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管理人の徒然
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今週の残業合計は8時間。一日分余分に仕事したってわけですね。仕事の平日が終われば楽しいお遊びの日。今週末は、駒込の東洋文庫ミュージアムで開催中の「マリー・アントワネットと東洋の貴婦人展」を見に行きました。

今週は特にこれが見たいという企画もなかったので、かねてから1度は行ってみたいと思っていた『六義園』に行こうと思い立ち、その近辺でなにか見られるものはないかと探してみました。そうしたら『六義園』の目と鼻の先にある東洋文庫ミュージアムで、とってもそそられる企画があったではありませんか!!これはもう行くしかありません。

お遊び企画の楽しみの一つはランチです。東洋文庫ミュージアムのHPを見たら、小岩井農場さん運営のカフェレストラン「オリエント・カフェ」があるではありませんか!『文庫ランチ・マリーアントワネット』1800円10食限定というメニューに目が釘付け!!なになになに~????これはもう、行って食べるしかない!こうして、駒込駅11時過ぎに某嬢と待ち合わせ、意気揚々と東洋文庫ミュージアムへと乗り込んだのであります。

しかし・・・・、入口には無情にも、『オリエント・カフェは本日ランチタイムは貸切予約の為ご利用いただけません』という張り紙が。なんという事でしょう・・・。がっかりです。すっかりランチは『文庫ランチ・マリーアントワネット』と思って、お腹を空かせたまま来たというのに・・・。

仕方がないので、駒込駅まで戻ろうとした道すがら、小さなフレンチレストランを発見。お腹も空いているし、駅まで戻るのも面倒くさいのでここでいいよね~とばかりに入りました。期待は全然していなかったのですが、これが結構良かったんです。地元では人気のお店らしく、私達が入るとすぐに満席になってしまいました。お料理も美味しかったのですが、デザートが充実していて、人気もうなづけました。すっかりお腹を満たし、東洋文庫ミュージアムに戻りました。

東洋文庫ミュージアムHP⇒

今まで知らなくてなんて残念な事をして来たんだろう!本フェチにはたまらない空間です。東洋文庫の中核コレクションの1つ『モリソン・コレクション』をおさめた部屋は天井までびっちり本が詰まっていて、その空間を眺めているだけでうっとりしてしまいます。ああ~!こんな風に本に囲まれて、好きな本に耽溺したい!!おかれた肘掛椅子に腰をおろし、10分ぐらい妄想に浸ってしまいました。

常設展はいくつかのコーナーに分かれ、珍しい書籍が展示され、デジタルプログラムで貴重な書籍の挿絵を自在に拡大してみたりする事ができます。

企画展「マリー・アントワネットと東洋の貴婦人展」では、マリー・アントワネットの所蔵品だった『イエズス界宣教師らによる外国宣教に関する教化的で興味深い書簡集』26巻が展示されています。赤く染められた革張りの小ぶりの本にマリーアントワネットの所蔵品であった事を示す金の紋章が押されています。専修大学図書館の『ベルンシュタイン・コレクション』といい、東洋文庫のこのコレクションといい、なんでこんな貴重なものが日本に在るのかと不思議でなりません。

マリー・アントワネットは母后マリア・テレジアから譲られた漆器コレクションを持っていたそうですが、今回の展示で驚いたのは、ウイーンの宮廷で、細川ガラシャをヒロインとした音楽劇『気丈な貴婦人』という作品が上演され、ハプスブルグ家の人々のお気に入りであったという事です。(日本人研究者が最近になって記録を発見したのだそうです。)

それにしても、革命に散った悲劇の王妃マリー・アントワネットが、日本の戦国時代にキリスト教の信仰に殉じて命を散らした細川ガラシャの物語に親しんでいたとは!

細川ガラシャの辞世の歌、「散りぬべき 時しりてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ」が
マリー・アントワネットの最期の心境と重なり、余りの因縁の深さに驚きを禁じ得ませんでした。そして、更に鳥肌が立ったのは、二人の享年が同じ37であったこと。

東洋文庫ミュージアムではいろいろな講演会や講習・シンポジウムなどが開催されているようです。これからちょっと気をつけてチェックしていきたいと思います。

さて、2時間近く展示を堪能した後、『六義園』へ。今日は雨もすっかり止んでよい天気。園内はアジサイが丁度見ごろでした。鮮やかな青いアジサイ、可憐なガクアジサイなど、いろいろな種類を楽しみながら園内を1時間ほどかけて一周。途中茶屋で冷やし甘酒をいただきました。氷を浮かべた甘酒は、喉越しもよく、池を渡る風を受けながら、本当に気持ち良くリラックスできました。東京には江戸時代からの由緒ある庭園がいくつか公園として残っています。こうした公園をめぐるのも楽しいですね。

