管理人の徒然
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7月の残業時間が30時間越え・・・・。お遊びの為に週休2日を確保するには、残業で対応するしかないのでこういう事になるんですねえ・・・。計算上では、週休1日にすれば定時上がりも可能という事なんでしょうけど、お遊びと家事の両立を図る為には、やはり週休2日を確保しないとです。
今日は、横浜そごう美術館で開催中の「幽霊・妖怪画大全集展」を見て参りました。幽霊・妖怪と言っても、美術館で見るとそんなに怖くはないですね。ましてやデパートの中の展示スペースですから、人も沢山入っていて心強いです。先日行った三井記念館での展示より、更にカジュアルな感じの作品が多かったです。夏休みの子供を意識してか、キャプションも大人向けと子供向けが用意されていて、読み比べるとなかなか面白いです。某アイドルグル―プの総選挙をもじった「YKI48総選挙」なる企画もあって、なかなか楽しめます。
日本の幽霊画は怖いというというより、この世とあの世の狭間に漂う人間の魂の諧謔や哀切が感じられてなかなか趣深いものだと思います。妖怪に至っては、ほんとにどこか人間臭いというか、日本人が人と人以外の存在の区別をはっきりさせていなかったのだな・・・と感じます。虫の発する音を「声」と規定する日本人の脳みそは、妖怪という想像上の存在さえ、人に通じる姿にして愛してしまうんでしょうか。
日本のアニメーションや特撮に現れた豊かなイマジネーションは、確実に祖先たちが残してきた様々なイマジネーションを引き継いでいるものなのだと感じます。それだけではなく、アメリカのアニメーションなども、日本の絵巻や掛け軸に影響受けてるな・・・と感じる事があります。日本美術はむしろ海外で高い評価を受けていたりします。博物館などのコレクションも充実しているし・・・。海外に日本の名品がたくさんあるのってちょっと複雑です。今回の展示で伊藤若冲の「付喪神図」が出品されていましたけれど、そのモダンな感覚にびっくりしました。現代アートと言ってもいいくらいな斬新さがあります。
横須賀美術館でも、妖怪企画があるので見に行きたいところなのですが、横須賀はちょっと遠いんですよね・・・。9月1日までだし。
帰りに、明日までの「レオ・レオニ」展を見ようと渋谷で途中下車して東急本店まで行ったのですが、
ものすごい行列になっていたので断念して家に帰ることにしました。残念ですけど、あの列ではチケットを買うまでに小1時間、入っても人の頭ごしに見るのが精一杯でしょうから・・・。
今日は町のお祭りで花火大会がありました。そうとは知らなかったのですが、家で1人晩酌を始めたらドンドンと音が聞こえ始めたんです。慌ててカーテンを開けたら、窓から花火がきれいに見えました。我が家の階からだと下半分は建物の蔭で見えないのですが、高く上がるタイプのものは十分美しく見えました。日本の花火も本当に繊細で美しいですよね。ハートに矢が刺さった図柄とか、どうやって火薬で描くんでしょう?すごい技術だと思います。
日本の花火師さんとか、海外で公演したらすごく喜ばれるんじゃないだろうか?
日本では当たり前の物が海外にはなくて、どんどんそういうものを紹介していったら日本のすごさをアピールできる気がするんです。ベルサイユ宮殿の庭に、日本の花火を打ち上げるっていう企画、どうでしょう?
