管理人の徒然
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
オランダの歴史学者のホイジンガさんは、人間を『ホモ・ルーデンス』って言っているし、後白河法王が編んだ歌謡集『梁塵秘抄』には、「遊びをせんとや生れけむ、戯れせんとや生れけん、遊ぶ子供の声きけば、我が身さえこそ動がるれ。」なんて今様がおさめられている。
だからっていうわけじゃありませんが、やっぱり人間は遊ばなくちゃいけない!!と強引なこじつけをして、今日は有給を取って遊んでしまいました。
そもそも、6月に宝塚の舞台のチケットを取ったんです。その時にはまだ、仕事がこんな状態になるなんて、露ほども思っていませんでした。演目は『ジャン・ルイ・ファージョン 王妃の調香師』でございます。18世紀実在の調香師さんでございます。18世紀フリークとしては、外せない演目でございましょう?いろいろ頑張って手配してチケットを取ったのですよ~。
日本青年館での宝塚公演は初体験でございます。2階席の下手側のちょうど真ん中あたりのチケットです。比較的小さなホールですので、二階席でも、結構ステージから近い印象です。二幕のミュージカルという事ですが、歌は少なめで、どちらかと言うとしっかりお芝居しているという感じです。原作本は勿論読んだ事があります。脚本も演出も手堅く骨太、衣装も時代考証をしっかりやっていて、ぶっ飛んだファンタジーにはなっていません。衣装の色目も上品で、セットも必要以上の装飾も無いし、全体に『宝塚ってこんなでしたっけ?』と思うほどの出来栄え。勿論、しっかりやっぱり宝塚!!っていう場面もありますけど。久しぶりの宝塚の舞台ですが、感動してしまいました。しかし、何が困ったって、ところどころで、「どうしてオスカル様やアンドレは出て来ないの?」っておもちゃうんですよ。f実在さんのお芝居なんですから、フィクションの彼らが出てくるはずないんですけど、バスティーユのシーンで、ここにはO様がいなきゃとかどうしても思っちゃうのですよ~。
来年のベルの公演もこんな感じで作って欲しいなあ。原作を生かした骨太な人間群像を宝塚の美しい生徒さん達に演じていただけたら、うっとりなのに・・・・。お衣装も時代考証をもうちょっとちゃんとやっていただいて、衣装の素材とか色とか・・・・、注文が多すぎると自分でも思いますけど。
生徒さんの情報に詳しくないのですが、今回のフェルゼン役の真風涼帆さんがすごくイメージ通りでよかったです。甘いマスクにスリムなボディ~!!あと、検事役の汐月しゅうさん。眼光鋭くワイルドな魅力でよかったです~。汐月さんにアランやって欲しいな~。
舞台が終わってから、丸の内に移動して、もう一度シャルダン展を見に行きました。平日の4時過ぎだから、混んではいないと思いましたけど、貸し切りに近い状態ってどういう事なんでしょう?勿論、誰にも邪魔されることなく思う存分作品と向き合えるのは嬉しいですよ。でも、シャルダンの名品が日本にこれだけの数が来るなんてありえないんですよ!!フェルメールの1点をみる為に長蛇の列を辞さないなら、何故、このシャルダンを見に来てくれないの~(泣)本当に素晴らしい作品ですので、ぜひ復元修理が終わった東京駅を見に行かれるような事があったら、ぜひ見に行かれて下さいませ。
今日無理やり休んでしまいましたので、明日からまた残業・残業・残業~。
だからっていうわけじゃありませんが、やっぱり人間は遊ばなくちゃいけない!!と強引なこじつけをして、今日は有給を取って遊んでしまいました。
そもそも、6月に宝塚の舞台のチケットを取ったんです。その時にはまだ、仕事がこんな状態になるなんて、露ほども思っていませんでした。演目は『ジャン・ルイ・ファージョン 王妃の調香師』でございます。18世紀実在の調香師さんでございます。18世紀フリークとしては、外せない演目でございましょう?いろいろ頑張って手配してチケットを取ったのですよ~。