今日は本当に有意義な一日を過ごせたと思います。明日は午前中家のリセット作業。午後は着付け教室です。夜はかぴぱら氏の為に父の日メニューを頑張らないと。

こういう週末の気分転換があるから、平日の仕事が乗りきれるのでしょうね。ポリニャック伯爵夫人病の事なんか忘れちゃうくらい夢中で過ごしちゃえばいいんですよね。
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6月に入って俄かに忙しくなってきてしまい、今週は月曜日から残業。今日は水曜日なので本来はノー残業デーなんですが、取引先の営業さんが終業時間間際にかけ込みでやってきて、対応していたらやっぱり1時間残業・・・。宮仕えの身ですから、仕方無いですね。いろいろいつも頑張って下さる営業さんですから、むげにできないし。

日曜から北海道に出張していたかぴぱら氏が昨晩遅くに帰宅して、今日は在宅勤務。夕飯を作っておいてくれるかな?と淡い期待をもって帰宅したところ、玄関を開けると何やら美味しそうな匂いが!
台所に行くと、かぴぱら氏ならぬ娘が丁度晩御飯の支度を終えたところでした。

今日のメニューは、玉ねぎと若布のお味噌汁、スモークサーモンサラダ、豚肉と野菜と白滝のピリ辛味噌炒め、かぴぱら氏の北海道土産のイクラの醤油漬け、デザートはリンゴ。

娘曰く、「お父が、『ご飯を炊いておきましたから、○○がおかずを作ってください!』って私の部屋に来て言うんだもん。仕方ないから作った~」のだそうです。

レパートリーは少ないけれど、まずまず食べられる物を作れるようになった娘を、父であるかぴぱら氏は、最近上手に使っています。先にご飯を炊いて、何もしていないわけではないという主張するところが、やはり亀の甲より年の功と言えますね。帰宅後すぐに夕食となり、とてもうれしかったのですが、かぴぱら氏も娘も、本日の営業は終了とばかりに夕食後は勝手に思い思いの事を始めるから、片づけは私がする事になりました。まあ、食器洗い機に残菜を払ってセットするだけなんですけどね・・・。

我が家は昔から合宿所みたいな家でしたけど、子供が大きくなるほどにその傾向が強まっているように思います。かの磯野家の対極にあるような家だなあと思います。どんなに散らかっていても、質素な食事でも、家族がのんびりくつろげればそこが家庭で、生活の本拠地なんですよね。

秋には息子がいよいよ独り立ちへの第一歩を踏み出します。自分もそうでしたけど、大人になったら親の手の内から子供が巣立つのは当たり前。巣立つ子供を笑って送りだせる親でいたいものです。
あれこれ忙しい平日を5日間すごし、今日は土曜日、週末です!!
今日は渋谷アップリンクで封切られた「世界が食べられなくなる日」という映画を見に行きました。
http://www.uplink.co.jp/sekatabe/

遺伝子組換作物を長期間にわたり摂取した場合、動物にどんな影響が出るのか?実際に様々な困難を乗り越えながら行われた実験についてのドキュメンタリー映画です。

遺伝子組換作物はすでに私達の食生活の隅々にまで行きわたっているという事実とその安全性確認が、僅か3カ月の実験によってしかなされていないという事に驚愕しました。

今回の実験結果に対し、検証実験とかがされていかないと、すぐにどうだこうだとも言えないのじゃないの?と思うのです。人口増加に伴う食糧増産は今後ますます必要になっていくし、気候変動などで、食糧生産が減れば、まず量の確保が必要だとなるかもしれません。選択は選択肢がある時にしか可能ではないのも事実です。現代社会は複雑で、この方法が一番いいですってなかなか言い切れない。

放射能や遺伝子組換え植物の拡散は、どちらも目に見えないし、体内に入っていつどのように、どんな影響が出てくるかわからないという怖さがあります。子供や孫の世代が負の遺産を背負わされるのもむごいと思います。

放射能の問題も、遺伝子組換作物の問題も、まずは知って、考えてみる事だと思います。知らない事には始まりません。問題点はどこなのか?自分はどうその問題を解決したいのか?自分ができる行動は何か?

多分、みんなそれぞれの考えや行動があると思うんです。どれが正しいとか間違っているとか、言い切るのは難しい。言い切ったところで、状況はどんどん変化しちゃうし。それでも、それぞれの人が一生懸命考えて、行動していくことでしか社会は変わらないのだと思うのですよ。一見ばらばらでまとまりがなく、対立しているように見えても、方向性が見えてくる日がくると思うんです。一番良くないのは、知ろうともせず、考えもせず、行動もせずって事ではないかと思います。

今日は眼科の検査があったので有給をとりました。会社に半休という制度がないので、検査等で半日つぶれると、遅刻にするか、有給にするかという事になるんです。遅刻にはペナルティがついちゃうので有給処理した方が面倒がなくていいです。まあ、その分皺寄せられた仕事は残業になるんですけどね。

