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管理人の徒然
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今日、8月15日、日本は戦争に負けた。

ポツダム宣言の受諾とは、すなわち、日本が負けたということなのだ。

天皇自らが、それを国民にラジオで告げた。

戦争を終結させる理由をたくさん並べてある。

でも、戦争を始めたのは誰なのだろう?

大日本帝国憲法は第13条で「天皇ハ戰ヲ宣シ和ヲ講シ及諸般ノ條約ヲ締結ス」と規定していて、

つまりは、戦争を始める権利は天皇のものだったのだ。

軍部の暴走が止められなかったと言い訳しようとも、戦争を始める権利も、終わらせる権利も
天皇のものだった。

実際、天皇は70年前の今日、戦争を終わらせたのだ。

権利者が、その権利を有する意味を忘れてしまったら?

なし崩し的に、流されてしまったら?

現在の憲法では、主権在民、つまり、私たち国民が権利者なのだ。

誰でもない、私自身が、戦争を始めてはいけない!

戦争を始めようとする力を許さない!

そう固く思い定め、声を上げなければならないのだ。

戦争を始めたがっている人間をのさばらせてはいけない。

日本人は「なし崩し」に弱い。そのことを忘れてはいけない。

揺さぶりに負けてはいけない。

記憶が歴史になるとき、再び悲劇が起こる。

私の祖父はやさしい人だった。

でも、スマトラのジャングルで、人を殺した。

自分の命を守るために。

でも、徴兵されなかったら、祖父は人を殺めることなどなく、日々土を耕し、家族を愛しただろう。

祖母は、7年にもわたる、夫の不在を耐えなくてもよかっただろう。

戦争がなかったら、父は機銃掃射で友人を失わなくてもよかっただろう。

幼かった母は、空襲警報のサイレンにおびえなくてよかっただろう。


私たち日本国民は一人一人が主権者であることの意味を考えなければいけない。

誰かにゆだねてはいけない大事な事。

戦争を望まないなら、戦争を始めようとする人間を選んではいけない。

戦争を始めようとする政府を、許してはいけない。

なし崩しを狙う、決して前線に出ることのない人間を、見過ごしてはならない。

記憶を歴史にしてはいけない。

歴史は繰り返すのだ。

まだ、間に合う。

あの戦争を生きた人の声に、真剣に向き合おう。

彼らの涙と同じ涙を、私たちが流さずにすむように。
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恒例の夏の家族旅行に行ってまいりました。今年は下部温泉と身延山参り。
家族旅行もついに父夫婦と私の3人だけになってしまいました。子供たちが小さな頃は5人で動いていたのに、息子がいかなくなり、今年は娘も就職して行けなくなりました。かぴぱら氏は夏は仕事が忙しいので基本いませんから。

このところ、時期をお盆に合わせているので、高速を使わずに行けるところに行っています。一人で運転しても、高速に乗らなければ、結構気楽です。疲れたら、コンビニの駐車場や道の駅に停車して休めますしね。まあ、時間はかかりますが、高速代はかからないし、いろいろ寄り道もできるし、快適なんです。お盆だと、逆に下道は空いていたりします。

下部ホテルに泊まったのですが、かの石原裕次郎も贔屓にしていたそうで、なかなか素敵なホテルでした。透明なさらさらのお湯大浴場にはいろいろな浴槽があって楽しかったです。お食事もコースとバイキングの両方がセットになっていて、楽しめました。

二日目は身延山久遠時に参詣に。初めて行ったのですが、すごく立派なお寺でびっくりしました。
父の話によると、明治時代に伽藍がすべて焼け落ち、現在の建物は新しいものだとか。広い境内の建物すべてが焼けてしまったなんて、今では考えられませんが、昔は消防車があるわけでなし、一度火の手が上がれば、そういうことになってしまってもおかしくないのでしょうね。

実家に送り届けて、来年もまた一緒に旅行に行けるといいねって言い合いました。
一年、一年、父夫婦も年をとっていきますから、いつまで旅行に行けるわけではないと分かっています。でも、来年もまた温泉旅行にいけるように、体を労わって生きてくれることを、願うばかりです。

今日は一時帰国中の息子を連れて実家へ。墓参りをしながら、我が家の歴史を少し聞かせておきました。ご先祖様があってこそ、私たちがいるわけですからね。なかなか伝える機会もないので。

そして久しぶりに爺と孫息子のご対面。まあ~、爺と孫、そっくりです。
特に骨格が。手指の形は瓜二つ。遺伝子って恐ろしいです。
爺様は久しぶりの孫息子の訪問を大歓迎。たくさんのごちそうを用意してくれました。
爺様と孫、ともにお酒が大好き。杯を重ねながらいろいろおしゃべりをして楽しく談笑。
爺様は今年85歳とは思えぬ元気さです。カラオケで95点出したと喜んでいました。
母が亡くなって早20年。一日でも元気で長生きしてもらいたいです。



