車の点検

一応自家用車を持っている。結婚してから３代目。一代目は親が買ってくれたシルバーの軽四輪貨物車。なんとなくカバに似ていたので、「ピポポタマス号」と名前をつけて乗っていた。二代目はいきなりワゴン車。深いグリーンで７人乗り。４人家族プラス実家の両親で旅行に行ったりすることを想定して買って、結構重宝したものです。今のマンションの立体駐車場には入らない大きさだったので、引っ越しとともに現在の小型乗用車に買い替え。薄いグリーンの車体。「ヒポポタマス２世号」と命名して早６年。この春娘が大学に入学してから、使用頻度が激減。今の家は駅から２キロと歩くにはちょっと遠い。しかし、徒歩５分のところにバス停があって、朝６時から深夜バスまで結構な本数がある。という事で、平日はほとんど自家用車の出番はない。

ちょっと自家用車を所有することによって発生するコストを考えてみた。

まずは購入費。ヒポポタマス２世号は総額２５０万。これを１１年間乗ったとして、年間約２３万円。車検が１１年間で４回各回１５万円くらいはかかるとして、年間５．５万円。自動車税が毎年４万円。自動車保険料が毎年６万円。半年、１年点検で年間３万円程度。駐車場代が年間１２万円。
所有しているだけで、年間６０万円くらいかかる計算になる。月額にすると五万円！週末にちょこっと出かけたり、買い物に行くくらいしか使っていないのに、毎月５万円の維持費がかかっていると思うとなんだかもったいない。自家用車って本当に贅沢品だなあと思う。年間６０万円と言うことは１日１６００円以上だなあ・・・。一週間なら１万円以上になる。
タクシー代で１週間１万円使うとなると、結構な使いでがある。

自家用車の良さは、何より待ち時間が無いという事。結局のところ、この利便性に年間６０万円を払っていることになるのか・・・・。
ヒポポタマス２世号には愛着があるので、１１年間はきっちり乗ろうと思っている。しかし、自家用車を持たなければ年間６０万円の家計が浮くと思うと、５年後、新たな自家用車を買うべきか、悩ましいところであるなあ。

５年後には子供達も独立して行くようになるだろうし、そうなれば、ますます自家用車の必要性は無くなってくる。思案しどころだなあ。

なぜいきなりこんな事を考えたのか？半年点検に行ったら、バッテリー交換をすすめられ、点検と交換で１万５千円也。使用頻度も走行距離も短いので、バッテリーの劣化も早いのだとか。でも、いざという時にバッテリー上がりで動かないっていうのは困るから、仕方ない。

ああ～、自動車が登場するまで、馬車はステイタスシンボルだったって言うのがわかる気がする。馬車の維持費ってすごかったんだろうな～。

時代が変わっても、楽をしようとするとやっぱり経費がかかるののは変わらないわけですね。