管理人の徒然
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今週も日本列島は台風による長雨や竜巻発生で災難続きでした。皆さまご無事でいらっしゃいますでしょうか。
今週も仕事は山盛りだったし、アクシデントもあり、やっと迎えた週末でございます。
予定通り今日は福島県立美術館で開催中の「若冲が来てくれましたープライスコレクション江戸絵画の美と生命ー展」を見にいってまいりました。
東北新幹線に乗るのは初めてです。いつもの出勤時間より1時間早く家を出て、福島駅に降り立ったのは10時ちょっと前。福島駅から福島交通飯坂線に乗り換えて2駅、美術館図書館駅で下車、とことこと歩いて美術館へと向かいます。こんもりとした山を背景に美術館が建っていました。なかなか落ち着いたよい雰囲気です。
ちゅうする電車 ローカル電車はとてもキュート♪ 福島県立美術館
ところが、近づいていくとすでに道に車の列、入口には「ここが最後尾」の看板を持つ係の方の姿が!!入場を待つ人が長蛇の列を成しています。曇りだったし気温もさほど高くなく並んで待つのは苦ではありませんでした。それにしても、遠くからの観光ツアーバスが何台も止まっているし、駐車場は一杯。若冲人気は大したものだと感心してしまいました。そういう自分も、わざわざ新幹線で駆けつけちゃったんですけどね。
今回は個人コレクションだし、例えアメリカに行ったとしても、見られるかどうかわからないものだから、それを思うと、往復2万弱かかったとしたって、見に行く価値はあると思うんですよね。
実際、とても楽しい展覧会でした。江戸絵画の楽しさ、素晴らしさを堪能できる作品が100点も出品されています。個人コレクションは、よくも悪くもコレクターの趣味が反映されるものですが、プライスさんの趣味はとても共感できるなあ~と思いましたねえ。絵を見るのが好き!絵の中に生きる楽しみを見つけたい!そんなプライスさんの声が聞こえてくるようでした。美しいもの、楽しいものが心を癒し、元気づけてくれるという事を、本当に知っているから、プライスさんは大切なコレクションを貸出てくれたんですよね。素晴らしい財産の使い方だなあ・・・と思います。
若冲の精緻な書き込みの作品もいいですが、抽象画じゃないかと思うほどに簡素で流麗な線描かれた屏風絵を見ると、そちらもすごくいいです。若冲の何でもありの幅の広さがとても面白いですねえ。まるでタイル画かモザイク画のような動物達が所せましと書き込まれた屏風絵も圧巻でした。若冲の絵を見ていると、「遊び心」という言葉がぴったりだと感じました。
江戸絵画を堪能した後、タクシーで駅近辺に戻りランチタイムです。一体何を食べようかと迷っていたら、タクシーの運転手さんが、かつてTV番組で一世を風靡した中華の鉄人のお弟子さんがやっている四川料理店がいいよ!っと推薦して下さったので、そちらのお店に行く事にしました。お店一押しのランチメニューを頼んだ所、まあ~すごいこと。全部で9品もあって1260円!地元の方でにぎわいが納得のなかなかのお味で、満足でございました。
お腹を満たしたあと、駅の観光案内所で観光地図をチェック、せっかくなのでちょっと歴史探訪でもしようと、福島城跡(現在は福島県庁)と御倉邸(旧日本銀行福島支店長役邸)を見に行くことにしました。
ももりんバス(市内巡回バス)にのってまずは県庁へ。土曜で人気のない県庁の敷地脇に初代福島藩主を祀った板倉神社があるのでそこを参拝。神社の境内には福島城跡の看板がありました。すぐ脇を流れる阿武隈川はこのところの大雨で増水してました。お城の庭園だったところが公園になっていましたが、現在は除染作業中で封鎖されてました。
阿武隈川 福島城跡の解説 封鎖された公園 看板にどきり
阿武隈川の川畔の遊歩道をゆっくりと歩いて御倉邸へ向かいました。福島は生糸の産地で重要な場所だったんですね。明治32年に日本銀行の出張所が開設され、それはのちに福島支店となるのですが、その日本銀行福島支店の役邸として昭和2年に建てられたのが、「御倉邸」ホテルなどがない時代、役邸は、ビジネスホテルや会議場の役割を兼ねて作られたということで、支店長の私邸の部分と、公的な部分とあわせて11部屋もある立派なものです。
両親の実家がかなり古い建物だったので、どことなくこのお屋敷の雰囲気は懐かしいものに感じました。今では木枠のガラス窓なんて見たことない方もいるんでしょうねえ・・・。風が吹くとガタガタなるんですよね・・・。ほんとに懐かしくてちょっとはしゃいじゃいました。
立派な門構え 人力車の車夫さんの待合 看板に胸が痛みます
駅ビルでお土産ものを少し買って4時23分発の新幹線で帰路につきました。帰りは座るやいなや爆睡してしまいました。なかなか充実した1日でありました。
