管理人の徒然
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今日は群馬大学の重粒子線治療についての市民講座を聞きに行ってきました。重粒子線治療施設の見学会も同時に開催されていて、興味深く見てきました。
まずは群馬大学ミレニアムホールで重粒子線治療についてのレクチャーを聞いて、その後施設見学という流れ。聴講者は中高年が中心で、すごく真面目に聞いてました。群馬大学では特に前立腺がんの治療実績が多いようです。その関係もあるのでしょうかしら?
重粒子線治療はがん治療の切り札的なものに思われがちですが、いくつもの条件が合致しないとだめみたいですね。さらに費用がべらぼうに高い。340万円ですって!!条件が合えば治療成績は非常にいいそうですが、誰にでも適用できるという治療方法ではないですね。あくまでも条件が合致した時の選択肢の一つと考えなければいけないでしょう。
施設見学では、係の方がたくさんついて丁寧に説明して下さいました。治療室はCTスキャナーとかレントゲンの機械とそう違わないのですが、何が一番面白かったかと言えば、炭素原子を加速する装置です。三菱電機製の巨大な装置です。最初に開発されたものからすれば3分の1の大きさなのだそうですが、この機械、一体いくらするんでしょうねえ。この巨大装置を見てしまうと、340万円という治療費も仕方ないのかな?って思ってしまいますね。
今がんになったと分かったら、もう少し生きていたいので治療をしっかりしたいと思うけれど、70歳過ぎたら、多分もう治療したくないなあ。緩和ケアのみで積極的な治療はしたいと思わないです。死にたい訳ではないけれど、何時までも生きたいというわけでもないです。
まあ、今元気だからそう思えるのかもしれませんけど・・・・。どう生きたいかっていうのは、自分で決めてもいいのではないかとおもうのですよね。でも、そういうわけにもいかないんですよね。人間産まれて来る時も、死ぬ時も究極のところは自分では決められないのかもしれません。
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