忍者ブログ
管理人の徒然
[32]  [33]  [34]  [35]  [36]  [37]  [38]  [39]  [40]  [41]  [42
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

いつもより早めに帰宅したら、かぴぱら氏が家にいました。

「ご飯は炊きました。おかずは作っていません!」

鞄もおろしてないのに、帰ってくるなりそんな事言わなくても・・・。とちょっとむかっ腹が立ちましたが、昨日も一昨日も夕飯の支度をしていないので、今日は仕方ないかな?と夕飯の支度をしました。

息子は近々学会で発表するのだとかで、実験の為に大学に泊り込みらしい。(連絡がないのが常態化してるので、最近は夕飯の頭数にも入れてません。)娘はサークルのお友達とご飯食べてから帰ると一応電話があって・・・。結局かぴぱら氏と水入らずとなりました。

かぴぱら氏は外ではやり手で強面なのに、家では本当にスイッチ切れてしまって同一人物には見えません。
まあ、家庭ってそういうもんなんでしょうけど、あからさまにスイッチOFFっていうのもねえ・・・。

大した会話もなくご飯を食べて、食後のお茶を飲んで・・・・。ああ、もうすでに老夫婦感覚。
甘い言葉のひとつもなく、お互い空気みたいな存在で好きな事やってるけど、やっぱり傍にいると安心って感じ。中年になってそこはかとなく漂いだした加齢臭だって、お互いに気にならない。緩んだ体も皺が出始めた肌も、それなりに許せちゃって、なんか、全然ロマンチックじゃないけど、多分これって幸せなんだろうなあ・・・。


PR
会社の福利厚生プログラムのHPに、いつ出るかと待っていたんです。
今日チェックしたら、出てました~。日曜日のマチネーはすでに売り切れ。7月の平日夜公演を押さえました。有給をむりやり突っ込むか、はたまた、早退して劇場に掛け込むかは、直近になってみたいと分かりませんが、とりあえずチケットが取れたので良かったです。突っ込みどころ満載でも、綺麗なジェンヌさんの華麗な舞台を見たいのですよ。フェルゼン編はラブストーリーの王道といってもいいですからね。オスカル編よりは、心穏やかに見られると思うのです。
「春休みに免許を取る」宣言をして自動車教習所所に通っていた娘が、本日めでたく免許を取得しました。
運転に慣れる為に、休みごとに少しずつ練習をさせないといけません。自動車保険の条件変更をしたら、目玉が飛び出るほど追加金を取られました。まあ、仕方ないですよね。今度裏道を通りながら、実家に帰ってみようと思います。
昨夜かぴぱら氏が約3週間ぶりに帰ってきました。飛行機はだいぶ揺れたそうです。まあ、無事に帰れて良かったです。予定では、映画を見に行くつもりだったのですが、晴れているものの、風が強いし、最初喉の痛みから始まった風邪が気管の方まで下りてきて、咳が出だすと止まらない。これでは他のお客様にも迷惑をかけてしまうので、今日は一日大人しく家にいる事にしました。

そうなると、家族4人の食事を作らないわけにもいかず、なんだかやたらと台所に居る時間がながったような気がします。あまり料理はすきじゃないんですけど、久しぶりに帰ってきたんですから、かぴぱら氏の好きなメニューにしてあげました。何も言わずもくもくと食べていれば、まあ満足という事で、美味しかったとぼそりと言えば、かなり満足しているという事。昔はちゃんと言ってくれればいいのに~って思いましたけど、最近は、そんな事言えるくらいなら、かぴぱらじゃないよね~って思えるようになりました。
老夫婦の心境に近付いちゃってるなあって思います。
同僚に頼んで勤務シフトを交換してもらって、行ってまいりました。
すみだトリニティーホール フランス・ブリュッヘン率いる18世紀オーケストラのコンサートに!!!