日本青年館での宝塚公演は初体験でございます。2階席の下手側のちょうど真ん中あたりのチケットです。比較的小さなホールですので、二階席でも、結構ステージから近い印象です。二幕のミュージカルという事ですが、歌は少なめで、どちらかと言うとしっかりお芝居しているという感じです。原作本は勿論読んだ事があります。脚本も演出も手堅く骨太、衣装も時代考証をしっかりやっていて、ぶっ飛んだファンタジーにはなっていません。衣装の色目も上品で、セットも必要以上の装飾も無いし、全体に『宝塚ってこんなでしたっけ?』と思うほどの出来栄え。勿論、しっかりやっぱり宝塚!!っていう場面もありますけど。久しぶりの宝塚の舞台ですが、感動してしまいました。しかし、何が困ったって、ところどころで、「どうしてオスカル様やアンドレは出て来ないの?」っておもちゃうんですよ。f実在さんのお芝居なんですから、フィクションの彼らが出てくるはずないんですけど、バスティーユのシーンで、ここにはO様がいなきゃとかどうしても思っちゃうのですよ~。
来年のベルの公演もこんな感じで作って欲しいなあ。原作を生かした骨太な人間群像を宝塚の美しい生徒さん達に演じていただけたら、うっとりなのに・・・・。お衣装も時代考証をもうちょっとちゃんとやっていただいて、衣装の素材とか色とか・・・・、注文が多すぎると自分でも思いますけど。
生徒さんの情報に詳しくないのですが、今回のフェルゼン役の真風涼帆さんがすごくイメージ通りでよかったです。甘いマスクにスリムなボディ~!!あと、検事役の汐月しゅうさん。眼光鋭くワイルドな魅力でよかったです~。汐月さんにアランやって欲しいな~。
舞台が終わってから、丸の内に移動して、もう一度シャルダン展を見に行きました。平日の4時過ぎだから、混んではいないと思いましたけど、貸し切りに近い状態ってどういう事なんでしょう?勿論、誰にも邪魔されることなく思う存分作品と向き合えるのは嬉しいですよ。でも、シャルダンの名品が日本にこれだけの数が来るなんてありえないんですよ!!フェルメールの1点をみる為に長蛇の列を辞さないなら、何故、このシャルダンを見に来てくれないの~(泣)本当に素晴らしい作品ですので、ぜひ復元修理が終わった東京駅を見に行かれるような事があったら、ぜひ見に行かれて下さいませ。
今日無理やり休んでしまいましたので、明日からまた残業・残業・残業~。
PR
今週は日曜から金曜まで6日連続出勤&毎日2時間以上の残業というハードスケジュールでございました。毎日事務所の鍵閉めをして帰宅するのは、やっぱりうらさびしい気分になりますねえ。それでも、仕事は次々湧いてきて、週明けにはまた書類処理と電話かけが待っているのだろうなあ・・・・。
この春勤続25年となりましたが、仕事は本当に奥が深いです。同僚をみていても、「仕事」に対する考え方は本当に様々です。同じような仕事を与えられても、その仕事ぶりはいろいろ。自分なりに工夫して効率を追求する人もいれば、教えられた通りの事から1ミリたりともはみ出さないという人もいるし、自分の仕事を他人に振り分けて知らんぷりする人もいるし。仕事ぶりをみていると、その人の人となりが見えてきます。振り返って、自分自身はどうだろう?と反省したりもします。
雇われの身だし、時間を切り売りしているに過ぎないのかもしれないけれど、仕事の向こうに社会があると思うと、何かしら自分なりにできる事を探したくなってしまいます。
「どのように稼ごうと、お金はお金」
そう言ってはばからない人がいます。でも、出来る事なら、自分の仕事が誰かの為になったり、喜ばれたりするものであって欲しいじゃないですか。未来に向かって何かが残せる仕事がしたいじゃないですか。胡麻粒のようなものであっても、確かになにか自分の行為によって変化したって事が欲しいじゃないですか!