漫画やアニメだけじゃなく、日本が持っているエンターテイメントとをもっともっと海外にしらせてほしい。その為には、やっぱりもっと日本を知らなきゃいけないし、外国の事も知らなきゃいけないんですよね。
うーん、文部科学省にはもっと本気で日本語教育を充実させてほしいなあ。国際化というとすぐ英語教育!ってなってしまうけれど、心のなかに「伝えたいもの」をちゃんと持つことの方が先で、母語である日本語を充実させて、感じたものを表現する力を子供に保証して上げて欲しいんですよね。美しい日本語がたくさんあるのに、それを知らず、その言葉の響きを楽しんだり、その言葉によって、心に湧いてくるたくさんの感情を人に伝える喜びを経験できないのは、せっかくこの国に生まれたのに、もったいない。
孫にいつ恵まれるかわからないけれど、また小さい人と触れあえる日がきたら、沢山日本の昔話とかをしてあげたいですね。いろんなところに連れていって、沢山の物を見せてあげたいなあ・・・。一緒にありの行列を座りこんでみたり、どろんここねたり、でたらめな歌を歌ったりもしてあげたいなあ。夕焼けを見てきれいだなあ・・・とつぶやいたり、花の匂いをかいで鼻をならしたりして・・・。青みがかった白目にくっきりと黒目があるような、小さな人と微笑みあえたら・・・、想像しただけで、胸が甘酸っぱくなっちゃいます。
こういう事を考えるってのは、やっぱりもう、おばあちゃんに近づいている証拠なんでしょうね。
今日は、横浜そごう美術館で開催中の「幽霊・妖怪画大全集展」を見て参りました。幽霊・妖怪と言っても、美術館で見るとそんなに怖くはないですね。ましてやデパートの中の展示スペースですから、人も沢山入っていて心強いです。先日行った三井記念館での展示より、更にカジュアルな感じの作品が多かったです。夏休みの子供を意識してか、キャプションも大人向けと子供向けが用意されていて、読み比べるとなかなか面白いです。某アイドルグル―プの総選挙をもじった「YKI48総選挙」なる企画もあって、なかなか楽しめます。
日本の幽霊画は怖いというというより、この世とあの世の狭間に漂う人間の魂の諧謔や哀切が感じられてなかなか趣深いものだと思います。妖怪に至っては、ほんとにどこか人間臭いというか、日本人が人と人以外の存在の区別をはっきりさせていなかったのだな・・・と感じます。虫の発する音を「声」と規定する日本人の脳みそは、妖怪という想像上の存在さえ、人に通じる姿にして愛してしまうんでしょうか。
日本のアニメーションや特撮に現れた豊かなイマジネーションは、確実に祖先たちが残してきた様々なイマジネーションを引き継いでいるものなのだと感じます。それだけではなく、アメリカのアニメーションなども、日本の絵巻や掛け軸に影響受けてるな・・・と感じる事があります。日本美術はむしろ海外で高い評価を受けていたりします。博物館などのコレクションも充実しているし・・・。海外に日本の名品がたくさんあるのってちょっと複雑です。今回の展示で伊藤若冲の「付喪神図」が出品されていましたけれど、そのモダンな感覚にびっくりしました。現代アートと言ってもいいくらいな斬新さがあります。
横須賀美術館でも、妖怪企画があるので見に行きたいところなのですが、横須賀はちょっと遠いんですよね・・・。9月1日までだし。
帰りに、明日までの「レオ・レオニ」展を見ようと渋谷で途中下車して東急本店まで行ったのですが、
ものすごい行列になっていたので断念して家に帰ることにしました。残念ですけど、あの列ではチケットを買うまでに小1時間、入っても人の頭ごしに見るのが精一杯でしょうから・・・。
今日は町のお祭りで花火大会がありました。そうとは知らなかったのですが、家で1人晩酌を始めたらドンドンと音が聞こえ始めたんです。慌ててカーテンを開けたら、窓から花火がきれいに見えました。我が家の階からだと下半分は建物の蔭で見えないのですが、高く上がるタイプのものは十分美しく見えました。日本の花火も本当に繊細で美しいですよね。ハートに矢が刺さった図柄とか、どうやって火薬で描くんでしょう?すごい技術だと思います。
日本の花火師さんとか、海外で公演したらすごく喜ばれるんじゃないだろうか?
日本では当たり前の物が海外にはなくて、どんどんそういうものを紹介していったら日本のすごさをアピールできる気がするんです。ベルサイユ宮殿の庭に、日本の花火を打ち上げるっていう企画、どうでしょう?
漫画やアニメだけじゃなく、日本が持っているエンターテイメントとをもっともっと海外にしらせてほしい。その為には、やっぱりもっと日本を知らなきゃいけないし、外国の事も知らなきゃいけないんですよね。
うーん、文部科学省にはもっと本気で日本語教育を充実させてほしいなあ。国際化というとすぐ英語教育!ってなってしまうけれど、心のなかに「伝えたいもの」をちゃんと持つことの方が先で、母語である日本語を充実させて、感じたものを表現する力を子供に保証して上げて欲しいんですよね。美しい日本語がたくさんあるのに、それを知らず、その言葉の響きを楽しんだり、その言葉によって、心に湧いてくるたくさんの感情を人に伝える喜びを経験できないのは、せっかくこの国に生まれたのに、もったいない。
孫にいつ恵まれるかわからないけれど、また小さい人と触れあえる日がきたら、沢山日本の昔話とかをしてあげたいですね。いろんなところに連れていって、沢山の物を見せてあげたいなあ・・・。一緒にありの行列を座りこんでみたり、どろんここねたり、でたらめな歌を歌ったりもしてあげたいなあ。夕焼けを見てきれいだなあ・・・とつぶやいたり、花の匂いをかいで鼻をならしたりして・・・。青みがかった白目にくっきりと黒目があるような、小さな人と微笑みあえたら・・・、想像しただけで、胸が甘酸っぱくなっちゃいます。
こういう事を考えるってのは、やっぱりもう、おばあちゃんに近づいている証拠なんでしょうね。
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