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管理人の徒然
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沖縄・奄美諸島方面は台風で大荒れとの事、お住まいの方はくれぐれもお気をつけて!

関東はまだ台風の影響もなく、三連休初日は秋晴れの爽やかな一日でした。
今日は上野公園で展覧会三昧でした。まずは某嬢と国立西洋美術館のカフェ「すいれん」でランチ。「ホドラー展」と常設展示場内の版画展示室で「ネーデルラントの寓意版画展」を鑑賞、公園内のカフェレストランでお茶をして、都美術館で今日開幕した「ウフィツイ美術館展」を観賞という目いっぱい詰め込んだ一日でした。

西洋美術館のカフェ「すいれん」は中庭の緑をながめながら食事ができるので、気に入っているお店です。比較的値段もリーズナブル。展覧会連動メニューは『チーズたっぷりのポテトグラタン』でした。スイスと言えばチーズですもんね!
企画展は『フェルディナンド・ホドラー展』今年は日本とスイスの国交樹立150周年ということで、スイスの国民的画家フェルディナンド・ホドラーの40年ぶりの回顧展だそうです。
スイス出身の芸術家って結構沢山いますけど、たいていフランス等他の国に出て活躍した方が多いのですよ。でも、このホドラー氏はずっとスイス国内に留まって制作を続けた方だそうです。
ホドラーの絵を見るのは初めてでしたけど、とても心地よい絵だと思いました。特に風景画はできの良い複製を買って部屋に掛けたいなあと思うほど!スイスはフランスとドイツとイタリアに囲まれているので、いろんな国の影響をうけているのでしょうねえ。ある意味、日本と似ているかも。周囲からいろんなものを吸収して、それを消化してまた別のものを作り上げるってところとか・・・・。ほど良い込み具合で、ゆっくり見る事ができてよかったです。西洋美術館の雰囲気はいつ来てもいい感じだと思います。

「ネーデルラントの寓意版画展」は16-17世紀のネーデルラントで作られた寓意版画を数シリーズが展示されていました。西洋における寓意ってすごく面白いなあって思います。下世話な管理人、非常に気になったのは、なぜか、女性の胸がやたらと「ぽろり」となっていること。ちょっと偏執的なくらい、お胸の表現に凝ってるような気がするのはなぜでしょう。西洋人におけるお胸の位置づけと日本人におけるお胸の位置づけは違うのでしょうねえ。浮世絵のお胸とかさらっとしたもんなのになあ・・・・と絵画鑑賞をしながら変な事を考えてしまった次第。

上野公園の広場では、大陶器市が開催中でした。広場を挟んで向かい合うように2件のカフェがあります。今日は米国大手チェーン店ではない方へ行ってみました。某嬢と別々のケーキを頼んでシェアしてお茶をいただきました。二人で行くと、シェアして沢山の味を楽しめるのがいいです。夜も営業しているお店なので、アルコールメニュ―がありました。今度夜寄ってみると面白いかも。

のんびりお茶をしながらおしゃべりしてから都美術館へ。夕方になれば空くだろうという思惑は見事に当たり、「ウフィツイ美術館展」はいい具合の空き方をしてました。目玉はボッティチェリの「パラスとケンタウロス」です。この絵は1980年に西洋美術館で開催された「イタリアルネッサンス展」にも出品されていました。34年前、西洋美術館で見た記憶が鮮明にあります。今回の内容はものすごく有名な作品というのは多くないですね。工房作や○○周辺の画家の作品も多かったし、15世紀~16世紀イタリアの傾向みたいなものは、感じられましたけど、わりと軽めの印象でした。

笑えたのは、パラスとケンタウロスの顔だしパネルがあった事。
これ、ご夫婦でやったら・・・・。気の強い奥様が旦那様の髪の毛引っ張ってるって構図。
企画担当さん、どういうつもりかな?

連休明けは関東も台風の影響が心配です。被害がないといいのですが。

来週末は、新国立劇場で「ドン・ジョバンニ」を見る予定です。良い席は目玉が飛び出てしまうので、3階の席です。モーツアルトファンとしては、一度は見てみたかったオペラです。パンフレットと簡単な観賞レクチャーの特典付き。楽しみだ~。

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