管理人の徒然
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
娘と実家の父夫婦を連れて、一泊二日で石和温泉に行ってまいりました。迎え盆だし、中央道は混むに決まっていますから、国道140号から雁坂トンネルを抜けて山梨へ行くルートを選択して、ちんたらちんたら一般道を走ってまいりました。
まずは実家で父夫婦をピックアップ。父のナビゲートで秩父高原牧場ー秩父札所一番四万部寺ー雁坂トンネルー塩山恵林寺ー石和温泉というコースどり。83歳の父を助手席にのせて、右だ左だと指示されながらのドライブですが、よく知っている道だとかで、まだまだ記憶は確かです。
秩父高原牧場で、まず休憩。生まれたばかりの仔牛を眺めながら、できたてソフトクリームを堪能いたしました。その後牧場内の道路を走りぬけて、四万部寺へ。秩父札所1番の由緒あるお寺には、珍しい施餓鬼堂があります。娘相手に父は「施餓鬼」についてひとしきり講釈。その後、秩父市内から大滝を通り、雁坂トンネルへ。甲斐の国と武蔵野の国を結ぶ雁坂峠は日本でも最も古くから開かれた峠だそうですが、標高2000メートル以上の険しい道でもあります。一般国道では最長の6625メートルの長いトンネルの通行料は、普通車710円。中央道の料金に比べればだいぶお安いですねえ。勿論、時間はかかりますけれど、途中秩父の山の景色を堪能できるし、一般道なので、高速運転による緊張感がなく、比べ物にならないくらい運転は楽です。埼玉県側からは巨大なループ橋を通りますが、これがなかなかスリルがあります。
雁坂トンネルを抜け、道なりに進めば、甲州市塩山へ出ます。塩山には、甲斐武田氏の菩提寺恵林寺があります。
ここには、江戸幕府5代将軍綱吉の側用人柳沢吉保のお墓もあります。歴史フリークの父は、孫娘が聞いてくれるのに気を良くして、まあ、しゃべるしゃべるしゃべる。まずは、境内にある立派な灯篭が、実は徳川家菩提寺増上寺のものであることから始まり、その裏話やら、武田の軍師山本勘助の事やら、綱吉の事、柳沢吉保の事などなど、延々しゃべりっぱなし。83歳の爺様とはとても思えない話しっぷり。私と奥さんはいい加減爺様も講釈は聞きあきているけれど、爺様孝行が旅の目的と思っている娘は、辛抱強く聞いていました。
石和温泉は開湯50周年だとか。比較的新しく開けた温泉場なので、明るくモダンな感じです。宿は石和温泉駅からほど近い大きなホテル。3時には到着してしまい、部屋でごろごろしてみんなで昼寝して、温泉に入り、お楽しみの夕食。石和温泉のお湯は透明で、とってもきれいです。肌はすべすべになるし、温度も熱くもぬるくもなく適温。お夕食はもう食べきれないほどの御馳走で満足いたしました。孫娘と注しつ注されつで、爺様は上機嫌。本当に83歳かと疑いたくなるくらいの健啖ぶりを発揮。
それにしても、日本のホテルのサービスって本当に至れりつくせり。石和温泉は中国人観光客にすごく人気があるとかで、館内には中国語やハングルの表示も当たり前のように付けられていました。
ほんの10分ほどでしたが花火が上がり、丁度部屋から見る事ができました。この時期毎日花火が上がっているのだとか。本当の花火大会は21日だそうです。寝る前にももう一度温泉を楽しみ、就寝。ごろごろして温泉、ごろごろして食事という極楽。
目が覚めて、朝風呂を楽しみ、朝食はバイキング。まあ~すごい種類で何を食べたらいのかわからないほど。たらふく食べて、部屋でチェックアウトの時間まで、ごろごろ。ああ~、なんていい骨休め。
10時ごろ、やっと腰を上げ、日本のワイン発祥の地勝沼へ向かいます。メルシャンワインの工場を見学しようとしたら、ツアーでないと工場見学はできないらしい。工場から200メートルほどの資料館を見学する事に。1904年に建てられた、現存する日本最古の木造ワイン醸造所がワイン資料館として公開されています。25歳と19歳の若者がフランスで学んだワイン醸造技術が日本のワインの歴史を開いたという事実にすごく驚きました。たった100年ほどで、世界のワインコンクールで金賞をとるようなワインを日本人は作るようになったんですね!本当にすごい事です。
夏休みは2日間だけなので、明日は仕事。そんなにのんびりしていると、明日使いものにならなくなりそうなので、お昼には勝沼を出発。途中道の駅で昼食をとり、来た道を戻ります。帰り道、柳沢吉保のお祖父さんのお墓があるという高蔵寺に寄ろうと言い出したのですが、お寺の駐車場はお盆のせいか車が一杯、寄るのを断念しました。孫娘に更に講釈をしようと思っていた爺様はしきりに残念がっていました。とりあえず、3時過ぎには実家に到着。畑で取れた夏野菜をあれやこれや詰め込み家に戻りました。
今回娘が同行してくれたので、爺様はとても張り切り楽しかったようです。孫息子も可愛いけれど、孫娘はそれ以上に可愛いものなのでしょうか?まあ、孫娘3人の中では一番亡くなった母に似ているので、そのせいもあるかもしれません。83歳という高齢ですから、何時なにがあってもおかしくないのですが、この分で行けば、あと5年は大丈夫でしょう。
いつものことながら、ホテル代とガソリン代は私持ち、昼食代と拝観料は爺様持ちというところで、お互いそこそこの負担で旅を楽しみ、気楽なものです。今回は欲張らずのんびりできたので、また、機会があれば、温泉に連れていって上げようかな~と思いました。