自己満足と言われてしまえばそれまでなんですけどね。
仕事をしていれば、嫌な事も沢山あります。組織が大きくなれば、それぞれの立場のぶつかりあいだってあります。足元、目先の心地良さだけを求めるなら、日光のお猿トリオになるしかない。でも、お猿トリオに私はどうもなれそうもありません。なれないから、自分で仕事をつくって、背負って、結果を出していくしかないんでしょうね。勿論、他人に自分の考えを押し付ける事はできないし、自分もまた他人に倣う必要もない。自分自身の仕事に対する姿勢の問題です。
半世紀も生きていれば、両手両足の指を使っても足りないくらい失敗も後悔もありますが、反省できても、過去は変えられない。「あの時、違う道を選んでいたら・・・」そう思ったって、もう「あの時」に戻れない。だとしたら、今から変えて行く以外なにができるでしょう?未来は仮定でしかなく、現在の選択の積み重ねが過程になり、結果が生まれ、それが過去の成功にも失敗にもなっていく。どんなに慎重に選んでも、それが失敗になってしまう事があるかもしれない。でも、失敗で終わらせるか、そこから、成功への教訓を引き出すかは自分次第。死んでしまったら、もう、失敗すらできなくなってしまう。
「生きているうちが花」とはよく言ったものです。
明日は、母の墓参りに行きます。
美人で賢くて優しい母が大好きだったけれど、夫と子供の為にだけ生きたような人生ははたして幸せだったんだろうか?後悔はなかったのだろうか?と不肖の娘は思ってしまいます。怖くて聞けなかった問いの答えは、あの世に行って会ったときに聞いてみるしかありません。だから、あの世はあってくれないと困るんですよね・・・・。
残業まみれで、家の中はぐちゃぐちゃで、腰は痛いし、目はしょぼしょぼだし・・・。
でも、子供達に聞かれたら「お母さんは今が一番幸せ!!」って言います。明日何が起ころうとも、子供達は「お母さんは幸せだって言っていた。」と思えるじゃないですか。
自分の為だけじゃなく、子供達の為にも「今が一番幸せ!」な人生にしていかないといけないと思うんです。
大人になった子供に親としてしてやれる事は、もうそんな事ぐらいしかないかもしれません。自分も幸せになりたいし、それ以上に、子供達には幸せになって欲しいです。
来月には娘も20歳。子育ての一区切りがまたやってきます。
この春勤続25年となりましたが、仕事は本当に奥が深いです。同僚をみていても、「仕事」に対する考え方は本当に様々です。同じような仕事を与えられても、その仕事ぶりはいろいろ。自分なりに工夫して効率を追求する人もいれば、教えられた通りの事から1ミリたりともはみ出さないという人もいるし、自分の仕事を他人に振り分けて知らんぷりする人もいるし。仕事ぶりをみていると、その人の人となりが見えてきます。振り返って、自分自身はどうだろう?と反省したりもします。
雇われの身だし、時間を切り売りしているに過ぎないのかもしれないけれど、仕事の向こうに社会があると思うと、何かしら自分なりにできる事を探したくなってしまいます。
「どのように稼ごうと、お金はお金」
そう言ってはばからない人がいます。でも、出来る事なら、自分の仕事が誰かの為になったり、喜ばれたりするものであって欲しいじゃないですか。未来に向かって何かが残せる仕事がしたいじゃないですか。胡麻粒のようなものであっても、確かになにか自分の行為によって変化したって事が欲しいじゃないですか!
