。２日目も作業と接客で緊張しまくり、３日目になって、やっとなんとか周りを見る余裕ができてきたといったところです。

すぐに音をあげるかと思いきや、思いのほか先輩の方々に親切にしてもらい、「大変だけど、楽しいよ。」といっているのでほっとしました。

試用期間中は時給８００円。「社会勉強をさせてもらっていると思って、しっかりやるんだよ。」と言ったら、「うん、そうだね。働くって思ったよりずっと難しいね。」という答えが返ってきました。実際にやってみないとわからない事もたくさんありますから、若いうちにいろいろな経験をしておいた方がいいでしょう。

振り返れば、私も高校時代から各種バイトをやってきました。お蕎麦屋さん、洋服屋さん、靴屋さん、遺跡発掘作業、避暑地のセミナーハウスの賄い、家庭教師、市役所の書類整理などなど・・・。高校時代は予備校代、大学時代は展覧会を見に行く費用、海外研修旅行の費用、通学用のバイクの購入費に充てていました。どのアルバイトでも、それぞれに得るものがありました。失敗もまた経験です。お金が絡むからこそ、真剣にできるっていうこともあります。

バイト代を貯めて、学生のうちに長期でヨーロッパ旅行に行きたいと言うのが娘の夢のようです。でも、お洒落もしたい、いろんな映画を見たい、コンサートにも行きたい、といろいろ希望があるので、さて、夢はかなえられるでしょうか？

お金の使い方についてもこれからいろいろ覚えていってもらわないといけません。学生時代は社会人になる為の準備期間でもあると思うので、少しずついろいろな事を教えていこうと思います。

社会の仕組みやお金の使い方について、学校は何も教えてくれません。
本当は生きていくためにとても大切なことなのになぜでしょうね？