来週は、横浜そごうで開催中の「ベルサイユのばら展」にぜひ行きたいと思っています~。
今週も仕事は山盛りだったし、アクシデントもあり、やっと迎えた週末でございます。
予定通り今日は福島県立美術館で開催中の「若冲が来てくれましたープライスコレクション江戸絵画の美と生命ー展」を見にいってまいりました。
東北新幹線に乗るのは初めてです。いつもの出勤時間より1時間早く家を出て、福島駅に降り立ったのは10時ちょっと前。福島駅から福島交通飯坂線に乗り換えて2駅、美術館図書館駅で下車、とことこと歩いて美術館へと向かいます。こんもりとした山を背景に美術館が建っていました。なかなか落ち着いたよい雰囲気です。
ちゅうする電車 ローカル電車はとてもキュート♪ 福島県立美術館
ところが、近づいていくとすでに道に車の列、入口には「ここが最後尾」の看板を持つ係の方の姿が!!入場を待つ人が長蛇の列を成しています。曇りだったし気温もさほど高くなく並んで待つのは苦ではありませんでした。それにしても、遠くからの観光ツアーバスが何台も止まっているし、駐車場は一杯。若冲人気は大したものだと感心してしまいました。そういう自分も、わざわざ新幹線で駆けつけちゃったんですけどね。
今回は個人コレクションだし、例えアメリカに行ったとしても、見られるかどうかわからないものだから、それを思うと、往復2万弱かかったとしたって、見に行く価値はあると思うんですよね。
実際、とても楽しい展覧会でした。江戸絵画の楽しさ、素晴らしさを堪能できる作品が100点も出品されています。個人コレクションは、よくも悪くもコレクターの趣味が反映されるものですが、プライスさんの趣味はとても共感できるなあ~と思いましたねえ。絵を見るのが好き!絵の中に生きる楽しみを見つけたい!そんなプライスさんの声が聞こえてくるようでした。美しいもの、楽しいものが心を癒し、元気づけてくれるという事を、本当に知っているから、プライスさんは大切なコレクションを貸出てくれたんですよね。素晴らしい財産の使い方だなあ・・・と思います。
若冲の精緻な書き込みの作品もいいですが、抽象画じゃないかと思うほどに簡素で流麗な線描かれた屏風絵を見ると、そちらもすごくいいです。若冲の何でもありの幅の広さがとても面白いですねえ。まるでタイル画かモザイク画のような動物達が所せましと書き込まれた屏風絵も圧巻でした。若冲の絵を見ていると、「遊び心」という言葉がぴったりだと感じました。
江戸絵画を堪能した後、タクシーで駅近辺に戻りランチタイムです。一体何を食べようかと迷っていたら、タクシーの運転手さんが、かつてTV番組で一世を風靡した中華の鉄人のお弟子さんがやっている四川料理店がいいよ!っと推薦して下さったので、そちらのお店に行く事にしました。お店一押しのランチメニューを頼んだ所、まあ~すごいこと。全部で9品もあって1260円!地元の方でにぎわいが納得のなかなかのお味で、満足でございました。
お腹を満たしたあと、駅の観光案内所で観光地図をチェック、せっかくなのでちょっと歴史探訪でもしようと、福島城跡(現在は福島県庁)と御倉邸(旧日本銀行福島支店長役邸)を見に行くことにしました。
ももりんバス(市内巡回バス)にのってまずは県庁へ。土曜で人気のない県庁の敷地脇に初代福島藩主を祀った板倉神社があるのでそこを参拝。神社の境内には福島城跡の看板がありました。すぐ脇を流れる阿武隈川はこのところの大雨で増水してました。お城の庭園だったところが公園になっていましたが、現在は除染作業中で封鎖されてました。
阿武隈川 福島城跡の解説 封鎖された公園 看板にどきり
阿武隈川の川畔の遊歩道をゆっくりと歩いて御倉邸へ向かいました。福島は生糸の産地で重要な場所だったんですね。明治32年に日本銀行の出張所が開設され、それはのちに福島支店となるのですが、その日本銀行福島支店の役邸として昭和2年に建てられたのが、「御倉邸」ホテルなどがない時代、役邸は、ビジネスホテルや会議場の役割を兼ねて作られたということで、支店長の私邸の部分と、公的な部分とあわせて11部屋もある立派なものです。
両親の実家がかなり古い建物だったので、どことなくこのお屋敷の雰囲気は懐かしいものに感じました。今では木枠のガラス窓なんて見たことない方もいるんでしょうねえ・・・。風が吹くとガタガタなるんですよね・・・。ほんとに懐かしくてちょっとはしゃいじゃいました。
立派な門構え 人力車の車夫さんの待合 看板に胸が痛みます
駅ビルでお土産ものを少し買って4時23分発の新幹線で帰路につきました。帰りは座るやいなや爆睡してしまいました。なかなか充実した1日でありました。
来週は、横浜そごうで開催中の「ベルサイユのばら展」にぜひ行きたいと思っています~。
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