自己満足と言われてしまえばそれまでなんですけどね。
仕事をしていれば、嫌な事も沢山あります。組織が大きくなれば、それぞれの立場のぶつかりあいだってあります。足元、目先の心地良さだけを求めるなら、日光のお猿トリオになるしかない。でも、お猿トリオに私はどうもなれそうもありません。なれないから、自分で仕事をつくって、背負って、結果を出していくしかないんでしょうね。勿論、他人に自分の考えを押し付ける事はできないし、自分もまた他人に倣う必要もない。自分自身の仕事に対する姿勢の問題です。
半世紀も生きていれば、両手両足の指を使っても足りないくらい失敗も後悔もありますが、反省できても、過去は変えられない。「あの時、違う道を選んでいたら・・・」そう思ったって、もう「あの時」に戻れない。だとしたら、今から変えて行く以外なにができるでしょう?未来は仮定でしかなく、現在の選択の積み重ねが過程になり、結果が生まれ、それが過去の成功にも失敗にもなっていく。どんなに慎重に選んでも、それが失敗になってしまう事があるかもしれない。でも、失敗で終わらせるか、そこから、成功への教訓を引き出すかは自分次第。死んでしまったら、もう、失敗すらできなくなってしまう。
「生きているうちが花」とはよく言ったものです。
明日は、母の墓参りに行きます。
美人で賢くて優しい母が大好きだったけれど、夫と子供の為にだけ生きたような人生ははたして幸せだったんだろうか?後悔はなかったのだろうか?と不肖の娘は思ってしまいます。怖くて聞けなかった問いの答えは、あの世に行って会ったときに聞いてみるしかありません。だから、あの世はあってくれないと困るんですよね・・・・。
残業まみれで、家の中はぐちゃぐちゃで、腰は痛いし、目はしょぼしょぼだし・・・。
でも、子供達に聞かれたら「お母さんは今が一番幸せ!!」って言います。明日何が起ころうとも、子供達は「お母さんは幸せだって言っていた。」と思えるじゃないですか。
自分の為だけじゃなく、子供達の為にも「今が一番幸せ!」な人生にしていかないといけないと思うんです。
大人になった子供に親としてしてやれる事は、もうそんな事ぐらいしかないかもしれません。自分も幸せになりたいし、それ以上に、子供達には幸せになって欲しいです。
来月には娘も20歳。子育ての一区切りがまたやってきます。
金曜日に恵比寿にある日仏会館で、シャルダンのシンポジウムがあると聞いて、居てもたってもいられず、同僚に無理を言って休ませてもらい、参加てまいりました。あさ10時から夕方6時過ぎまで、びっちりシャルダン研究の発表でした。もう、幸せの極致☆☆
シャルダンの絵画についていろいろ興味深い話が聞けただけでなく、18世紀ブルジョワジーの生活についての話もきけて、一粒で2度美味しい!!18世紀の複製版画の話はもう、妄想全開です!!いつか、このネタでSS書こう♪と心に決めたりして・・・。
土曜日は、朝から行ってまいりました!☆銀座松屋☆
原作原画に宝塚、アニメにKidsと盛りだくさん。原画展はもう3回目くらいですけど、いつみても、原画が放つオーラには圧倒されます。後半の画面はほとんどホワイトによる修正もなくどれだけ池田先生が入れ込んで描かれていたのかがひしひしと伝わってくるような美しさ。ほとんど覚えてしまっている場面でも、原画を見ると、本当に生原稿だから感じられる迫力に圧倒されてしまいます。40年経っても力を失わないって、本当にすごいと思います。
