まったりと週末

昨日は日比谷のシャンテシネマに「ゲーテの恋～君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」を見に行きました。東京宝塚劇場もあるし、何度も行った事があるのに、なぜかいつも地下道で迷子になるのです。日比谷方面に行く時には「ハンス」が憑かないといいな～といつも思うのですが、今回もやっぱり出口を間違え、一瞬パニックになってしまいました。東京の地理に詳しい相方も昨日はなぜか集合場所を間違え、二人しあわあわしてしまったのでした。「ハンス」避けのお札とかないだろうか・・・・。

ドイツ映画見るなら、ドイツ料理でも食べよう！！ということになり、ランチは山手線ガード下のドイツ料理店に入りました。ドイツと言うことで、某少女漫画誌掲載のご長寿連載に登場する三白眼の黒髪おかっぱ軍人さんの話題で盛りあがりました。最近その軍人さんの２６番目の部下さんが主人公の作品の総集編が出て、私も相棒も即お買い上げだったところが笑えましたわ。

映画の時間まで少し余裕があったので、開店したばかりの東急メンズ館を見学に行きました。全館男物ばかりということですが、革製品は、女性だっていいじゃないの？という物があって面白かったです。きれいなブルーの大きな革バック、マジで欲しかったんですけど、約７万じゃあ、衝動買いできません・・・・。

映画はなかなか面白かったです。青春恋愛映画の王道っていう感じで。セットではなくて、実際の建物を使って撮影したとかで、空間そのものがリアルでよかったし、ゲーテ役の俳優さんが、とってもハンサム。ランチの時の話題がぶり返し、もしも映画化するなら、彼が２６番目の部下役にぴったりだね！という事になりました。

ああ～、アラフィフなのに、漫画好き。１８世紀の文豪映画見て、漫画とリンクしちゃう自分の脳みそが怖いかも・・・・。

日曜日の今日はは午前中はのったり洗濯をし、午後から一通り掃除して、あまりにガスレンジが汚いので、レンジ磨きをしました。小一時間かかってしまいました。きれいになってうれしいけれど、どうせまた汚れちゃうんですよね。少しずつ年末に向けて掃除していかないといけません。誰もやってくれないですから。

そういう時に、モチベーションを上げる方法を考えました。
自分で自分を雇うんです。通常の家事以外のレンジ磨きとか特別に頑張った時には、時給換算してちゃんとお小遣いにしちゃう！！まあ、実際にはお小遣いはお手盛りななんですけど、それなりに節約は心がけてるわけです。自分で余分に働いたんだからその分自分で使う！使いますとも！！

そろそろ、寒くなってきたので、ブーツの出番。手持ちブーツの目先を変えるように、最近売っているちょっとかぶせるファーみたいなのが欲しいのですよ・・・。レンジ磨きだけじゃ足りないので、来週は、冷蔵庫掃除でもしようかしら・・・。

週中日定時上がり

今日はノー残業デーで定時上がり。今月はすでに４０時間近く残業をしているので、へろへろです。それでも、今日やっと企画の仕込み作業がほぼ終わりました。ああ！！嬉しい！終わったのは仕込み作業だけで、ひとまずの成否がわかるのは２週間後、最終的な結果は更にひと月ほどしなければわかりませんが、まず第一段階は予定通りの期日に間に合わせられたので合格だと思います。

昨日、娘の初給与の日でした。バイト先は月末締め翌月２５日支払。９月から働いていたのに、やっとのことでバイト代が入ったのに、なんと、娘曰く。

「ＡＴＭの使い方知らないんだけど、教えてくんない？」

「え？知らないの！」

「教えてもらってないし、わかるわけないじゃん。一回教えてくれれば覚えるよ。」

・・・・・箱に入れて育てたつもりはありません。確かに面と向かって教えたことはないですけど、一緒に銀行でお金おろしたりしてるんだから知っているものと思っていたのです。

「今までだって一緒に銀行に行ってお金下ろすところ見ていたでしょ？」

「だって、今まで使う必要がなかったから、覚える必要なくない？」

・・・・娘よ、お前もか・・・・。

息子の、「自分が必要と思わない情報は蓄積しない」という性質に散々呆れていた私ですが、よもや娘にもそういう傾向があったとは！！！

無駄に情報を取り込みすぎる自分に、必要な情報しか取り込まないかぴぱら氏。
私の遺伝子は娘においても、かぴぱら氏の遺伝子に負けていたのか！！

とにかく、お金回りの事はしっかり覚えてもらわないといけないので、今日は駅で待ち合わせ、ＡＴＭ機の前で、実地訓練を致しました。初めて手にしたバイト代です。しかし、すでに大好きなバンドのグッズを買い、友達と遊びに行くために前借をし・・・その額約２万。その分はしっかり精算させてもらいました。全くねえ～。