本格的な音楽ホールで演奏会を聞くのは本当に久しぶりです。すみだトリニティーホールも初めて。
息子に風邪を移されて体調万全とはいいがたいものの、洗濯と掃除と買い出しを済ませ、早い夕飯を食べていざ出発~。ものすごくわくわくしながら錦糸町の駅に降り立つと、スカイツリーはこちら⇒の看板が。この看板を見るまで、錦糸町がスカイツリーのすぐそばだって気にもとめてませんでした。確かに駅前デッキの上から、スカイツリーが見えました。東京タワーより大きいけど、白っぽくてなんか地味だなって印象でした。やっぱり朱色の東京タワーはインパクトあると思います。ウルトラマンシリーズでしょっちゅう倒されたりして、子供の頃から目にも馴染んでいましたしね。

すみだトリニティホールは床が木の板張りでとても暖かな印象です。一番お安い席でも8000円と高価なせいか、お客様はやたらと中高年男性が多い印象でした。女性も総じて年齢高め。まあ、私も立派な中高年ですから他人様の事は言えません。クラッシックファンって男性がおおいのでしょうかしら。オーディオマニアって男性ってイメージありますもんねえ・・・。多分そうなんでしょう。

フランス・ブリュッヘン氏は御年78。これが最後の来日という事ですが、車いすで舞台に登場された時には、えええええええ、大丈夫なの?と正直思いました。車いすを押してきた方に支えられて指揮台の椅子に座った白髪の後ろ姿は、本当に、背中がまるくなった「おじいちゃん」なんです。

ところが、演奏が始まるやいなや、心配なんて吹き飛んでしまいました。なんてまあ、瑞々しく端正で素敵な音でしょう。聞きなれたメロディーのはずなのに、まるで違う音楽みたいに新鮮でした。音の輪郭が柔らかいというのか、まるでスフマートのような陰影を感じました。それでいて、それぞれのメロディがちゃんと主張しながら調和しているんです。聞くラファエロって感じ?音に人の息使いが乗っているというか、舞台から伝わってくる波動がとても心地よくで、陶然としてしまいました。

モーツアルトの40番、本当に好きなんです~。特に第一楽章の後半の馬車が疾走しているような部分のと第三楽章のメヌエットがすごく好きなんですよ。軽やかなのに、雅やかで生き生きした演奏聞いたことない!!って思いました。もう、18世紀の宮廷にまぎれ込んだか?って思いましたよ。
ブリュッヘンさん「おじいちゃん」なんて言ってごめんなさい。心は青年モーツアルトなんですね!!

青年と言えば、ショパンのピアノ協奏曲は19歳~20歳の時の作品だそうですが、天才ってやっぱり若い時から天才なんですね。今回はショパンが生きた時代に使われていたエラール社製のピアノが使用されて、更に最新の研究によって明らかにされたショパンが作曲したオリジナルに近い楽譜による演奏でした。そのせいか、あれ?いつも聞いているのとちょっと違う?という場所がいくつかありました。
奏者はショパンコンクールの優勝者ユリアンナ・アヴデーエワさん。すらっとした美女なのに、燕尾服のような衣装で登場。派手な衣装で音楽を損ねたくないのだそうです。音楽が主役っていう姿勢がすごくかっこいい~!!
真っ黒な現代のコンサートピアノで違って、飴色の小ぶりなピアノは見るからに華奢でした。圧倒的な現代のピアノの音量に慣れている耳に、その音は最初オーケストラに埋もれてしまっているようにも聞こえたのですが、曲が進むに従って、どんどんピアノの音が際立ってきて、ラストには、完全にピアノがオーケストラを従えているっていうか、ピアノこそが主役の音楽なんだって納得でした。
1番と2番は作曲順が逆なんだそうですが、私は2番の方が好きです。だって、本当に青年の初々しさというか、萌えたての若葉のような柔らかさや生命力を感じるんですもの。現在のピアノはメカとしてものすごく進化しているし、大きなコンサート会場でも大編成のオーケストラでも負けないでしょうけど、ショパンの時代のピアノは、なんというのかな人間サイズって感じで、楽器と人間が共同作業で音を作り出しているって感じがしました。だから、後半に近づくほどどんどん音のきらめきを増していったように思います。

アンコールで、小曲を2曲弾いて下さいましたが、ショパンが実際に弾いて、その時代の人々が聞いた音というのは、こんなものだったのか・・・としみじみと感じ入りました。コンサートホールなのに、なんだか親密な人々が集うサロンに居るような、そんな不思議な感覚でした。

なんの気なしに検索した事が、こんな素敵な経験に結びついたって、本当に奇跡のようです。
会場でいろいろチラシをもらったので、また、生の音楽に触れる機会を持ちたいと思いました。益々お遊びに忙しくなりそう・・・。

家に帰って娘に興奮して話したら、今度連れて行って~!!とおねだりされました。今度は娘と一緒に行ってみたいと思います。



カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール
HN:
DNA
性別:
非公開
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]