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管理人の徒然
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我が連れ合いのかぴぱら氏、今日が53回目のお誕生日です。知り合った時、かぴぱら氏は23歳でしたから、あれから30年かあ・・・・。月日が経つのは早いものです。息子が現在23歳。ふむ、よく似た親子なので、かぴぱら氏と息子が並ぶと、30年の経年変化が歴然という感じです。まあ、息子は若干母親である私の系統も引いているので、かぴぱら氏より少し華奢で背が高い。でも、油断すれば、30年後はかぴぱら氏のように縦横同サイズになりかねないな~。よく脅かしておこう。

毎年かぴぱら氏の誕生日にはプレゼントを贈っています。過去に贈った物を覚えているか聞いたところ、かなり怪しい。かぴぱら氏の記憶能力は主に仕事方面に使われている為、家庭生活についての記憶はほとんどぶっ飛んでいるらしい。子供の誕生日すら覚えているか怪しい。忘れた事を怒ったところで全然悪びれるところがないので怒るだけ無駄、無駄~。

去年は娘と選んだリバティプリントのシャツをあげました。派手な柄にも絶対負けない濃い顔ですからねえ・・・・。今年はネクタイでもあげようかと思ったのですが、近所のショッピングモールでは今一つ気に入った柄が無かったので、いろいろ考えたあげく、クロスのボールペンを贈る事にしました。ショーケースの中に、きれいなブルーの軸のもので赤・黒・シャーペンが1本になっているものがあって、いいな~って思ったんです。かぴぱら氏はブルーが大好きだし、ボールペンなら仕事の時も使えるし。ただ問題は、すぐ紛失してしまう心配があるってこと。いつも国内外をふらふらしているので。まあ、命をなくさないようにしてくれさえすればいいかなって思ってはいるんですけどね。

私からは毎年プレゼントを贈っているけれど、考えてみたら、結婚してからかぴぱら氏に誕生日に限らずプレゼントってもらった事あまりないなあ・・・。誕生日にケーキを買ってきてくれたりするし、ご飯を作ってくれたりするけれど、プレゼントとして物をもらうって事がない。

娘に何気にぼやいたら、「お母さん、お父さんの趣味で選んだ物を、欲しいと思うの?」と痛いところを突かれてしまった。確かに、かぴぱら氏は趣味が悪いわけではないが、いかんせん私とは趣味がまるで違う。かと言って、かぴぱら氏を引き連れて買い物に行き、「これを買って!」っとねだるのも面倒くさい。そんな事をするくらいなら、自前で好きな品物を好きなように買うほうがいい。

かぴぱら氏は私の『可愛いペット』なのです。ペットに誕生日プレゼントを期待するでしょうか?ペットはそこに存在するだけでいいんです。そう思えるようになってから、とっても気が楽になり、かぴぱら氏を愛でる事に専念できるようになりました。怒ったりすねたりしても、ペットなんですから、ご機嫌をとってもよし、放置するもよし・・・。

ペット側からみた飼い主ってどうみえてるんでしょうねえ・・・・。まあ、日本に戻ればちゃんと家に帰って来るところを見ると、私が飼い主だって事は分かっているんでしょう・・・・。よしよし。



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月曜日に三週間ぶりにかぴぱら氏が帰宅。相変わらず、縦横おんなじじゃない?ってくらいコロコロしています。今朝出かけて帰って来たかのような様子でリビングに鎮座するのも相変わらず~。かぴぱら氏が出かけて2週間くらいは、せいせいしているのですが、3週間目に入るとだんだんさみしくなってきます。それで、また滞在が2週間くらいになると、そろそろ出かけてくれないかな~なんて思いだすわけです。3週間サイクルくらいの出張がいい感じかもしれません。夏は3カ月くらい行きっぱなしなので、ちょっとさびしいです。

私がとても神経質(部分的に)なのに対し、かぴぱら氏は実におおらか。そのおおらかさは、すでに「不感症」の域にはいるのではないか?と家族は思っています。若い時は、このおおらかさが癪にさわったりもしたのだけれど、最近は、このおおらかさがあったればこそ、銀婚式を迎えるまで長続きした秘訣ではないかと思っています。

かぴぱら氏の帰宅と入れ違いに息子は学会発表があるとかで、関西方面(どこなのか詳しく言っていかないのでよくわからない・・・)に出かけてしまいました。先週は大学に6連泊。準備が大変だったみたいですが、もはや何をやっているか文系の親には理解できないので、完全放置です。メールで「うまくいった~ひゃほ~!!」みたいなのがきてましたから、元気にやっているんでしょう。今日、やっと「○○大学院の正式な合格通知が来た~!」とメールがきて、ほっとしました。奨学金がもらえることになったのに、大学院に受からなかったら、とんだお笑い草ですからねえ・・・。いろいろご心配いただいた方に、やっと顔向けできますよ・・・。これから渡航申請やら、ちゃんとできるのか?と心配ですが、息子本人の問題なので、放置するつもりです。

男の子は親元なんかにずっといちゃいけないって昔から思ってました。(単純に男がきらいなだけなのかもしれませんが)動物の世界だって、雄は成体になったら群れから離れるっていうのが多いんですから、人間だって、親元から離れて広い世界を見に行ってこい~!!てなもんです。それこそ12歳になるまで、本当に舐めるように可愛がったという自負があるのでもう十分。一日も早く世界に羽ばたいてもらって結構。