娘と夕飯を食べたあと、今日はバレエ「くるみ割り人形」のＤＶＤを鑑賞。
二人できゃあきゃあ言いながら楽しみました。

娘：「いつかパリのオペラ座でバレエの生舞台みたいよね～！！」

私：「まずはお金を貯めましょう。」

美大はお金かかるんですよ。８万もする映像編集ソフトを欲しいって言ったの貴方でしょ？ＤＶＤでしばらく我慢してください！！

やっと週末

木曜・金曜も残業して、なんとか進行中の企画準備が八割がた終わりました。まだ準備段階ですから気は抜けませんが、とにかく予定通り作業が進められそうなので、少しほっとしました。

木曜日はかぴぱら氏が、金曜日は娘が夕飯を作っておいてくれました。家族の協力が身に沁みます。でも、後片付けは私なんですよね・・・。そこまでやってくれたらパーフェクトなのになあ～。

ひと月ほど前から、お風呂の栓が具合悪く、お湯が漏れてしまう状態が続いていました。温水暖房便座の取り付けで水道屋さんを呼んだ時見てもらおうとしたら、「これはメーカーさんに直してもらってください～。」とのことでした。温水暖房便座の取り付けが自力でできなかったのがちょっと悔しかったので、メンテナンスブックを引っ張り出して来て、栓の調整ができないか、試してみました。悪戦苦闘３０分！調整できました。水漏れが止まりました～。出張してもらえばそれだけで１万円くらい取られますからね。節約、節約～。

そして、節約したお金で、今日もお遊びにとくりだしましたョ。
今日から始まった「ゴヤ展」とその記念講演会に行ってきました。プラド美術館から今回の展覧会の監修に関わったお二方が講演なさいました。
今回は４０年ぶりに「着衣のマハ」が出展されています。タペストリーの下絵や肖像画といった油絵の他に、素描や版画の展示もあり、なかなか見ごたえのある展覧会でした。講演会は１２時からチケット配布だったのですが、１１時半にはもう多くの方が並んでいました。講演会のチケットをゲットしてからレストラン「すいれん」でランチを食べて、２時から講演会。さすがに連日の残業の疲れが出てしまい、途中船をこいでしまいました。スペイン語のれろれろした発音がとっても眠気を誘うのですもの・・・。

講演会が終わったのは４時半ごろで、それから展示を大急ぎで見ました。
ゴヤは１８世紀～１９世紀に活躍した画家ですが、絵を見ているとそんなに古い感じがしません。油絵は確かにロココ風の華やかさもあるのですが、版画はもっとずっと新しい感じがします。戦争をテーマにした版画は特にそう感じました。
ゴヤの絵は諧謔と洒脱さがあるように感じます。残酷なテーマであっても、絶望を感じられないのはなぜなのでしょうか？１８世紀は光の世紀と言われましたが、そのその残照が彼の人生を照らし続けたのか？

駆け足でめぐってしまったけれど、なかなか印象深い作品が多かったように思います。

ノー残業デー

月曜日・火曜日と１０時まで仕事。家に帰りついたのは１１時近くなっていた。この時間だと、その辺にあるものをとりあえず食べてお風呂に入って寝るだけで精一杯。今日はノー残業デーだったので、定時に上がって美容室に行くことにしました。髪が伸びるのが早いので、２カ月もするともっさりしてしまうのです。

今朝、娘が学校帰りに美容室に行くと言っていたので、帰りに一緒に夕飯食べちゃおう♪という魂胆も。最寄駅前の行きつけの美容室の店長さんは、ＴＯＫＩＯの山口君似です。基本的に男性は苦手なんですけど、この方は大丈夫。物腰も柔らかいし、仕事も丁寧です。もう２年ぐらいずっと担当してもらっているので安心できます。

娘はいつも副店長さんに担当してもらっています。今月は誕生月で２０％オフ。カラーリングとカットをしました。前回ブリーチしたので、かなり髪が傷んでしまったようなので、トリートメントもすることに。今回は黄色味を押さえピンクがかったブラウンにしていました。私より２割増し濃い顔立ちの娘は、明るい色の髪もそれなりに似合います。

ヘアマニュキアをして白髪隠しをし、もっさりしてしまった頭をすっきりと小さくして、頭皮と肩をマッサージしてもらって、さっぱりしました。

入社以来２４年間ずっとノーメークでしたが（別段それで注意されたことありませんでしたし、見なれるとそういう顔なんだって事になるようです）、軸足を家庭から仕事へとシフトするに当たり、わかりやすく外見を整えようということで、最近はとりあえずメイクするようになりました。

はじめてメイクして行ったら、事務所の人が何事か！！って驚いてました。でも次の日からは、もう慣れちゃって、反応なし。そんなものです。顔はやっぱり記号なんだわ。顔に顔料を塗りつけるっていうのはやっぱり慣れないけれど、さすがに目の下にクマさん常駐、ゾンビの肌色じゃあ、塗らないわけにはいきません・・・・。