今日は大手町にある日経ホールで開催された尾上菊之助さんの舞踊公演を見に行きました。
演目は「北洲」と「鷺娘」の2つ。歌舞伎は今まで数回しか見たことがないのですが、最近とても興味を持っています。チャンスがあれば見るようにしています。今回はいつも遊んでくれる某嬢がチケット手配をしてくれました。

五代目尾上菊之助さんの端正な姿に、まず感動!本当になんてお美しい方なんでしょう。紋付の着物に袴姿なのですが、ああ~、和装こそが日本人の6~7頭身の体を最も美しく見せる衣装なんだと感じ入りました。最初の演目は袴姿で踊られましたが、一人で老若男女さまざまな人物を踊り分けられていて、素晴らしかったです。体幹がびしっと決まっていて、すべての所作が自然にあるべきように決まっているっていうのを感じました。長い時間厳しい鍛錬を積んでこその技術なのでしょうねえ。 

「鷺娘」は娘姿での踊りですが、これまた本当に美しいの一言に尽きます。雪景色のなか、白い振袖に黒い帯、白い帯締め、少しくすんだ藤色の半襟、袖の振りから真っ赤な長じゅばんがちらちらと見えて、なんとまあ、美しいこと!男性が演じているとは思えない、可憐な姿。途中何度も衣装が変わり(引き抜き)その都度の驚きにぐいぐい舞台に引きつけられました。最後のシーンは降りしきる雪の中、鷺の精が絶命していく姿なのですが、バレエの瀕死の白鳥のように、はかなくも壮絶な舞姿に、息をつめて見入ってしまい、正味1時間の公演にも関わらず、3時間の舞台を見たような疲労感を感じてしまいました。

日本が誇る美の世界だなあ・・・・。日本人の美意識をこれからも守って欲しいと思うし、守っていく為にも、舞台を見に行くって大事かもしれないと思いました。

酷暑の日々でございます。
もともと暑さに弱いので夏はヘタレておりますのに、今年は例年以上に暑くてもはや青息吐息でございます。

娘が就職して4か月、いろいろと世間の荒波にもまれて大変そうです。今まで好きな事を学び、同じ感覚を共有できる友人たちと楽しく過ごしてきたのに、仕事場は慣れない仕事を覚えるだけでも大変なのに、違う世代の違う感覚の同僚と一緒に仕事をしていかなければなりません。

私にも覚えがありますけど、いろいろ折り合いをつけていけるようになるまでは、大変なんですよね。たまには一緒に憂さ晴らしとばかりに、昨日は仕事帰りに落ち合って、一緒にカラオケをしました。お互い好きな歌を延々歌うのです。娘はハスキーボイスなので、それっぽい洋楽を歌い、私は宝塚の歌やアニメソングを歌います。採点ゲームではいい勝負です。流石に若いので、リズム感がいいなあって思います。娘はいいですよ~。年よりも大人びて見える娘ですけど、まだまだ無邪気にカラオケも付き合ってくれるし、二人でバールでビール飲んだりしても会話が弾むし。

息子は日本に帰国したものの、二日後にはどこかへ行ってしまい(セミナーだか、学会だかがあるそうです。よくわからないから聞きもせず。どうせ聞いてもわからないし・・・・。)金曜に戻ってくるらしいです。日本にいる間は、飲み会スケジュールがびっしりだ!と言っていました。のんきな奴だなあ・・・・。

突然電話がかかってきたので、何事かと思ったら、留学先の国の奨学金に受かったとか。引き続きいまの大学院で研究がつづけられるようです。しがない共稼ぎ夫婦なので、自分でなんとかしないといけないことはわかっているようです。その報告をしてきた声が、私の父、すなわち息子からすれば祖父にそっくりでびっくりしました。どうやら私の中の爺様の遺伝子がそのまま息子に受け継がれたってことなんですね。かぴぱら氏も相当変わっている人ですが、爺様も負けてなくて、その両方の血をがっつり引いている息子が変わっていないはずがないですよね。

まあ、どこに行っても生きていける逞しさがあるのは良いことです。このままずっと海外にいてくれてもいいな~って思います。息子のような性格は、海外のほうが絶対楽だと思うし、私も目の前にいないほうが心配しなくていいですからね。息子の人生は息子のものですから、もはや口を出す気もありませんわ。

息子は元気で留守がいいのですが、娘はどうしてか、そばにおいて置きたいですねえ。
過保護な親だなあって自分でも思いますけれど、いろいろ通じ合えるところがあるから、一緒にいても楽しいのですよね。財布代わりにされちゃうんですけどね。

今日も寝坊してわたわたしていて、洗濯干しを頼んだら、ぶつぶつ言いながらもやってくれました。共同生活者として、娘はありがたいですよ。

とりあえず、夏バテしないように気をつけませんとね。
なにはなくても、健康が一番です。
皆様もくれぐれもご自愛のほどを!!


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