原画展の後、再びシャルダンの講演会。フリックコレクション館の館長代理のコリン・ベイリー氏の講演。金曜日のシンポジウムでも発表されていましたが、その時はフランス語でしたが、英語での講演でした。18世紀のブルジョワ以上の家庭における女家庭教師の存在についての話がとても興味深かったです。
そして、今日は日曜出勤。金・土と休んだツケでございます。楽しく遊んだ後は、お仕事なのです。今週はこのまま、金曜日まで6日出勤になります。それも、予定の仕事をこなすには、毎日2時間ずつぐらい残業しないと・・・・。今日も2時間残業してきました・・・・。
シャルダン展、ぜひ見に行ってください!!日本で知名度が低いだけで、欧米ではすごく評価が高い画家さんなんですよ。38点もの作品が一堂に会するなんて、本当に夢のような展覧会なんです。図版じゃシャルダンの魅力はわかりません。本物を見たら絶対好きになります。
別に三菱一号館美術館の回し者じゃありませんけど・・・。でも、本当に素晴らしいのですよ。
シャルダンの絵画についていろいろ興味深い話が聞けただけでなく、18世紀ブルジョワジーの生活についての話もきけて、一粒で2度美味しい!!18世紀の複製版画の話はもう、妄想全開です!!いつか、このネタでSS書こう♪と心に決めたりして・・・。
土曜日は、朝から行ってまいりました!☆銀座松屋☆
原作原画に宝塚、アニメにKidsと盛りだくさん。原画展はもう3回目くらいですけど、いつみても、原画が放つオーラには圧倒されます。後半の画面はほとんどホワイトによる修正もなくどれだけ池田先生が入れ込んで描かれていたのかがひしひしと伝わってくるような美しさ。ほとんど覚えてしまっている場面でも、原画を見ると、本当に生原稿だから感じられる迫力に圧倒されてしまいます。40年経っても力を失わないって、本当にすごいと思います。
原画展の後、再びシャルダンの講演会。フリックコレクション館の館長代理のコリン・ベイリー氏の講演。金曜日のシンポジウムでも発表されていましたが、その時はフランス語でしたが、英語での講演でした。18世紀のブルジョワ以上の家庭における女家庭教師の存在についての話がとても興味深かったです。
そして、今日は日曜出勤。金・土と休んだツケでございます。楽しく遊んだ後は、お仕事なのです。今週はこのまま、金曜日まで6日出勤になります。それも、予定の仕事をこなすには、毎日2時間ずつぐらい残業しないと・・・・。今日も2時間残業してきました・・・・。
シャルダン展、ぜひ見に行ってください!!日本で知名度が低いだけで、欧米ではすごく評価が高い画家さんなんですよ。38点もの作品が一堂に会するなんて、本当に夢のような展覧会なんです。図版じゃシャルダンの魅力はわかりません。本物を見たら絶対好きになります。
別に三菱一号館美術館の回し者じゃありませんけど・・・。でも、本当に素晴らしいのですよ。
仕事が忙しくて、ストレス満載の日々です。週末に仕事を忘れて、お遊びに没頭して、やっと人心地つく気がします。金曜日にどうしても参加したいイベントがあるので、明日までにある程度仕事の段取りをつけておいて、休みを取り、日曜出勤で一気に片づけようと思っていますが、果たして?毎日事務所の鍵閉めをするような残業をしているのに、なんで仕事ってあとからあとから湧いてくるんでしょうねえ・・・・。
2カ月半ぶりくらいにかぴぱら氏が帰ってきました。「ぐらい」というくらい、かぴぱら氏については出かけても帰って来ても、お互い日常の事と思っているんですね・・・。