目の前に息子を置いておいたら、絶対私の気持ちが持たないとおもうんです。家族の前で見せている姿は余りにも幼く頼りなくて、心配でたまらない。でも、多分、外で見せている姿は、全く違うのだとも思います。だとしたら、お互い距離を持つ方が、精神的によいのだと思います。

故郷は遠きにありて思うもの・・・といいますが、息子も離れてそこはかとなく心配しているくらいのほうが、よいのかもしれません。


モンテ・クリスト伯、言わずと知れた大デュマの小説ですね。子供の頃、「岩窟王」という題名のダイジェスト版を読んだ事があります。友人に裏切られたエドモン・ダンテスが脱獄不能と言われた絶海の孤島の監獄から脱獄し、モンテ・クリスト伯と名を変えて復讐するという話。
岩波の分厚い文庫で全7巻の超大な話を1時間ほどの劇にまとめるのは大変です。有名な話とは言え、観客全部があらすじを知っているわけじゃないですからね。

今回の@宝塚「モンテ・クリスト伯」は、ダンテスとメルセデスを演じる男役・女役のトップさんの魅力を十分に発揮できるようにとてもコンパクトに、テンポよくスピーディーにまとめられていて楽しめました。モンテクリスト伯を上演する予定の学生達を狂言回しに使った演出はなかなかうまい!!って思いました。

当時の時代背景を分かりやすくするために、学生達が現代の出来事や言葉をうまく例えに使っていて、初めてこの物語を知った人でもすんなり理解しやすかったでしょう。ドレス姿にサングラスなんていうシーンもあって、19世紀の話になんで?と思う方もいたでしょうけど、19世紀を舞台にした小説を題材にしながらも、要するに「宝塚歌劇の魅力ってなに?」というところに見事に焦点を合わせた作劇・演出なんだと思うとすごく納得がいきました。

とにかく宙組さんのジェンヌさん達はスタイル抜群で綺麗なんですよ!!原作はドロドロの愛憎渦巻く人間ドラマなんですけど、@宝塚では、ダンテスとメルセデスの美しい愛の物語として原作ラストとは全く違う大団円にしています。綺麗~!!かっこいい~!!素敵~!!と心おきなく思える華やかな舞台は、とっても素晴らしいエンターテイメントでございましたわ。

後半のレビューも華やかで迫力満点。宝塚の歴史を存分に生かした煌びやかで楽しいものでした。何より男役トップさんのレオタード姿って滅多に見られないでしょう。男役と言ってももともと女性なんですから、女性としても美しい方なんでしょうけど、足が信じられないくらい長くて細くてまっすぐでびっくり。普段男役をやってらっしゃるせいか、美しいおみ足を恥ずかしげに隠そうとする感じで、それがまたたまらなく色っぽくて素敵!!

一番最初に宝塚の舞台を見た頃に比べると、楽しみどころが分かってきたし、自分好みの作品も分かってきたので(やっぱり西洋時代物が好き!!)そこを狙えばお値段以上のお楽しみが約束されているように思います。

次回はいよいよ「ベルサイユのばら~フェルゼン編~」です。その次は「ルパン」かしら。シャーロック・ホームズより、断然ルパン派ですもの。その次は「アンドレア・シェニエ」♪公式HPに画像アップされていて、ますます楽しみ~。


はっ!!気がつけば本公演のほとんどに手を出し始めてる?
うううう・・・、熱烈ヅカファンの某嬢の思うつぼかも・・・・。
でも、綺麗で楽しいなら、まっ、いいか。人生は楽しんだもの勝ちなのです。


「18世紀」 「フランス」をキーワードに検索をかけたら、18世紀フランスを舞台にした映画「リディキュール」がヒット。すごく面白そうなので、レンタルDVDとかないかしら?と探したのですが、どうにも見つからず、セルDVDで探したら、高い!中古でも1万円近くするって、ちょっとなあ・・・・。VHSで探したら、700円ほどで見つかりました。なんと我が家にはまだVHSビデオレコーダーが生き残っているのです~。18世紀おフランスフリークの私にはものすごく美味しい作品でした。何しろ古いVHSなので色あせちゃってるし、今のDVDの鮮明な画面に慣れた目には薄ぼんやりな画面なんですけど、主人公役の俳優さんがおフランス~な感じでよかったです。やっぱりフランス映画はお色気シーンはお約束で入ってくるし、女優さんは綺麗だし、俳優さんはハンサムというよりチャーミング!!おっさんまで色気があって可愛い~。本当はもっと綺麗な画面で見たいけれど、1万円はちょっと出せない・・・。
18世紀おフランスが舞台の映画はまだいろいろあるらしいのですが、品薄、お値段高めということでなかなか手に入りません。今回はすごくラッキーだったと思います。

明日は、東京宝塚劇場でモンテ・クリスト伯を見る予定です~。19世紀の女性ファッション好きだから楽しみです♪

今日は暑かったし、このところお疲れ気味なので、ノー残業デーを言い訳に定時退社して帰りました。

家に帰りついたら、娘が台所に立っていたので、夕食の準備をしてくれているのかしら?と思ったら、大学のお友達が明日お誕生日なので、そのプレゼント用にケーキを焼いているとの事。ホットケーキミックスのベースに、バナナと板チョコとカシューナッツ入り。オーブンにケーキを仕込むと、明日の授業のプレゼン準備が終わっていないからといって、娘は「夕飯は任せた!!」と部屋に引き揚げてしまった。

ゆうべはチキンカレーを作ってくれたし、まあいいか。夕食後出来たてのバナナケーキを少しおすそ分けしてくれました。適当に作った割にはいいお味。娘は息子より何倍も生活感があるなあ・・・。
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