それにしても、ファンデーションてすごいと思います。ひと塗りで明るい肌色出来上がり♪なんですもの。頬紅をはたけば健康的な顔色に！アイラインを引いて、ビューラ―で睫毛を上向きに矯正すればぱっちり目元。自然な赤味の口紅を塗ればそれなりにみられる顔になるってすごいなあ・・・・。最近は目薬の副作用で本当に睫毛がばさばさして来たので、ビューラーで持ち上げる事ができるんですよ。これでマスカラ塗ったらどうなるのかな？ちょっと試してみたくなってきました。自分の顔がおもちゃになっています。地顔がすごく薄い顔なんでいじった分だけ変わるってのが面白いです。まあ、いじると言っても朝１５分ですけどね・・・・。
どうせ誰も私の顔をじっとみたりするわけないので、へたくそでもたいして問題ありません。「化粧をした顔」という記号が大事なんですよ。

何故ずっと化粧をしないで来たのか？顔に顔料を塗るという事がそもそも好きではないということと、かぴぱら氏が化粧嫌いということが理由としては大きいですね。
普通奥さんがきれいにしている方がうれしいと思うのですけど、かぴぱら氏は化粧すると機嫌が悪くなるんです。変わってますよねえ・・・。

「一応仕事の都合上で、化粧するんだからね。」といいわけしますけど、かぴぱら氏は朝なんとなく嫌そうな顔するんですよね。目の下クマさん常駐、ゾンビ色の肌でも、化粧しない影の薄ーい顔の方がよいと言ってくれるってのは、良いことなのか、悪いことなのか・・・。そもそも、私の顔に興味なんてないのかも。いや違う。だって化粧すると嫌がると言うことは、興味がないというわけではないってことで・・・。どっちにしても、かぴぱら氏の嗜好はよくわかりません。

今日は中休みで、明日、明後日はまたがっつり残業予定です。社内報の原稿はやっと最終稿を入稿。まだまだ道のりは半ばにも至っていませんが、頑張るのみ！！

かぴぱら氏帰宅

モツレクの歌練習が終わって家に電話したら、かぴぱら氏が帰宅していた。いつものことながら予告なしである。でも、午前中ちゃんと掃除しておいたので、まあいいか。昨日予告なく外泊した息子は、まだ帰っていないらしい。

この父子ときたら、全くフーテンの寅さんみたいだ。風のむくまま、気のむくまま。私の心配などどこ吹く風。好きな時に出て行って、好きな時に帰ってくる。寅さんと違うのは、惚れっぽくないところか。父子そろって、絶食系にちかい草食系なのであまり心配はない。帰ってこないときは研究室に泊ってるか、友達のところに転がりこんでいるかだ。一応、息子には彼女がいる。色白でスタイルもいいし、お顔立ちもなかなか可愛らしい。高校・大学と同じだから、お互い地を知っての上でのお付き合い。蓼食う虫も好き好きというし、早いところ婿にもらってくれないかなあ・・・。彼女は一人っ子。こんな息子でもいいならば、婿養子もＯＫですわ。今更「家」にこだわるような時代じゃないし、息子の事を愛して面倒見てくれるっていう太っ腹な女子がいるなら、ぜひお願いしたいと言うもんです。かぴぱら氏もマスオさんみたいなもんだし・・・・。

娘は３月１１日、あの地震の日、某テーマパークにお友達と行っていた。その日の券で再入場できるということで、今日はあの日一緒にいった友達と遊びに行ってしまった。いつもは食糧買い出しに行く時には、娘を連れていくことが多い。余分な物も買わされるが、ほぼ一週間分の食料を買うとなると、荷物持ちがいないと大変なのだ。

今日は娘も息子も不在なので、仕方なくかぴぱら氏を荷物持ちに連れていくことにした。マンションの下で電話をかけて、待っていると、ひょこひょことエントランスに降りてきた。相変わらずのムーミン体型だなあ・・・。まるっちい体に短い手足っていうフォルムはどことなくユーモラス。昔はがっちり体型だったのに、今やムーミン君・・・、月日って残酷。でも、ムーミンも好きだから、問題なしなんだけど。

１週間ぶりの御対面～でかけられた言葉は、「こんにちは～♪」ですと！やっぱり、こいつ変だよ。あんまりいったりきたりが激しいので、日本語がおかしくなっているんじゃないだろうか？

行きつけのスーパーでカゴ二つ分のお買いもの。かぴぱら氏は腕っ節が強いので、私ではとても持ちきれない荷物をひょいひょいと持って運んでくれる。普段頼りになるって思うことはほとんどないけれど（不在がちだから頼りようもないし）荷物持ちをしてもらうと、こういう時にはいいよねえ～と思う♪

夕飯をさしたる会話もなく二人で食べて、私はこうしてＰＣに向かっていて、かぴぱら氏はＴＶをつけっぱなしで仕事の電話やらメールチェックやらしている。一週間ぶりだからってどうってことなし。まったりと夜は更けていくのであります。