せっかく愛するかぴぱら氏が帰って来たのに、今日も残業で、家に帰って来たのは10時近く。かぴぱら氏の得意の「たまごとトマトの炒め物」が作ってありました。偉いぞ、かぴぱら氏!!優しい言葉もプレゼントももらったためしはないけれど、海外と日本を出たり入ったりしながらも、毎日を淡々と紡いでいるかぴぱら氏は、なかなかいい奴だなあと思うこの頃。子育ての苦労も過ぎ去って、どうせ最後まで自分の元に居るのはかぴぱら氏なんですから、まあ、いろいろ、いろいろ、いろいろ、あるにしても、よいところを見て暮らしていきたいものです。
2カ月半ぶりくらいにかぴぱら氏が帰ってきました。「ぐらい」というくらい、かぴぱら氏については出かけても帰って来ても、お互い日常の事と思っているんですね・・・。
せっかく愛するかぴぱら氏が帰って来たのに、今日も残業で、家に帰って来たのは10時近く。かぴぱら氏の得意の「たまごとトマトの炒め物」が作ってありました。偉いぞ、かぴぱら氏!!優しい言葉もプレゼントももらったためしはないけれど、海外と日本を出たり入ったりしながらも、毎日を淡々と紡いでいるかぴぱら氏は、なかなかいい奴だなあと思うこの頃。子育ての苦労も過ぎ去って、どうせ最後まで自分の元に居るのはかぴぱら氏なんですから、まあ、いろいろ、いろいろ、いろいろ、あるにしても、よいところを見て暮らしていきたいものです。
シャルダン展に行ってきました!すごく楽しみにしていたので、遠足の前の日の子供のように興奮しすぎて寝つけなかったんです。地下街はハンスに憑かれる事が多いので、あえて山手線有楽町駅で降りたのに、早速ハンス君が降りてきて、1ブロック先の高級ブランド通りまで行ってしまいました。慌てて、角を曲がったら、なんとか三菱一号館の前の道に辿りつき10時の開館に間にあいました。
開館時に並んだのは30人ほどでしょうか。海外での評価に比べると日本での知名度はかなり低いですからねえ・・・・。でも、絶対に見たら好きになると思います。だって、本当に日本人好みの静かで上質な絵なのですから。とにかくとんでもなく描く技術がすごい描かれている物の圧倒的な存在感。写真のような再現力とは次元が違う。これは図版ではわからない。本物を見て初めて味わえるものです。ぜひぜひ、見に行ってください。
38点という出品数は少ないように思われるでしょうけれど、1つ1つの作品と向き合う時間をたっぷり必要とするので、軽く1時間はかかります。恐らくだんだん来館者を増えるでしょうから、空いているうちにいかれる事をお勧めします。三菱一号館美術館ならではの展示スペースにちょうど納まる展示規模だし、暖炉の上に掛けられている作品は、こんな風に自分の家に置けたらいいなあ・・・なんて思わせてくれます。美術作品の場合、感銘を受けたからと言って、自分の手元に置きたいと思うものばかりではありません。シャルダンの作品は、手元に置いて、毎日眺める事ができたらいいなあ・・・と思わせるものばかり。
特に「木いちごの籠」などは、ストレスフルな毎日を癒してくれそうだなあ・・・・。
普段は図版と一筆箋と絵ハガキくらいしか買いませんが、思わずクリアファイルまで買ってしまいました。会社に持ち込んで、ストレス回避策にしますわ。
午前中に展示を見たうえで、監修者さんの講演を聞きましたが、美の殿堂ルーブルの名誉館長さんは、お茶の水博士でした。講演会を聞きに行く度に思いますが、好きな物を語る人って本当にいい顔してるんですよね。1時間半の講演のはずなのに、結局2時間近くお話してくれて、本当に楽しいひと時でした。
ああ~!例え初心者向けの講演であっても、ルーブルの名誉館長さんの話を「無料」で聞けるなんて本当にすごい。今まで疑問に思っていた事が、整理されてすとんと納まる快感!
