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管理人の徒然
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2月も終わり、3月突入です。すでに1年の6分の1が終わってしまいました。「光陰矢の如し」とは良く言ったものです。

昨日はぽかぽか陽気だったのに、今日は打って変わって冬に逆戻り。寒暖の差に体がついていけないですねえ。油断をすると風邪をひきこんでしまいそうです。ここ2年ほど酵素飲料を愛飲しているせいか、花粉症もあまり酷くならないし、寝込むような風邪もひいていません。更年期で精神的なアップダウンはありますが、なんとか仕事にも行けているし、丈夫な体に恵まれてありがたいなあ・・と思います。多少見てくれに難があろうとも、毎日働いて日々の糧とお遊び資金が稼げているのですから、これを恵まれていると言わなくて、なんというのでしょう。丈夫な体に産んでくれた親に感謝でございます。

大雪の影響で2月後半は残業続き。残業は大変ですけど、お遊び軍資金は豊かになります。物事は良い面を見た方が精神的に楽になります。
今日もなんとか午前中のお家リセット作業を終えて、午後からいざお遊びへ~。

今日は六本木ミッドタウン内にあるサントリー美術館へIMARI展を見に行きました。絵を見るのも好きですが、工芸品を見るのも同じくらい好きです。漆器、焼物、ガラス器等はより生活に近く、いろいろな想像をさせてくれます。

日本の工芸品を見る度、日本人の持つ繊細さ、丁寧さ、斬新な想像力に感じ入ってしまいます。有田焼の歴史は、その起源・発展に常に海外との交流があります。中国磁器の模倣から始まりながら、やがては独自の美を作り上げ、逆に中国から模倣されるようになったり、西欧からの要望に応え、器の形や意匠に工夫を重ねていく様子は、日本人の技術に対する真剣さや、柔軟さをはっきりと見せてくれます。

輸出向け商品の不足を補うために、国内向けの高級品が輸出されたという作品は、今見てもとてもモダンな意匠でおどろかされます。ヨーロッパの王侯貴族が魅了されるのも無理のない美しさだと思います。

18世紀フリークとしては、輸出された日本の焼物がどのようにヨーロッパの王侯貴族の生活に使われていたのかすごく興味があります。バロックやロココ様式の部屋に、日本の風景や人物が描かれた皿や壺が飾られ、銀食器が並ぶテーブルの上に、スープ入れとして金襴手の鉢が置かれている・・・。そんな光景を想像すると、とても不思議な気持ちになります。

かのO様もセーブル焼きのカップと同じように、伊万里焼のカップをお使いになっていたなら・・・。萌えます!

明日はマンションの自治会の総会で、今年度は役員をやらなければいけません。昨年、管理組合の役員をやったばかりなのに・・・・。ぶつぶつ言ってもしかたないので、出来る限りがんばります。

この世に生きるという事は、例え面倒であっても、役割はきっちりこなさないといけないということですからねえ。「私はやりたくない」とみんなが言い出してしまっては、成り立たなくなってしまいますから。保育園・学童・学校・自治会・管理組合・・・、回り持ちで毎年のように役員が回って来て、正直言って辛い時もありました。要領よく立ち回る人もいない訳じゃないですけど、こういう役をやるのって、結局回りまわって、この世に生かしてもらっている自分の為にする事なんじゃないかと思うんです。大変ですけれど、学ぶことも多かったですから。

「若い時の苦労は買ってでもしろ」ということわざがありますけれど、「苦労」を「経験」に置き換えたら、若い時に限らずやっぱり何事もやって見たほうがいいのかなって思います。「ことわざ」って知恵ですよね。人生の知恵がギュッとつまっている感じがします。この年になって、ことわざの意味が実感できるようになりました。

明日の自治会総会、前向きに参加して、私にでもできそうなお役をいただこうと思います。




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