子育て期には子供の病気や学校行事で有給を使いきる年もありましたが、ここ数年、有給消化はできて数日。体調不良とか冠婚葬祭とか・・・・。有給がちゃんと消化できる為には、もう少し人員に余裕がなくちゃなんですけど、なかなか難しいですよね。日本全体が人員の余裕を失って、生活のいろいろに支障が出ている気がします。子供は休日を狙って病気してくれる訳じゃないし、生活するって言う事は、嫌でもいろいろな雑務が生じるわけで・・・。そういう事を核家族の中で全部やりくりしろってホントに無理。労働者の権利である有給がほとんど絵に描いた餅って、やっぱりどこかおかしい気がします。有給消化が法令で義務づけられたら、もっと楽に生活できるんじゃないだろうか。普通の休みさえ十分に取れないのが今の日本社会だからなあ・・・・。やっぱりおかしいと思う。

眼科検診のあと、ちょっとしたセミナーに出席して、事務所に寄ってメールチェックだけして早目に帰宅。せっかく時間が余っているならば・・・と言う事で、娘を捕まえてカラオケにいきました。
娘は財布が痛まず好きなカラオケができるなら!!と二つ返事で承諾、駅でおちあいカラオケルームへ。

娘は声が低いので、男性歌手ものを結構歌います。ハスキーな声ですが、音程はちゃんと取れてるので聞いていてもなかなか面白いです。私は勿論、アニばらのオープニングとエンディング、宝塚の『愛あればこそ』は欠かせません!娘の「ちゃんとセリフも言わなくちゃダメよ」という突っ込みに悪ふざけをして「オスカール!!」とか叫んで笑い転げちゃったりしました。そのほかは山口百恵さんとか松田聖子さんとか、同世代のアイドルの歌とかアニメソングとか唱歌とか歌ったりしました。採点結果が一番良かったのは唱歌でしたね・・・。アップテンポな歌は出だしや息つぎであたふたしちゃうんですよ。きっかり1時間二人で交互に歌ってストレス発散。

「誘ってくれればまた付き合うよ~。」と言ってくれる娘はありがたいです。さすがに1人でカラオケはどきどきしちゃいますもの。

今年はルネッサンスの3大巨匠の展覧会が次々に上野で開かれています。
昨日は都美術館で開催中の『レオナルド・ダ・ヴィンチ展~天才の肖像~』へいってきました。
ラファエロ展には、『大公の聖母』という超人気作品がやってきましたが、ダ・ヴィンチ展の方は、目玉作品が少々マイナーな『音楽家の肖像』ですからね。一般受けは今一つのようです。今回はミラノのアンブロジーナ図書館所蔵の手稿と同時代の素描がメインと言っても良く、かなり地味~な展示です。一般受けはしないか知れないけれど、ルネッサンス時代に深く興味を持っている人や画家以外としてのレオナルドに興味がある人には面白い展示かもしれません。なにしろ、レオナルドの肉筆が見られるんですもの。結構素描を見るの好きです。完成された作品とは違って、もっと生の作者のオーラを感じられますからね。

展示を見終わって、びっくりしたのは、惣領冬実さんの『チェーザレ』関連グッズがショップに並んでいた事。レオナルド展とこれから秋に開かれるミケランジェロ展とタイアップして描かれた『二人の巨匠』という作品があって、思わず買ってしまいました。

惣領冬実さんの『チェーザレ』は、今とても楽しみに読んでいる作品なので、嬉しかったです。40Pで約1000円。紙質や印刷もいいので仕方ないと思いますが、ちょっとお高め。
惣領さんの作品は、イタリアやフランスでも高く評価されているそうですが、そりゃ分ります。漫画といっても専門家の監修を受け、更に惣領さんご自身もとても熱心にお勉強された上で描かれているんですもの。
日本の漫画の底力を世界に見せてやってくださいませ!!

あと、1つ驚いたのは、上野駅構内の本屋さんに、あの、週刊マーガレット創刊50周年記念号が「大好評に付き再入荷!」というPOPがついておかれていた事。3冊ぐらいまだありましたよ。品切れで手に入れられなかったと嘆いていらっしゃった方が数多くいたはずなのに、何故、こんなところに?と不思議に思ってしまいました。まあ、日本全国の書店の中には、売りきれずに出版社に戻したところもあったって事なんでしょうかしら?

いよいよ明後日には、本誌再掲載号が発売です。早起きして、駅の本屋で買ってから会社に行こうと画策しております。カラ―化はまあ、想像がつきますが、1P追加されるところはどんな展開なのか、ちょっとわくわくです。

18世紀関連の「何か」を探して検索していたら、オランプ・ド・グージェの伝記本を見つけました。最期はギロチンの露と消えた彼女の人生がどんなものであったのか、少しずつ読み進めて行きたいと思います。

先日読んだ「リディキュール」もなかなか面白かったです。いろいろな本を読んでいくうちに、だんだんぼんやりしていたその時代の空気感のようなものがはっきりと感じられてくるように思います。
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