2日休んだ分の仕事は、また残業で対応するしかないのは分かっていますが、親孝行もできて、骨休めもできて、楽しい夏休みでした。
まずは実家で父夫婦をピックアップ。父のナビゲートで秩父高原牧場ー秩父札所一番四万部寺ー雁坂トンネルー塩山恵林寺ー石和温泉というコースどり。83歳の父を助手席にのせて、右だ左だと指示されながらのドライブですが、よく知っている道だとかで、まだまだ記憶は確かです。
秩父高原牧場で、まず休憩。生まれたばかりの仔牛を眺めながら、できたてソフトクリームを堪能いたしました。その後牧場内の道路を走りぬけて、四万部寺へ。秩父札所1番の由緒あるお寺には、珍しい施餓鬼堂があります。娘相手に父は「施餓鬼」についてひとしきり講釈。その後、秩父市内から大滝を通り、雁坂トンネルへ。甲斐の国と武蔵野の国を結ぶ雁坂峠は日本でも最も古くから開かれた峠だそうですが、標高2000メートル以上の険しい道でもあります。一般国道では最長の6625メートルの長いトンネルの通行料は、普通車710円。中央道の料金に比べればだいぶお安いですねえ。勿論、時間はかかりますけれど、途中秩父の山の景色を堪能できるし、一般道なので、高速運転による緊張感がなく、比べ物にならないくらい運転は楽です。埼玉県側からは巨大なループ橋を通りますが、これがなかなかスリルがあります。
雁坂トンネルを抜け、道なりに進めば、甲州市塩山へ出ます。塩山には、甲斐武田氏の菩提寺恵林寺があります。
ここには、江戸幕府5代将軍綱吉の側用人柳沢吉保のお墓もあります。歴史フリークの父は、孫娘が聞いてくれるのに気を良くして、まあ、しゃべるしゃべるしゃべる。まずは、境内にある立派な灯篭が、実は徳川家菩提寺増上寺のものであることから始まり、その裏話やら、武田の軍師山本勘助の事やら、綱吉の事、柳沢吉保の事などなど、延々しゃべりっぱなし。83歳の爺様とはとても思えない話しっぷり。私と奥さんはいい加減爺様も講釈は聞きあきているけれど、爺様孝行が旅の目的と思っている娘は、辛抱強く聞いていました。
石和温泉は開湯50周年だとか。比較的新しく開けた温泉場なので、明るくモダンな感じです。宿は石和温泉駅からほど近い大きなホテル。3時には到着してしまい、部屋でごろごろしてみんなで昼寝して、温泉に入り、お楽しみの夕食。石和温泉のお湯は透明で、とってもきれいです。肌はすべすべになるし、温度も熱くもぬるくもなく適温。お夕食はもう食べきれないほどの御馳走で満足いたしました。孫娘と注しつ注されつで、爺様は上機嫌。本当に83歳かと疑いたくなるくらいの健啖ぶりを発揮。
それにしても、日本のホテルのサービスって本当に至れりつくせり。石和温泉は中国人観光客にすごく人気があるとかで、館内には中国語やハングルの表示も当たり前のように付けられていました。
ほんの10分ほどでしたが花火が上がり、丁度部屋から見る事ができました。この時期毎日花火が上がっているのだとか。本当の花火大会は21日だそうです。寝る前にももう一度温泉を楽しみ、就寝。ごろごろして温泉、ごろごろして食事という極楽。
目が覚めて、朝風呂を楽しみ、朝食はバイキング。まあ~すごい種類で何を食べたらいのかわからないほど。たらふく食べて、部屋でチェックアウトの時間まで、ごろごろ。ああ~、なんていい骨休め。
10時ごろ、やっと腰を上げ、日本のワイン発祥の地勝沼へ向かいます。メルシャンワインの工場を見学しようとしたら、ツアーでないと工場見学はできないらしい。工場から200メートルほどの資料館を見学する事に。1904年に建てられた、現存する日本最古の木造ワイン醸造所がワイン資料館として公開されています。25歳と19歳の若者がフランスで学んだワイン醸造技術が日本のワインの歴史を開いたという事実にすごく驚きました。たった100年ほどで、世界のワインコンクールで金賞をとるようなワインを日本人は作るようになったんですね!本当にすごい事です。
夏休みは2日間だけなので、明日は仕事。そんなにのんびりしていると、明日使いものにならなくなりそうなので、お昼には勝沼を出発。途中道の駅で昼食をとり、来た道を戻ります。帰り道、柳沢吉保のお祖父さんのお墓があるという高蔵寺に寄ろうと言い出したのですが、お寺の駐車場はお盆のせいか車が一杯、寄るのを断念しました。孫娘に更に講釈をしようと思っていた爺様はしきりに残念がっていました。とりあえず、3時過ぎには実家に到着。畑で取れた夏野菜をあれやこれや詰め込み家に戻りました。
今回娘が同行してくれたので、爺様はとても張り切り楽しかったようです。孫息子も可愛いけれど、孫娘はそれ以上に可愛いものなのでしょうか?まあ、孫娘3人の中では一番亡くなった母に似ているので、そのせいもあるかもしれません。83歳という高齢ですから、何時なにがあってもおかしくないのですが、この分で行けば、あと5年は大丈夫でしょう。
いつものことながら、ホテル代とガソリン代は私持ち、昼食代と拝観料は爺様持ちというところで、お互いそこそこの負担で旅を楽しみ、気楽なものです。今回は欲張らずのんびりできたので、また、機会があれば、温泉に連れていって上げようかな~と思いました。
2日休んだ分の仕事は、また残業で対応するしかないのは分かっていますが、親孝行もできて、骨休めもできて、楽しい夏休みでした。
PR