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管理人の徒然
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今日は一日目いっぱい遊びを詰め込みました。
某嬢と待ち合わせ、ランチを食べたあと、映画『イブ・サンローラン』を見ました。
2011年5月にドキュメンタリー『イブ・サンローラン』を見ていましたので、比較して見る事ができてとても興味深かったです。
映画は、公私共に彼のパートナーであったピエール・ベルジェの視点を強く感じるものでした。天才に魅了され、全てを引きうけようとしたピエールの愛情が切ない。お互いに出合ってすぐに引かれあい恋に落ちるのですが、何せ、男同士。セーヌの川岸で恋の戯れに興じる二人は完全に実写版ボーイズ・ラブ・・・・。その後も、男性同士の恋の駆け引きや嫉妬、性交渉(暗示的に描かれてはいますが)の場面が出てきて、うーん・・・。隣のにお座りになった御婦人は、完全に見る気を失くされたのか、早々と軽いいびきをかいてお休みになってしまいました。ピエールが女性だったら、結構ありがちな話なんです。溢れる才能は持ち合わせているけれど、それ以外はほとんど無力とも言える男性を支える健気な恋人。何度も裏切られても、彼の才能を護りきれるのは私と信じて尽くし続ける、それが女性であれば、なんだかありがち。でも、その恋人が男性となると、とっても珍しいというか、不思議な気持ちになってしまうのはなぜなんでしょう。ブランド『イブ・サンローラン』公認の伝記映画で更に本物の彼の作品の提供を受けているので、とにかくコレクションシーンの映像は素晴らしいの一言。ラスト近くの東洋の民族衣装の意匠を強く感じさせるコレクションは豪華で美しかったです。
初の公式ってことですけど・・・・、なんだかベルジェ氏の為の映画じゃないの?って思うくらいベルジェ氏がいかにイブを愛していたかっていう事が前面に感じられる映画でした。実際、イブ・サンローランはすでに亡くなっているわけで、この映画を見る事はできない訳ですよ。イブの視点からベルジェ氏を描いた映画が作られたら、どんなものになるのだろう?と妙な妄想をしてしまいました。

映画を見た後、三菱一号館美術館に移動して、ヴァロットン展を見ました。スイス・ローザンヌ出身でパリで活躍した画家、ヴァロットン。今年は日本・スイス国交樹立150周年という事で、日本初の回顧展なんだそうです。なかなか面白い展覧会でした。不思議な感覚の絵なのですが、どこか馴染みがいい感じがするのが不思議です。木版画の作品は、どこかマンガのような感じで、懐かしい感じすらしてしまいます。スイス出身の画家さんの絵は、ちょっと斜にかまえているようだけど、ちゃんと受け入れてくれるような気がするのはどうしてでしょうねえ・・・。

三菱一号館の床は板張りで足音が気になっていたのですが、ついにカーペットが敷かれました。床が痛むからなのか、音がうるさいと苦情が出たのかは知りませんが・・・。

展覧会を見た後は、更に宝塚ファンの友人と合流、居酒屋で先日見た宙組全ツ公演の話し等で盛り上がりました。高校時代からの付き合いですから、お互い萌ポイントが違っても言いたい放題OK。すごく楽しかったですが・・・・、疲れました。やはり、若い時のような体力はありませんからねえ・・・。

明日は大人しく家のリセットと休養に勤めます。
来週末は星組公演MY初日。礼音さんと轟さんの対決が楽しみです~。



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