日本ってヨーロッパから見れば正に「極東」。例え多額の金銭がそこで動いているにしても、自国の美の遺産を貸してくれるってすごい事なんだと思います。日本だからこそ信頼して貸してくれているのだと思います。マウリッツハイス美術館展の大盛況ぶりを見ても、
美しい物を見たいという日本人の熱意はやっぱり素晴らしいし、せっかく見るのならば、理解したいと思う気持ちもとても強いのだと思います。
今回日本で初めてのまとまった作品を集めての展覧会ですから、シャルダンの日本での人気はこれからなんでしょうけど、フェルメールにも負けないくらい好きになってもらえると思います。実際のところ、私はフェルメールよりシャルダンの方が嗜好にあいます。
だって・・・・・描かれている女の人が美形なんですもん・・・・。
バトミントンの羽をもった少女の絵が出品されていますが、カード遊びや独楽回しをしている男の子の絵もシャルダンは描いていて、それがすごく可愛い男の子なんですよ。出品されていないのが残念です・・・。
会期は1月6日までですが、TVとかで取り上げられると混んでくるとおもいますから、ぜひお早めに。
まるで、三菱1号館美術館のまわしものみたいですねえ・・・(笑)
開館時に並んだのは30人ほどでしょうか。海外での評価に比べると日本での知名度はかなり低いですからねえ・・・・。でも、絶対に見たら好きになると思います。だって、本当に日本人好みの静かで上質な絵なのですから。とにかくとんでもなく描く技術がすごい描かれている物の圧倒的な存在感。写真のような再現力とは次元が違う。これは図版ではわからない。本物を見て初めて味わえるものです。ぜひぜひ、見に行ってください。
38点という出品数は少ないように思われるでしょうけれど、1つ1つの作品と向き合う時間をたっぷり必要とするので、軽く1時間はかかります。恐らくだんだん来館者を増えるでしょうから、空いているうちにいかれる事をお勧めします。三菱一号館美術館ならではの展示スペースにちょうど納まる展示規模だし、暖炉の上に掛けられている作品は、こんな風に自分の家に置けたらいいなあ・・・なんて思わせてくれます。美術作品の場合、感銘を受けたからと言って、自分の手元に置きたいと思うものばかりではありません。シャルダンの作品は、手元に置いて、毎日眺める事ができたらいいなあ・・・と思わせるものばかり。
特に「木いちごの籠」などは、ストレスフルな毎日を癒してくれそうだなあ・・・・。
普段は図版と一筆箋と絵ハガキくらいしか買いませんが、思わずクリアファイルまで買ってしまいました。会社に持ち込んで、ストレス回避策にしますわ。
午前中に展示を見たうえで、監修者さんの講演を聞きましたが、美の殿堂ルーブルの名誉館長さんは、お茶の水博士でした。講演会を聞きに行く度に思いますが、好きな物を語る人って本当にいい顔してるんですよね。1時間半の講演のはずなのに、結局2時間近くお話してくれて、本当に楽しいひと時でした。
ああ~!例え初心者向けの講演であっても、ルーブルの名誉館長さんの話を「無料」で聞けるなんて本当にすごい。今まで疑問に思っていた事が、整理されてすとんと納まる快感!
日本ってヨーロッパから見れば正に「極東」。例え多額の金銭がそこで動いているにしても、自国の美の遺産を貸してくれるってすごい事なんだと思います。日本だからこそ信頼して貸してくれているのだと思います。マウリッツハイス美術館展の大盛況ぶりを見ても、
美しい物を見たいという日本人の熱意はやっぱり素晴らしいし、せっかく見るのならば、理解したいと思う気持ちもとても強いのだと思います。
今回日本で初めてのまとまった作品を集めての展覧会ですから、シャルダンの日本での人気はこれからなんでしょうけど、フェルメールにも負けないくらい好きになってもらえると思います。実際のところ、私はフェルメールよりシャルダンの方が嗜好にあいます。
だって・・・・・描かれている女の人が美形なんですもん・・・・。
バトミントンの羽をもった少女の絵が出品されていますが、カード遊びや独楽回しをしている男の子の絵もシャルダンは描いていて、それがすごく可愛い男の子なんですよ。出品されていないのが残念です・・・。
会期は1月6日までですが、TVとかで取り上げられると混んでくるとおもいますから、ぜひお早めに。
まるで、三菱1号館美術館のまわしものみたいですねえ・・・(笑)